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K 6400-7 : 2012
附属書A
(参考)
B法で使用する通気量自動測定装置
A.1 概要
コンピュータ制御システムをもつ測定装置は,簡単に短時間で試験を実施することができ,また試験者
の測定ミスを低減することができる。自動測定装置は,品質保証又は調査研究において,より正確な試験
結果を導くのに役立つ。したがって,一般的な自動測定装置の操作方法について記載する。
この附属書に記載する自動測定装置によって得られた測定結果は,手動測定装置によって得られた測定
結果と,非常に良い相関関係がある。これは,測定装置の原理が同じためである。しかし,自動測定装置
を初めて導入する際には,手動測定装置との相関関係を検証することが望ましい。
A.2 測定装置
試験装置の一例を,図A.1に示す。測定装置は,コンピュータによって圧力差発生装置及びエアオリフ
ィスを制御し,試験片を透過する通気量を表示板に表示する。
A.2.1 クランプ板及びクランプリング クランプ板及びクランプリングは,中央の決められた位置に円形
の孔をもつ,主要な部品である。両部品が共通してもつ孔の面積は38 cm2(直径70 mmの円)である。ク
ランプリングは外径110 mm,内径70 mmのリングである。しかし,個々の試験の要求によって,違う直
径のクランプリングを使用することもある。クランプ板上の試験片の孔の周辺部の気密性を確実にするた
めに,固定装置は,しっかりとしたものでなくてはならない。クランプ板の外径は,クランプリングの外
径より大きくなくてはならない。いずれの板も,固定システムによって変形しない厚さをもっていなけれ
ばならない。
A.2.2 エアオリフィス エアオリフィスは,コンピュータ制御された装置内で,チャンバ内の仕切部分に
設置する。八つの異なった径の孔で設計する。測定の際には,コンピュータ制御によって回転し,最適な
径のオリフィスを選定する。
A.2.3 圧力計 圧力計は,クランプ板の上部表面から70±5 mm下に入口を配置する。
A.2.4 流量計 流量計は,コンピュータ表示画面に,測定した通気量を表示する。
A.2.5 圧力差発生装置(排気ファン) 圧力差発生装置(排気ファン)は,チャンバ内を必要な負圧に保
つために,コンピュータによって制御する。
A.3 試験方法
試験方法は,次による。
a) 電源を入れ,開始ボタンを押した後,圧力差発生装置(排気ファン)のスイッチを入れる。
b) 圧力差を125±1 Paに設定する。
c) クランプ板に,透過性のないフィルム(薄いゴムシート又はプラスチック板のようなもの)を置き,
クランプリングで固定する。
d) 圧力差発生装置(排気ファン)を始動させ,空気漏れがないかを確認する。
e) 圧力差発生装置(排気ファン)を止め,フィルムを取り除いた後,再び排気ファンのスイッチを入れ
る。
――――― [JIS K 6400-7 pdf 11] ―――――
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K 6400-7 : 2012
f) 圧力差を125±1 Paに設定する。
g) 試験片をクランプ板にのせ,試験片にしわが入ったり折れ重ならないように注意して,クランプリン
グで固定する。
h) コンピュータの調整つまみによって,適正なオリフィスを選定する。
i) 通気量測定値の表示値が安定(数値が±3 %になるのが望ましい)するまでしばらく待ち,表示板に
表示された数値を読み取る。測定値は小数第2位まで読み取る。
j) 圧力差発生装置(排気ファン)を止め,試験片を取り出す。
k) さらに二つの試験片についても,上記操作を繰り返して通気量を測定する。三つの通気量測定結果か
ら平均値を算出し,試験片の通気量とする。
なお,平均値は小数点第1位まで求める。
l) クランプ板とクランプリングとの間の横方向の漏れは,試験片の上部表面に透過性のないフィルムで
覆い,上記g) j)の操作を実施する。正の通気量が観察される場合は,上記k)で求めた平均値から,
この数値を引いて補正する。
注記 試験機の校正は,試験機製造者によって提供された,既知の通気量板を使用し実施する。
――――― [JIS K 6400-7 pdf 12] ―――――
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K 6400-7 : 2012
単位 mm
1 クランプリング
2 クランプ板
3 試験片
4 エアオリフィス板
5 圧力差発生装置(排気ファン)
6 圧力計
7 流量計
8 圧力差発生装置(排気ファン)制御モータ
9 始動/停止スイッチ
10 コンピュータ
11 記録計(プリンタ)
12 吸気口
13 排気口
図A.1−自動通気量測定装置の一例
――――― [JIS K 6400-7 pdf 13] ―――――
K6
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附属書JA
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(参考)
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7 : 2
JISと対応国際規格との対比表
012
JIS K 6400-7:2012 軟質発泡材料−物理特性−第7部 : 通気量の求め方 ISO 7231:2010 Polymeric materials, cellular, flexible−Determination of air flow
value at constant pressure-drop
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
5 A法 5.3.1 試験片の形状 5.2 b) JISに同じ 追加 JIS K 6400-1から引用した。 内容はISO規格と一致しており,
及び寸法 実質的な差異はない。
5.4.1 試験片の採取 3 JISに同じ 追加 JIS K 6400-1から引用した。 内容はISO規格と一致しており,
方法 実質的な差異はない。
5.4.2 試験片の状態 − 記載なし 追加 正確さを期すため追加した。
JIS K 6400-1から引用した。試験
調節 片の状態調節を追記した。
5.4.3 試験場所の標 5.1 JISに同じ 追加 JIS K 6400-1から引用した。 従来から日本国内で使用されて
準状態 記載なし いる温湿度条件であり,そのまま
維持することが適切である。
5.4.3 試験場所の標 5.1 削除 記載内容を削除した。 同一試験場所にて温湿度条件の
準状態 NOTE 違う試験を実施しないため,この
内容は削除した。
5.5 試験方法 e) − 記載なし 追加 JIS Z 8401の引用を追加した。 正確さを期すため追加したもの
で,技術的差異は軽微である。
6 B法 6.2.1 試験片の形状 6.2 JISに同じ 追加 JIS K 6400-1から引用した。 内容はISO規格と一致しており,
及び寸法 実質的な差異はない。
6.3.1 試験片の採取 6.3 JISに同じ 追加 JIS K 6400-1から引用した。 内容はISO規格と一致しており,
方法 実質的な差異はない。
6.3.2 試験片の状態 − 記載なし 追加 正確さを期すため追加した。
JIS K 6400-1から引用した。試験
調節 片の状態調節を追記している。
6.3.3 試験場所の標 6.3 JISに同じ 追加 JIS K 6400-1から引用した。 従来から日本国内で使用されて
準状態 記載なし いる温湿度条件であり,そのまま
維持することが適切である。
――――― [JIS K 6400-7 pdf 14] ―――――
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
6 B法 6.4 試験方法 f) − 記載なし 追加 JIS Z 8401の引用を追加した。 正確さを期すため追加したもの
(続き) で,技術的差異は軽微である。
6.5 試験報告書 d) − 記載なし 追加 厚さが規定以外の場合もあるの 正確さを期すため追加した。
で追記した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 7231:2010,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 削除·················· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
K6 400-
7 : 2012
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JIS K 6400-7:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 7231:2010(MOD)
JIS K 6400-7:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.100 : 多孔質体
JIS K 6400-7:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6200:2019
- ゴム―用語
- JISK6400-1:2004
- 軟質発泡材料―物理特性の求め方―第1部:通則
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方