JIS K 6300-3:2019 未加硫ゴム―物理特性―第3部:ラピッドプラストメータによる可塑度及び可塑度残留指数(PRI)の求め方

JIS K 6300-3:2019 規格概要

この規格 K6300-3は、平行板圧縮方式によって原料ゴム及び未加硫ゴム(配合ゴム)の可塑度並びに天然ゴム(原料ゴム)の可塑度残留指数(PRI)の求め方について規定。

JISK6300-3 規格全文情報

規格番号
JIS K6300-3 
規格名称
未加硫ゴム―物理特性―第3部 : ラピッドプラストメータによる可塑度及び可塑度残留指数(PRI)の求め方
規格名称英語訳
Rubber, unvulcanized -- Physical testing methods -- Part 3:Determination of plasticity and plasticity retention index (PRI) with rapid-plastimeter
制定年月日
2001年1月20日
最新改正日
2019年6月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2001-01-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2019-06-20 改正
ページ
JIS K 6300-3:2019 PDF [16]
                                                                                 K 6300-3 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験の種類・・・・[2]
  •  5 ラピッドプラストメータ可塑度試験・・・・[2]
  •  5.1 目的・・・・[2]
  •  5.2 原理・・・・[2]
  •  5.3 試験装置・・・・[2]
  •  5.4 試験装置の校正・・・・[4]
  •  5.5 試験片の採取・作製・・・・[4]
  •  5.6 試験方法・・・・[5]
  •  5.7 試験結果のまとめ方・・・・[6]
  •  5.8 試験報告書・・・・[6]
  •  6 天然ゴムの可塑度残留指数(PRI)試験・・・・[6]
  •  6.1 目的・・・・[6]
  •  6.2 原理・・・・[6]
  •  6.3 試験装置・・・・[6]
  •  6.4 試験片の作製方法・・・・[7]
  •  6.5 試験片の形状及び寸法・・・・[7]
  •  6.6 試験方法・・・・[7]
  •  6.7 PRIの計算・・・・[7]
  •  6.8 試験結果のまとめ方・・・・[8]
  •  6.9 試験精度・・・・[8]
  •  6.10 試験報告書・・・・[8]
  •  附属書A(参考)可塑度残留指数(PRI)測定のための恒温槽の空気置換・・・・[9]
  •  附属書B(参考)可塑度残留指数(PRI)の試験精度・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6300-3 pdf 1] ―――――

K 6300-3 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ゴム工業会(JRMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。これによって,JIS K 6300-3:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 6300の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 6300-1 第1部 : ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求め方
JIS K 6300-2 第2部 : 振動式加硫試験機による加硫特性の求め方
JIS K 6300-3 第3部 : ラピッドプラストメータによる可塑度及び可塑度残留指数(PRI)の求め方
JIS K 6300-4 第4部 : ブローポイントの求め方

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――――― [JIS K 6300-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6300-3 : 2019

未加硫ゴム−物理特性−第3部 : ラピッドプラストメータによる可塑度及び可塑度残留指数(PRI)の求め方

Rubber, unvulcanized-Physical testing methods-Part 3: Determination of plasticity and plasticity retention index (PRI) ith rapid-plastimeter

序文

  この規格は,2018年に第5版として発行されたISO 2007及び2017年に第5版として発行されたISO 2930
を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,平行板圧縮方式によって原料ゴム及び未加硫ゴム(配合ゴム)の可塑度並びに天然ゴム(原
料ゴム)の可塑度残留指数(PRI)の求め方について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2007:2018,Rubber, unvulcanized−Determination of plasticity−Rapid-plastimeter method
ISO 2930:2017,Rubber, raw natural−Determination of plasticity retention index (PRI)(全体評価 :
MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告1 この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,
その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格
の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
警告2 この規格で規定している試験を行う上で,使用する物質,生成する物質及び廃棄物が,環境
に及ぼす有害性を考慮し,取扱い及び廃棄を含む全ての行為に関しては,これらの関連する
法令・規制要求事項に従う。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6200 ゴム−用語
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則

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2
K 6300-3 : 2019
注記 対応国際規格 : ISO 23529,Rubber−General procedures for preparing and conditioning test pieces
for physical test methods
JIS K 6298 原料ゴム−天然ゴム・合成ゴム−サンプリング及びその後の準備手順
注記 対応国際規格 : ISO 1795,Rubber, raw natural and raw synthetic−Sampling and further preparative
procedures
JIS K 6299 ゴム−試験用試料の作製方法
注記 対応国際規格 : ISO 2393,Rubber test mixes−Preparation, mixing and vulcanization−Equipment
and procedures
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 18899,Rubber−Guide to the calibration of test equipment

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6200によるほか,次による。
3.1
ラピッドプラストメータ可塑度試験(Determination of plasticity−Rapid-plastimeter)
規定の圧縮力,温度及び時間を与えたときの試験片の高さ変形量。
3.2
可塑度残留指数,PRI(plasticity retention index,PRI)
加熱前後での天然ゴムの可塑度の比を指数で表示した値。

4 試験の種類

  試験の種類は,次の2種類とする。
a) ラピッドプラストメータ可塑度試験
b) 天然ゴムの可塑度残留指数(PRI)試験

5 ラピッドプラストメータ可塑度試験

5.1 目的

  この試験は,平行板圧縮方式によって原料ゴム及び未加硫ゴム(配合ゴム)の可塑度を測定するために
行う。

5.2 原理

  この試験は,あらかじめ試験温度に加熱された2枚の平行円形熱板の間に円板状の試験片を挿入し,1
mmの厚さに高速で圧縮する。試験片を15秒間圧縮したままで保持し,その平行円形熱板の温度とほぼ同
一の温度に到達させる。その後,試験片に100 N±1 Nの力を15秒間加え,このときの厚さを読み取り,
可塑度を求める。

5.3 試験装置

5.3.1  試験装置の構成
試験装置の基本構成は,次に示す部分からなる。
a) 平行円形熱板
b) 上下熱板の移動・圧縮装置
c) 可塑度測定用変位計

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K 6300-3 : 2019
d) 加熱及び温度制御装置
5.3.2 平行円形熱板
平行円形熱板は,上部熱板と下部熱板とからなり,上部熱板の有効高さは4.50 mm±0.15 mmで,直径
は7.30 mm±0.02 mm,10.00 mm±0.02 mm,14.00 mm±0.02 mmの3種類があり,通常,直径10.00 mmの
ものを用いる。ただし,可塑度が2085の範囲から外れる試験片の場合には,この範囲に入るように他の
直径の上部熱板を用いなければならない。可塑度が20以下の場合は,直径14.00 mm±0.02 mmの上部熱
板を,可塑度が85以上の場合は,直径7.30 mm±0.02 mmの上部熱板を用いるとよい。上部熱板のエッジ
には,磨滅及びきずがあってはならない。下部熱板の有効高さは3.50 mm±0.25 mmで,直径は上部熱板
の直径より大きいものを用いなければならない。また,材質は,上部熱板がステンレス鋼,下部熱板がク
ロムめっきを施した黄銅又はステンレス鋼を用いるとよい。
なお,上下熱板の表面は平滑で,平行でなければならない。平行円形熱板の例を,図1に示す。
単位 mm
図1−平行円形熱板の例
5.3.3 上下熱板の移動・圧縮装置
上下熱板の移動・圧縮装置は,上下熱板のいずれかをその表面に対して直角に動かして,試験片を1.00
mm±0.01 mmの厚さに圧縮できるものでなければならない。この動作は,試験片のあるなしにかかわらず,
2秒以内に完了しなければならない。このためには,スプリング又は適切な方法によって300 N以上の力
が必要である。次に,上下熱板のいずれかを介して試験片に100 N±1 Nの力を加えることができなければ
ならない。また,これらの動作が連続して行える機構及び0.2秒の精度をもつタイマーを備えていなけれ
ばならない。
5.3.4 可塑度測定用変位計
可塑度測定用変位計(以下,変位計という。)は,0.01 mmまで測定できるものを用い,上下熱板間の距
離が正しく測定できるように取り付けられていなければならない。
5.3.5 加熱及び温度制御装置
加熱及び温度制御装置は,蒸気,電熱などによって上下熱板の温度を一定に保ち,試験中その温度が,

――――― [JIS K 6300-3 pdf 5] ―――――

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JIS K 6299:2012の国際規格 ICS 分類一覧