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K 2247-2 : 2009
− K及びNa標準溶液,各成分とも1.000 g/L,混合成分でもよい。
注記 濃度が保証されたK及びNa標準溶液であれば,市販品でも使用可能。
JB.5 手順
JB.5.1 干渉
灰化中に試料が飛散する,又はブンゼンバーナの上若しくはマッフル炉の中で予備的に灰化していると
きの温度が高すぎる(特に,K及びNaの場合)ことによって,測定結果が低めにでることがある。無機
成分の混入(例えば,炉の断熱材の混入)によって,測定結果が高めにでることもある。適切な処置を施
してこれらの誤差を防がなければならない。
定量対象の微量成分が,樹脂製容器(試料瓶,メスフラスコなど)の内面に付着している可能性もある。
それゆえに,内面は使用前に酸 (HCl,HNO3)で常に洗浄しておかなければならない。
JB.5.2 試料の前処理
試料100 gを0.1 gの誤差範囲内でひょう量し,石英ガラス皿に入れる。ホットプレートの上でゆっくり
蒸発させながら濃縮し,最終的に乾燥させる。試料が飛散しなくなるまで乾燥したら,その試料をマッフ
ル炉の中に入れ,350 ℃から開始して2時間以内に700 ℃まで上昇させ,完全に灰化させる。少なくとも
30分間は,700 ℃を維持する。
ガス排出口のある温度制御可能なマッフル炉がない場合には,試料をブンゼンバーナ(ドラフト中で)
で大部分を灰化しておき,その後にマッフル炉の中で700 ℃で灰化する。
マイクロ波マッフル炉を用いて灰化する場合には,次の作業手順に従わなければならない。
− 室温から開始する。
− 30分以内に,200 ℃まで直線的に昇温させる。
− 200 ℃で,10分間保持する。
− 120分以内に,700 ℃まで直線的に昇温させる。
− 700 ℃で,30分以上保持する。
試料が室温まで冷えるのを待って,5 mLの硝酸(又は塩酸)及び約20 mLの水を用いて,加熱しなが
ら残留物を溶解する。その溶液をすべて,100 mLのメスフラスコに移す。このメスフラスコが室温まで冷
えるのを待って,標線まで水を加えてよく振る。
JB.5.3 検量線の作成
検量線作成の頻度は,用いる炎光光度計(装置製造業者の仕様及びガイドライン)による。検量線を点
検し,そのドリフトを修正するために,作業日ごとに最低濃度及び最高濃度の標準溶液を測定することが
望ましい。表JB.1に規定される成分濃度を用いることが望ましい。
個々の成分の発光強度は,(通常は,炎光光度計のコンピュータソフトの助けを借りて)検量線を用いて
変換される。
――――― [JIS K 2247-2 pdf 41] ―――――
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K 2247-2 : 2009
表JB.1−検量線作成用溶液
各成分濃度 酸添加量
溶液
mg/L mL/L
0 0
1 0.010
2 0.030
3 0.100 50
4 0.300
5 1.000
6 5.000
JB.5.4 試料の測定
発光強度測定に当たっては,表JB.2に規定する波長を用いなければならない。
表JB.2−測定波長
単位 nm
成分 波長
K 766.5
Na 589.0
前処理した各溶液の測定は,少なくとも3回繰り返して行うものとするが,試料交換の都度十分な洗浄
時間を確保しなければならない。中間の洗浄については,質量分率3 %の硝酸(又は塩酸)溶液を用いる
とよい。
JB.6 結果
JB.6.1 計算
測定値がmg/Lの単位で出力される場合には,後で対応する試料の濃度(mg/kg)に変換する。
JB.6.2 結果の表示
成分ごとの結果は,全測定値の算術平均値とする。その結果は,正確に有効数字2けたまで表示する。
JB.7 試験報告書
報告書は,次のデータを含まなければならない。
a) 試験に供した製品のタイプ及び名称
b) この規格の規格番号
c) 用いた試料採取方法
d) 試験結果(JB.6参照)
e) もしあれば,この規格で規定した測定方法からの逸脱事項
f) 試験日
――――― [JIS K 2247-2 pdf 42] ―――――
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K 2247-2 : 2009
参考文献 JIS K 9901 高純度試薬−硝酸
ISO 5661,Petroleum products−Hydrocarbon liquids−Determination of refractive index
ISO 5667-3,Water quality−Sampling−Part 3: Guidance on the preservation and handling of water
samples
ISO 9020:1994,Binders for paints and varnishes−Determination of free-formaldehyde content of
amino resins−Sodium sulfite titrimetric method
――――― [JIS K 2247-2 pdf 43] ―――――
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K 2247-2 : 2009
K2
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附属書JC
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(参考)
7-
2 : 2
JISと対応する国際規格との対比表
009
JIS K 2247-2:2009 ディーゼル機関−NOx還元剤AUS 32−第2部 : 試験方法 ISO 22241-2:2006 Diesel engines−NOx reduction agent AUS 32−Part 2: Test
methods
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇(V) JISと国際規格との技術的差異の
国際 条ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び名称 番号 の評価
5 精度及び − 5.1 この規格で引用している 削除 5.1の併行精度及び室間再現 欧州で実施したラボ間試験の結果であ
係争 試験精度の統計的特徴は, 精度についての説明を削除 り,参考とすべきと強く要求していた
5.2及び5.3で規定してい し,K.1へ移動した。 が受け入れられなかった経緯がある。
て,“xx(単位)”は,その 機会をとらえて,国際規格の修正を提
併行精度及び室間再現精 案する。
度を示す。
注記 係争とは,SCR − 追加 係争の意味が分かりにくい 技術的な差異はないので,このままと
コンバータシステム ので,注記として説明を追加する。
(以下,SCRコンバー したもので技術的差異はな
タという。)の故障が い。
AUS 32の品質に起因
するものか否かについ
ての訴訟をいう。
− 5.2 併行精度の説明を記載し 削除 5.2は削除し,K.2へ移動し 欧州で実施したラボ間試験の結果であ
ている。 た。 り,参考とすべきと強く要求していた
が受け入れられなかった経緯がある。
機会をとらえて,国際規格の修正を提
案する。
− 5.3 室間再現精度の説明を記 削除 5.3は削除し,K.3へ移動し 欧州で実施したラボ間試験の結果であ
載している。 た。 り,参考とすべきと強く要求していた
が受け入れられなかった経緯がある。
機会をとらえて,国際規格の修正を提
案する。
――――― [JIS K 2247-2 pdf 44] ―――――
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K 2247-2 : 2009
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇(V) JISと国際規格との技術的差異の
国際 条ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び名称 番号 の評価
附属書A A.2 Annex A.2 削除 ISO 5667-2は,既に廃止され機会をとらえて,国際規格の修正を提
(規定) 注記 この附属書で規 A NOTEこの附属書で規定 ている。 案する。
定する試料採取方法 する試料採取方法は,ISO
は,ISO 5667-3に準拠 5667-2及びISO 5667-3に
している。 準拠している。
附属書B − Annex B.7 Precision 削除 Annex Kで同じ内容を参考と 欧州で実施したラボ間試験の結果であ
(規定) B 併行精度及び室間再現精 してまとめて記載しており,り,参考とすべきと強く要求していた
度を規定している。 規格として矛盾している。 が受け入れられなかった経緯がある。
機会をとらえて,国際規格の修正を提
案する。
附属書C 屈折率の分解能を小数 Annex 屈折率の分解能を小数点 変更 分解能が小数点以下4けたで 機会をとらえて,国際規格の修正を提
(規定) 点以下4けたとし,計 C 以下5けたとし,計算結果 も,濃度換算時の有効けた数案する。
算結果を小数点以下4 を小数点以下4けたに丸 は確保できる。
けたに丸める。 める。
− C.7 Precision 削除 Annex Kで同じ内容を参考と 欧州で実施したラボ間試験の結果であ
併行精度及び室間再現精 してまとめて記載しており,り,参考とすべきと強く要求していた
度を規定している。 規格として矛盾している。 が受け入れられなかった経緯がある。
機会をとらえて,国際規格の修正を提
案する。
附属書D − Annex D.7 Precision 削除 Annex Kで同じ内容を参考と 欧州で実施したラボ間試験の結果であ
(規定) D 併行精度及び室間再現精 してまとめて記載しており,り,参考とすべきと強く要求していた
度を規定している。 規格として矛盾している。 が受け入れられなかった経緯がある。
機会をとらえて,国際規格の修正を提
案する。
K2 247-
2 : 2009
4
――――― [JIS K 2247-2 pdf 45] ―――――
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JIS K 2247-2:2009の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 22241-2:2006(MOD)
JIS K 2247-2:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.50 : 交通機関からの排気ガス
JIS K 2247-2:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0133:2007
- 高周波プラズマ質量分析通則
- JISK2247-1:2009
- ディーゼル機関―NOx還元剤AUS 32―第1部:品質要件
- JISK2247-1:2021
- ディーゼル機関―NOx還元剤AUS 32-第1部:品質要件