JIS K 6400-6:2004 軟質発泡材料―物理特性の求め方―第6部:燃焼性

JIS K 6400-6:2004 規格概要

この規格 K6400-6は、軟質発泡材料の小試験片が低エネルギーの熱源にさらされたときの水平燃焼特性を相対比較するための,小規模実験室的な試験方法について規定。

JISK6400-6 規格全文情報

規格番号
JIS K6400-6 
規格名称
軟質発泡材料―物理特性の求め方―第6部 : 燃焼性
規格名称英語訳
Flexible cellular polymeric materials -- Determination of physical properties -- Part 6:Burning characteristics
制定年月日
2004年3月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3582:2000(MOD)
国際規格分類

ICS

13.220.40, 83.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
2004-03-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 6400-6:2004 PDF [13]
                                                                                 K 6400-6 : 2004

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本ゴム工業会(JRMA)/財団法人日本規格
協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによってJIS K 6400 : 1997は廃止され,
この規格を含む以下の7部の規格に置き換えられる。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 3582:2000,Flexible cellular
polymeric materials−Laboratory assessment of horizontal burning characteristics of small specimens subjected to a
small flame を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS K 6400-6には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS K 6400の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 6400-1 第1部 : 通則
JIS K 6400-2 第2部 : 硬さ及び圧縮たわみ
JIS K 6400-3 第3部 : 反発弾性
JIS K 6400-4 第4部 : 圧縮残留ひずみ及び繰返し圧縮残留ひずみ
JIS K 6400-5 第5部 : 引張強さ,伸び及び引裂強さ
JIS K 6400-6 第6部 : 燃焼性
JIS K 6400-7 第7部 : 通気性

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6400-6 pdf 1] ―――――

K 6400-6 : 2004

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 試験の意義・・・・[2]
  •  4. 一般・・・・[2]
  •  5. 試験装置・・・・[2]
  •  5.1 試験チャンバ・・・・[2]
  •  5.2 バーナー・・・・[3]
  •  5.3 ウィングトップ・・・・[3]
  •  5.4 支持金網・・・・[3]
  •  5.5 支持金網ホルダー・・・・[5]
  •  5.6 ストップウォッチ・・・・[5]
  •  5.7 スケール・・・・[5]
  •  5.8 天びん・・・・[5]
  •  6. 試験片・・・・[6]
  •  6.1 試験片の切り出し・・・・[6]
  •  6.2 試験片の寸法・・・・[6]
  •  6.3 標線の引き方・・・・[6]
  •  7. 試験の一般条件・・・・[6]
  •  7.1 試験片の採取方法・・・・[6]
  •  7.2 試験片の状態調節・・・・[6]
  •  8. 試験手順・・・・[6]
  •  8.1 炎の調整・・・・[6]
  •  8.2 試験片の支持具の調節・・・・[7]
  •  8.3 試験片の位置決め・・・・[7]
  •  8.4 試験の実施・・・・[7]
  •  8.5 燃焼距離の測定・・・・[7]
  •  8.6 質量減の測定・・・・[7]
  •  8.7 次の試験の準備・・・・[7]
  •  9. 計算・・・・[8]
  •  9.1 炎の前線が標線を過ぎた場合・・・・[8]
  •  9.2 炎の前線が標線に達しなかった場合・・・・[8]
  •  10. 報告・・・・[8]
  •  附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6400-6 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6400-6 : 2004

軟質発泡材料−物理特性の求め方−第6部 : 燃焼性

Flexible cellular polymeric materials−Determination of physical properties−Part 6:Burning characteristics

序文

 この規格は,2000年に第2版として発行されたISO 3582:2000,Flexible cellular polymeric materials
−Laboratory assessment of horizontal burning characteristics of small specimens subjected to a small flame を翻訳
し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書に示す。
警告 この規格の利用者は,通常の試験室での作業に精通しているものとする。この規格は,その使用に
関連して起こるすべての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,各
自の責任において安全及び衛生に対する適切な処置を取らなければならない。

1. 適用範囲

 この規格は,軟質発泡材料の小試験片が低エネルギーの熱源にさらされた時の水平燃焼特
性を相対比較するための,小規模実験室的な試験方法について規定する。この試験で扱う試験片は,厚さ
5mmを超えるものに限定される。厚さが異なる試験片から得られた試験結果を比較する事はできない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3582:2000,Flexible cellular polymeric materials−Laboratory assessment of horizontal burning
(MOD)
characteristics of small specimens subjected to a small flame
参考 軟質発泡材料が自動車室内用に使用される時や,電気部品に使用される場合には,別の試験が
ある。自動車室内用の素材の場合にはJIS D 1201 (自動車,及び農林用のトラクタ・機械装置
― 内装材料の燃焼性試験方法)を使用し,電気部品用の素材の場合には,ISO 9772:2001,
Collular plastics−Determination of horizontal burning characteristics of small specimens subjected to a
small flame による。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6400-1 軟質発泡材料−物理特性の求め方−第1部 : 通則

――――― [JIS K 6400-6 pdf 3] ―――――

2
K 6400-6 : 2004
JIS Z 8401 数値の丸め方

3. 試験の意義

a) ここで規定された条件下で実施された試験は,様々な材料の水平燃焼特性を比較したり,製造工程を
制御したり,又は使用前若しくは使用中で水平燃焼特性に生じる変化を比較したりする場合に,非常
に有意義であるといえる。ただし,実際の使用状況下での性能との相関は示されないので,完成製品
では,類似の目的を遂行するための適切な試験方法に基づいて,それが最終的に使用される形状で試
験されることが望ましい。
b) この試験方法は,材料,又はその材料から作られた製品が使用される環境条件とは関わりなく,その
素材自体の小試験片による水平燃焼特性を素早く,かつ,簡単に評価することだけを目的としている。
したがって,実際の使用条件下でこのような材料又は製品が示す性能と,この試験結果との間に相関
関係を確立することはできない。
c) この試験方法は,使用中の材料又は製品の潜在的な火災危険性を評価することを目的としておらず,
またそのために使用することもできないことを認識することが肝要である。火災危険性の評価には,
燃料の寄与,燃焼の強さ及び燃焼生成物のような要因,並びに,熱源の強さ,さらされた材料の方向
及び換気状況のような環境要因を考慮することが望ましい。

4. 一般

a) この試験手順によって測定される水平燃焼特性は,密度,発泡材料の方向性,及び試験片の厚さのよ
うな要因に影響される。ある材料は,炎に当てると発火せずに収縮することがある。この場合には,
その試験結果は無効となり,10組の必要なデータを得るためにさらに試験片が必要になることがある。
試験片が炎を当てたときに発火せずに引き続き収縮するようであれば,その材料をこの試験方法で評
価するのは適切ではない。
b) 実験室間で試行したところ,この種の試験結果の再現性には多くの変数が影響することがわかった。
このため,規定された手順は,すべての点で遵守されなければならないが,特に試験チャンバの仕様
及び構造に関しては忠実に実行しなければならない。
c) 試験片の上面に沿ってだけ燃焼を示すような材料については,必要ならば,質量減を測定し,要請が
あれば報告しなければならない。
d) 軟質発泡材料の中には,水平燃焼特性が経時変化するものがある。したがって,促進老化を適切な手
順(その詳細を試験報告にのべること)によって行い,その前後で試験することを推奨する。

5. 試験装置

 試験装置は,次による。

5.1 試験チャンバ

 例えば,スチールフレームに耐火ボードといった,不燃性材料で組立てられ,内部
寸法は,長さ600±5 mm,幅300±5 mm及び高さ760±5 mmであり,その他は図1のようなものを例示
する。また,次の試験が簡単にできるよう,窓をもつ正面パネルを取り外しできるように設計してもよい。
ただし,そのように組み立てる場合は,通風を防ぐためにパネルの密封を確実にする手段を講じなければ
ならない。チャンバは,ドラフト内で使用しなければならない。チャンバ内で通風があってはならないが,
燃焼中試験片を通過する空気の通常の熱循環は可能にしておかなければならない。

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K 6400-6 : 2004

5.2 バーナー

 内径9.5±0.5 mm。図2に示すような標準的な炎を供給するためには,気体状炭化水素燃
料を用いるものとする。この炎は,バーナー先端の上13±1 mmの高さで1 000±100 ℃の温度を保持する
ものでなければならない。
備考 規定された炎と温度を供給するためには,口径0.3±0.1 mmで純度が少なくとも93 %のプロパ
ンガスを噴出させるのが適切である。この噴出サイズであれば,標準的な炎を得るのに要する
プロパンガスの圧力は7 kPa未満である。

5.3 ウィングトップ

 内部長さ48±1 mm及び内部幅3.0±0.2 mmの開口部をもち,バーナーに装着でき
るもの。

5.4 支持金網

 長さ215 mm,幅75 mmのもので,図3に示すように長さ13 mmの部分が直角に曲げら
れたもの。この金網は径0.8 mmのステンレス鋼線で作られた6.4 mm網目の金網でなければならない。最
低限4枚の支持金網を用意する。
単位 mm
A 不燃性材料で作られ,ふた及び正面パネルに防風シールを施したキャビネット
B 防風シールつきじん(靭)性強化ガラス製引戸
C 換気用スリット
D 換気用煙突
a 窓の底部は,試験中,金網の通常位置からおよそ25 mm下の位置にあるとよい(図4参照)。
図 1 試験チャンバの一例

――――― [JIS K 6400-6 pdf 5] ―――――

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JIS K 6400-6:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3582:2000(MOD)

JIS K 6400-6:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6400-6:2004の関連規格と引用規格一覧