JIS K 6253-5:2012 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第5部:硬さ試験機の校正及び検証 | ページ 4

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の差がないようにする。
1 デュロメータ保持台 4 目盛
2 スペーサ 5 分銅
3 デュロメータ 6 化学天びん
図7−スプリング校正装置の例
5.2.5.2 タイプDデュロメータ 測定方法は,力測定装置の範囲が045 Nということを除いて,5.2.5.1
と同様とする。硬さ試験機の押針を指示値0から100まで10ごとに変位して,指示値に対するスプリング
にかかる力を検証する。10か所を行うのが望ましいが,3か所で十分な検証が可能であれば,3か所での
結果でもよい。指示値とスプリングにかかる力及び許容差とを表17に示す。
5.2.5.3 タイプEデュロメータ 測定方法は,力測定装置の範囲が09 Nということを除いて,5.2.5.1
と同様とする。硬さ試験機の押針を指示値0から100まで10ごとに変位して,指示値に対するスプリング
にかかる力を検証する。10か所を行うのが望ましいが,3か所で十分な検証が可能であれば,3か所での
結果でもよい。指示値とスプリングにかかる力及び許容差とを表17に示す。
5.2.5.4 タイプAMデュロメータ 測定方法は,力測定装置の範囲が00.8 Nということを除いて,5.2.5.1
と同様とする。硬さ試験機の押針を指示値0から100まで10ごとに変位して,指示値に対するスプリング
にかかる力を検証する。10か所を行うのが望ましいが,7か所で十分な検証が可能であれば,7か所での
結果でもよい。指示値とスプリングにかかる力及び許容差とを表17に示す。
5.2.5.5 IRHDポケット硬さ試験機 測定方法は,力測定装置の範囲が03 Nということを除いて,5.2.5.1
と同様とする。硬さ試験機の押針を指示値30から100まで10ごとに変位して,指示値に対するスプリン
グの力を検証する。指示値が30100の範囲で,(2.65±0.15)Nに入ることを検証する。8か所を行うの
が望ましいが,3か所で十分な検証が可能であれば,3か所での結果でもよい。
5.2.6 国際ゴム硬さ(IRHD)のプランジャの先端にかかる接触力,押込み力及び合計の力
5.2.6.1 N法,H法及びL法 測定方法は,力測定装置の範囲が06 Nということを除いて,5.2.5.1と
同様とする。プランジャの接触力Fcを測定後,押込み力Fi,すなわちプランジャの先端にかかる力の合計
Ftを測定し,検証する。押込み力は,Fi=Ft−Fcで示される。接触力,押込み力及びプランジャの先端に
加わる力の合計,並びに許容差を表18に示す。

――――― [JIS K 6253-5 pdf 16] ―――――

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表18−国際ゴム硬さ(IRHD)N法,H法及びL法
単位 N
計測対象項目 力
接触力 Fc 0.3±0.02
押込み力 Fi 5.4±0.01
プランジャの先端に加わる力の合計 Ft 5.7±0.03
5.2.6.2 M法 測定方法は,力測定装置の範囲が0160 mNということを除いて,5.2.5.1と同様とする。
測定の際に,硬さ試験機に加わる力は,測定装置から垂直に力を与えられていることを確認する。プラン
ジャの接触力Fcを測定後,押込み力Fi,すなわちプランジャの先端に加わる力の合計Ftを測定し,検証
する。押込み力は,Fi=Ft−Fcで示される。接触力,押込み力及びプランジャの先端に加わる力の合計,
並びに許容差を表19に示す。
表19−国際ゴム硬さ(IRHD)M法
単位 mN
計測対象項目 力
接触力 Fc 8.3±0.5
押込み力 Fi 145.0±0.5
プランジャの先端に加わる力の合計 Ft 153.3±1.0
5.2.7 測定時間 自動タイマ装置をスタンドと併用する場合においては,時間の校正が必要となる。測定
時間は,ISO 18899に規定する校正を行い,その公差の±0.3秒であることを検証する。

6 校正証明書及び検証証明書

  校正証明書及び検証証明書は,JIS Q 17025による。

――――― [JIS K 6253-5 pdf 17] ―――――

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K6
2
附属書JA
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(参考)
3-
5 : 2
JISと対応国際規格との対比表
012
ISO 18898:2006 Rubber−Calibration and verification of hardness testers
JIS K 6253-5:2012 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第5部 : 硬さ試
験機の校正及び検証
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
国際 評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
3 用語及び 3 追加 JIS K 6200及びJIS K 6253-1を追加 JISとして必要なため
定義
4 校正及び 4.2 計測要求項目 表1 4.2 追加 表1表3でスタンドを使用しないデ
検証を行う 表4 ュロメータの場合
ための計測 1) 加圧板の寸法を追加した。 1) ISとして必要なため
要求項目 2) スプリング力の許容差を2倍にし 2) SOに提案中である。
てもよいことを注に記載した。
3) 表1表4で加圧面を質量につい 3) 分かりやすくするための
て説明を加えた。 追加で技術的差異はない。
表3 変更 タイプEは,対応国際規格では,タイ名称の変更であるので,技術
プAOと称している。 的な差異はない。
5 校正及び 5.1 校正及び検証に用 5.1 変更 “公差許容差の0.2倍以下の不確かさ当該ISO規格の規定に従うこ
検証方法 いる測定器 とは,実用的ではないので,
を検定した測定器を用いる”を“公差
ISO規格の次回改正時に変更
の精度を確認できる測定器を用いる”
に変更した。 を提案する。
5.2.5.1 タイプAデュロ 5.2.5.1 追加 スプリング校正装置の例を追加した。 分かりやすくするための追加
メータ で技術的差異はない。
変更 十分に検証できる場合のポイントを3ISOに提案中である。
か所に変更した。
5.2.5.2 タイプDデュロ 5.2.5.2 変更 十分に検証できる場合のポイントを3ISOに提案中である。
メータ か所に変更した。
5.2.5.3 タイプEデュロ 5.2.5.3 変更 十分に検証できる場合のポイントを3ISOに提案中である。
メータ か所に変更した。

――――― [JIS K 6253-5 pdf 18] ―――――

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JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 18898:2006,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS K 6253-5:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 18898:2006(MOD)

JIS K 6253-5:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6253-5:2012の関連規格と引用規格一覧