JIS K 6400-8:2014 軟質発泡材料―物理特性―第8部:熱老化性の求め方 | ページ 2

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K 6400-8 : 2014

6 測定結果のまとめ方

6.1 計算

  対象とする物理特性試験法のJISによって老化前・後の特性値を測定する。老化後の変化率は,次の式
によって,算出し,JIS Z 8401によって整数で表す。
Xa X0
100
X0
ここに, X0 : 老化前の測定値
Xa : 老化後の測定値

6.2 結果の表記方法

  変化率をパーセントで表し,その後の括弧内に,時間,温度,及び老化方法の順で示す。
例 −5 %(16 h,70 ℃,乾熱老化)

7 試験報告書

  試験報告書には,次の項目を記載する。
a) この規格の番号(JIS K 6400-8)
b) 試験片の詳細
c) 老化方法及びその条件
d) 用いた物理特性試験名及びその結果(老化前・老化後の測定値)
e) 箇条6で求めた結果(老化後の変化率)
f) 試験年月日
g) その他の必要事項

――――― [JIS K 6400-8 pdf 6] ―――――

                                                                  附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS K 6400-8:2014 軟質発泡材料−物理特性−第8部 : 熱老化性の求め方 ISO 2440:1997 Flexible and rigid cellular polymeric materials−Accelerated ageing tests
及びAmendment 1:2010
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
規格名称 規格 軟質発泡,硬質発泡材料−削除 硬質発泡材料を削除。 日本国内においては,硬質発泡材料の
名称 促進老化試験 評価については建築材料としてのJIS
を作成予定であり,規格の重複を避け
るためこの規格では硬質発泡材料を
削除した。
規格 軟質発泡,硬質発泡材料−変更 JIS K 6400規格群の部編成形式に 軟質発泡材料の規格として,JIS K
名称 促進老化試験 変更し第8部 : 熱老化性の求め方と6400の部編成とした方が分かりやす
した。 いため。
1 適用範囲 1 軟質発泡及び硬質発泡材料削除 硬質発泡材料を削除。 日本国内においては,硬質発泡材料の
評価については建築材料としてのJIS
を作成予定であり,規格の重複を避け
るためこの規格では硬質発泡材料を
削除した。
1 連続気泡ラテックス,連続変更 名称をJIS K 6400規格群と整合させ
軟質ラテックスフォーム,軟質ポリ
及び独立気泡ウレタン,独 た。
ウレタンフォーム,軟質ポリオレフ
立気泡オレフィン ィンフォームに変更。
3 装置 3.1.1 オーブン オーブン 追加 槽内空間を規定する記載を追加。 説明的な表現の追加であり,技術的差
異はない。
K6
3.2.1 湿熱オーブ 3.2.1 老化装置 変更 一般的に使われる湿熱オーブンの性
装置名称を湿熱オーブンに変更し,
40
ン 要求性能を追加。 能に合わせた。
0-
8
− 3.2.3 硝子製器具 削除 箇条を削除。 湿熱オーブンでの試験に必要としな
: 2
いため削除。
014
2

――――― [JIS K 6400-8 pdf 7] ―――――

                                                                                                                                              K6
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際
4
の評価及びその内容 理由及び今後の対策
00
規格
-
8
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
番号
及び題名 番号 の評価
01
3 装置 − 3.3 物理特性試験装置 削除 箇条を削除。 この規格では老化後の物理特性試験
4
法については規定していないため削
除。
4 試験片 4.1 試験片の採取 − 追加 箇条を追加しJIS K 6400-1の5.を JIS K 6400規格群に構成を統一した。
方法 引用。
4.2 試験片の数, 4.1 追加 試験片準備に関する記載を追加。 説明的な表現の追加であり,技術的差
寸法及び形状 異はない。
4.3 状態調節 4.2 変更 JIS K 6400-1の5.を引用。 技術的差異はない。
5 試験手順 5.1 一般 1 試験の目的が適用範囲の箇変更 技術的差異はない。
試験手順の箇条に移動し,対象とす
条に記載されている。 る物理特性をJIS K 6400規格群か
ら引用。
5.1 変更 物理特性試験の例としてJIS K 説明的な表現の追加であり,技術的差
異はない。
6400-2,JIS K 6400-5を引用し状態
調節の手順を補足。老化試験条件を
必要に応じ追加してもよいとした。
5.2.1 温度 5.2.1 温度 追加 軟質ポリウレタンフォームの試験 家具,衣料,寝具分野で用いられてい
温度条件を追加。 る試験温度であり,ISOに追加の提案
を検討する。
5.3.1 湿度 5.3.1 相対湿度100 %又は飽和水 変更 相対湿度95±5 %又は飽和水蒸気 相対湿度100 %を維持するには高性能
蒸気 に変更。 な湿熱オーブンが必要となるため
ISOに変更の提案を検討する。
5.3.2 老化温度及 5.3.2 老化温度及び条件 追加 家具,衣料,寝具分野で用いられてい
試験温度条件を追加し,老化時間は
び時間 受渡当事者間の協定によるとした。
る試験温度であり,受渡当事者間で老
化時間が取り決められるケースが多
く,ISOに変更の提案を検討する。
5.4 老化処理後の 5.4 湿熱老化処理後の乾燥時間変更 試験片厚さが25 mmを超えた場合 乾燥時間をより細かく厚に応じて規
状態調節 を,試験片厚さ25 mmごと 5 mmごとに乾燥時間を30分追加 定し,例を挙げて説明することで誤解
に3時間追加 することに変更。 を招かないよう配慮した。
湿熱老化,乾燥処理後の再変更 状態調節時間は16時間で統一。 状態調節時間は,老化試験種類などの
状態調節時間を,試験片厚 試験条件にかかわらず統一すべきで
さ25 mmごとに3時間追加 あり,ISOに変更の提案を検討する。

――――― [JIS K 6400-8 pdf 8] ―――――

     (I)   JISの規定               (II)   (III)国際規格の規定                                                   (V)   JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
6 測定結果 6.1 計算 6.1 追加 数値の丸め方を追加し,JIS Z 8401
正確さを期するための変更であり,技
のまとめ方 を引用。 術的差異はない。
6.1 老化前後の測定値の平均値変更 老化前後の測定値から変化率を求 物理特性試験のまとめ方を,JIS K
を用いて変化率を計算。 6400規格群と整合させた。技術的差
めるとし,測定値の求め方は物理特
性試験法のJISによるとした。 異は軽微。
7 試験報告 d) d) 物理特性試験結果の平均 変更 用いた物理特性試験名及びその結 説明的な表現の変更であり,技術的差
書 果 異はない。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : (ISO 2440:1997及びAmd. 1:2010,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
K6 400-
8 : 2014
2

JIS K 6400-8:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 2440:1997(MOD)
  • ISO 2440:1997/AMENDMENT 1:2010(MOD)

JIS K 6400-8:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6400-8:2014の関連規格と引用規格一覧