JIS K 6400-7:2012 軟質発泡材料―物理特性―第7部:通気量の求め方 | ページ 2

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単位 mm
1 高流量用フローメータ
2 中流量用フローメータ
3 低流量用フローメータ
4 バルブ
5 試験片支持垂直スチールロッド
6 ウイングナット
7 試験片
8 ガスケット
9 傾斜マノメータ
10 圧縮空気供給装置(コンプレッサ)
11 水準器
12 貯液槽
図2−A法通気量試験装置(正圧系)の一例

5.2 漏れ試験

  図1に示す試験装置は,次に示す方法で漏れの確認を行う。
a) マスキングテープで試験片を固定した部分の隙間をシールする。
b) 全てのフローメータのバルブを閉じるとともに,最大設定力の1/3の空気供給を行い,マノメータの
動きを観察する。そのマノメータの読みが30秒後に1 Paを超えてはならない。
c) 最低流量のフローメータのバルブをごく僅か開く。その流動は,本質的にゼロであるように,フロー
メータのフロートの動きが,静止状態から3 mm以下であるように,装置は気密が保持されていなけ
ればならない。

5.3 試験片

  試験片は,次による。
5.3.1 試験片の形状及び寸法 試験片の寸法は,JIS K 6400-1の6.(寸法測定方法)によって測定し,縦
51.0±0.3 mm,横51.0±0.3 mm,厚さ25.0±0.3 mmの直方体とする。
5.3.2 試験片の数 試験片は,3個とする。

5.4 試験の一般条件

5.4.1 試験片の採取方法 試験片の採取方法は,JIS K 6400-1の5.(試験の一般条件)による。
5.4.2 試験片の状態調節 試験片の状態調節は,JIS K 6400-1の5.(試験の一般条件)による。
5.4.3 試験場所の標準状態 試験場所の標準状態は,JIS K 6400-1の5.(試験の一般条件)による。

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5.5 試験方法

  試験方法は,次による。
なお,3個のフローメータをもつ試験装置の一例を,図1及び図2に示す。
a) スキン層がある場合には,低圧側にスキン層が来るように試験片を置く。試験片は,過度の応力をか
けないようにして,試験片キャビティの端部に沿って密着するようにする。
b) 全てのフローメータのバルブを閉め,圧力差発生装置を始動する。
c) 高流量フローメータをゆっくり開け,マノメータの圧力差が125±1 Paになるように風量を調節する。
d) もし高流量フローメータの読みがフルスケールの10 %以下ならば,高流量フローメータのバルブを閉
め,中流量フローメータのバルブを開ける。流量に適した測定範囲をもつフローメータを選択し,測
定値が得られるまでこの手順を繰り返す。
より正確にするために,隣り合った二つのフローメータを用いることが望ましく,適正な目盛のと
ころで安定するように高流量フローメータを保持して,低流量フローメータを調節する。この場合の
通気量は,10秒間圧力差を維持した後,二つのフローメータの読みの和から求める。
e) ) によって得たフローメータの読み値を,フローメータに附属する換算表を用いて流量に換算し,そ
の値を試験片の通気量(dm3/s)とする。このとき,試験片3個の個々の結果は,小数点第1位まで求
め,その平均値は,JIS Z 8401によって,丸めの幅0.1で数値を丸める。

5.6 試験報告書

  試験報告書には,次の事項を記載する。
a) この規格の番号(JIS K 6400-7)
b) 用いた試験方法(A法)
c) 試験片の種類(材料又は製品)
d) 5.3.1に規定するものと異なる場合には,その試験片の厚さ
e) 異方性に関する試験片の方向性及びスキンの有無
f) 試験条件
1) 温度
2) 相対湿度
3) 装置の種類(正圧又は負圧)
4) 圧力方向
g) 測定結果
1) 個々の通気量
2) 通気量の平均値
h) 試験年月日

6 B法

6.1 試験装置

  試験装置は,次による規定の各装置が一体となった装置で,単位面積当たりの流量が得られる換算表が
附属したものを用いる。その例を図3に示す。
注記 B法の自動測定装置が開発されており,附属書Aにその詳細を示す。
6.1.1 エアオリフィス エアオリフィスは,流量の測定のため試験装置の仕切壁に取り付ける適切な径の
孔が,その中心にある金属板である。試験装置には,一般的には,異なる径の孔をもつ10個程度のエアオ

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リフィスが附属し,試験片の通気量に応じて最適なものを選ぶ。
6.1.2 クランプ クランプは,試験片を固定するために用いる輪状の金属板であり,固定する試験片に空
気が通るための孔が中央部に開いており,その孔の大きさは,一般的には,直径70 mmである。ただし,
個々の試験機によって,孔の直径は異なる大きさでもよい。
6.1.3 マノメータ マノメータは,次による。
a) マノメータは,圧力測定精度±2 %のものを用いる。傾斜マノメータ及び垂直マノメータを用いる。
b) 傾斜マノメータは,0から250 Paまでの圧力範囲をもったものとする。その目盛は,2 Paの目盛をも
ったものを使用することが望ましい。
c) 垂直マノメータは,0から3 000 Paまでの圧力範囲をもったものとする。その目盛は,25 Paの目盛を
もったものを使用することが望ましい。
d) いずれのマノメータにも,突発的な圧力変化でチャンバ内にマノメータ液が入り込まないように,図
3に示すような貯液槽を設けることが望ましい。
貯液槽の中のプランジャは,マノメータを正常な位置に合わせた後のゼロ点をセットするために用
いる。
e) 水準器は,水平面から正しい傾斜角度が維持していることを保証するために用いる。
6.1.4 圧力差発生装置 圧力差発生装置は,一般的に負圧で測定するように設計されているので,排気フ
ァン又は真空ポンプを用いる。

6.2 試験片

  試験片は,次による。
6.2.1 試験片の形状及び寸法 試験片の寸法は,JIS K 6400-1の6.(寸法測定方法)によって測定し,厚
さ10±1.0 mm,幅220 mm以上及び長さ220 mm以上とする。
6.2.2 試験片の数 試験片の数は,3個とする。

6.3 試験の一般条件

6.3.1 試験片の採取方法 試験片の採取方法は,JIS K 6400-1の5.(試験の一般条件)による。
6.3.2 試験片の状態調節 試験片の状態調節は,JIS K 6400-1の5.(試験の一般条件)による。
6.3.3 試験場所の標準状態 試験場所の標準状態は,JIS K 6400-1の5.(試験の一般条件)による。

6.4 試験方法

  試験方法は,次による。
a) 円筒の扉を開けて規定のエアオリフィスを取り付ける。
b) 試験片をクランプに取り付ける。
c) 試験装置を始動し,傾斜マノメータの細管の水位を目盛上で125±1 Paになるように,圧力差発生装
置の風量を調整する。
d) そのときの垂直マノメータの水柱高さを読み取る。
e) 垂直マノメータの読み及びエアオリフィスの種類から,試験装置に附属する換算表によって通気量
(ml/cm2/s)を読み取る。
f) 通気量は,試験片3個の個々の結果を,小数点第1位まで求め,その平均値は,JIS Z 8401によって,
丸めの幅0.1で数値を丸める。

6.5 試験報告書

  試験報告書には次の事項を記載する。
a) この規格の番号(JIS K 6400-7)

――――― [JIS K 6400-7 pdf 8] ―――――

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b) 用いた試験方法(B法)
c) 試験片の種類(材料又は製品)
d) 試験片の厚さ(mm)(小数点第1位まで)
e) 異方性に関する試験片の方向性及びスキンの有無
f) 試験条件
1) 温度
2) 相対湿度
g) 測定結果
1) 個々の通気量
2) 通気量の平均値
h) 試験年月日

――――― [JIS K 6400-7 pdf 9] ―――――

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K 6400-7 : 2012
1 傾斜マノメータ
2 垂直マノメータ
3 貯液槽
4 クランプ
5 試験片
6 仕切壁
7 エアオリフィス
8 エアバッフル
9 圧力差発生装置(排気ファン又は真空ポンプ)
10 空気放出口
11 チャンバ
12 水準器
図3−B法通気量試験装置の一例

――――― [JIS K 6400-7 pdf 10] ―――――

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JIS K 6400-7:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 7231:2010(MOD)

JIS K 6400-7:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6400-7:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK6200:2019
ゴム―用語
JISK6400-1:2004
軟質発泡材料―物理特性の求め方―第1部:通則
JISZ8401:2019
数値の丸め方