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K 2400 : 2010
10 技術データシート
浸液の製造業者又は供給業者は,使用者の要求に応じて提供できる技術データシートを作成しなければ
ならない。このデータシートには,次の情報を含めなければならない。
− 製品名
− 製造業者
− 浸液の名称表示
− 利用分野
− 成分
− 屈折率測定の温度
− スペクトル帯域
− 屈折率 ne,nF' 及びnC'
− アッベ数 νe
− 15 ℃40 ℃における屈折率の温度係数
− スペクトル帯域における光路長d=10 mm の透過率
− 自家蛍光
− 染色標本に対する影響
− 23 ℃における密度
− 23 ℃における動粘度
− JIS K 2265-4(クリーブランド開放法)によって求める引火点
− 保管条件
− 推奨するクリーニング剤
− 廃棄に関する情報
――――― [JIS K 2400 pdf 6] ―――――
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K 2400 : 2010
表1−浸液の要求性能a)
区分
項目 タイプN タイプF タイプG
(一般用) (蛍光用) (グリセリン)b)
規定温度 ℃ 23±0.1 23±0.1 23±0.1
スペクトル帯域 nm 400900 3201 100 2301 100
屈折率,ne 1.518 0±0.000 5 1.518 0±0.000 5 1.450±0.005
アッベ数,νe 43±4 43±4 58±4
b)
動粘度 mm2/s 501 500 501 500
透過率 d=10 mm
1 100 nm − 80 % 70 %
1 000 nm − 80 % 70 %
900 nm 90 % 90 % 90 %
800 nm 95 % 95 % 98 %
760 nm 95 % 95 % 98 %
600 nm 95 % 95 % 98 %
500 nm 95 % 95 % 98 %
ス
ペ 450 nm 85 % 95 % 98 %
ク 420 nm 75 % 95 % 98 %
ト
ル 400 nm 60 % 95 % 98 %
380 nm − 90 % 95 %
365 nm − 80 % 95 %
350 nm − 70 % 90 %
330 nm − 40 % 80 %
320 nm − 20 % 70 %
310 nm − − 50 %
230 nm300 nm − − 30 %
自家蛍光(mg/L 硫酸キニーネ)
c)
F (365 nm/450 nm) 0.06 0.02
c)
F (405 nm/485 nm) 1.20 0.50
F (313 nm/450 nm) − − 0.05
注a) グリセリンを除く浸液は,揮発性又は吸湿性成分は含まない。
これらの液体の仕様は,JIS R 3702で規定されたカバーガラスを用いることを想定している。
b) グリセリンは吸湿性があり,その物理的特性は含まれる水分に依存する。
c) タイプNの浸液の自家蛍光は,特に値を定めないが高い値が予想される。
――――― [JIS K 2400 pdf 7] ―――――
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K 2400 : 2010
K2
2
附属書JA
40
(参考)
0 : 2
JISと対応国際規格との対比表
010
JIS K 2400:2010 顕微鏡用浸液 ISO 8036:2006,Optics and photonics−Microscopes−Immersion liquids for light
microscopy
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評(V) JISと国際規格との技
国際規格 価及びその内容 術的差異の理由及び今後の
箇条番号及び題名 内容 番号 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容 対策
の評価
2 引用規格 2 JISにほぼ同じ 追加 JIS Z 7250,JIS Z 8120を追加。 技術的差異はない。
3 用語及び定義 3.1 浸液 − 追加 技術的差異はない。
JISでは,“浸液”及び“自家蛍光”の定
3.2 自家蛍光 義を追加した。
5 浸液の特性及び測 5.3 自家蛍光 4.3 JISにほぼ同じ 変更 技術的差異はない。
固体の蛍光標準は入手が困難なため,注
定方法 記1を削除し,注記2を注記とした。
5.4 動粘度 4.4 JISにほぼ同じ 追加 技術的差異はない。
“毛細管粘度計,例えば,ウベローデ粘
度計,”を,“キャノンフェンスケ粘度計
など”に置き換えた。
7 化学物質等安全デ 6 JISにほぼ同じ 変更 EU指令を国内関係法令に変更した。 技術的差異はない。
ータシート
8 浸液の名称表示 7 JISにほぼ同じ 変更 表示すべき事項を明確にし,例ではJIS技術的差異はない。
及び/又はISO番号・区分表記とした。
9 表示 8 JISにほぼ同じ 変更 技術的差異はない。
表示をパッケージ,取扱説明書にもでき
るようにした。
10 技術データシート 9 JISにほぼ同じ 変更 屈折率のうちnD及びngは,削除した。 技術的差異はない。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 8036:2006,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
JIS K 2400:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8036:2006(MOD)
JIS K 2400:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 75 : 石油及び関連技術 > 75.140 : ワックス,瀝青物質及びその他の石油製品
JIS K 2400:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK2265-4:2007
- 引火点の求め方―第4部:クリーブランド開放法
- JISR3702:1996
- 顕微鏡用カバーガラス
- JISZ7253:2019
- GHSに基づく化学品の危険有害性情報の伝達方法―ラベル,作業場内の表示及び安全データシート(SDS)
- JISZ8120:2001
- 光学用語