JIS K 7016-5:2008 繊維強化プラスチック―試験板の作り方―第5部:フィラメントワインディング成形 | ページ 3

                                                                                              9
K7016-5 : 2008
附属書A
(参考)
ワインディング条件の例

序文

  この附属書は,本体について補足するものであって,規定の一部ではない。
表A.1に,最終ガラス繊維含有率が,(樹脂の密度が1.2 g/cm3であるとき)質量分率で約70 %の場合に,
厚さ3 mmの一方向性試験板を得る成形条件を示す。
ガラス繊維含有率は,層数の増加又はワインディングピッチの減少によって増加することができる。ま
た,反対の手順によって減少することができる。
表A.1
層数が偶数の場合の
計算条件
代替条件
ロービングの ロービングの 全体のロービ 層数 ワインディン 層数 ワインディン
番手 本数 ング番手 グピッチ グピッチ
tex tex mm mm
210 2 420 11 1.14 6 0.56
210 3 630 9 1.40 6 0.68
300 1 300 13 0.97 8 0.47
300 2 600 9 1.33 6 0.67
300 3 900 7 1.56 4 0.82
800 1 800 8 1.59 4 0.77
1 200 1 1 200 6 1.79 4 0.94
1 600 1 1 600 6 2.38 4 1.09
2 000 1 2 000 5 2.47 4 1.22
2 400 1 2 400 5 2.98 4 1.33
2 400 2 4 800 3 3.57 2 1.89

――――― [JIS K 7016-5 pdf 11] ―――――

10
K7016-5 : 2008
附属書B
(参考)
一方向強化板を作製する場合のワインディング成形条件の計算

序文

  この附属書は,本体について補足するものであって,規定の一部ではない。
B.1 層数
2
ρψ 10
n
ρ1
ここに, n : ワインディング層数
ρ : ガラスの密度(g/cm3)
ψ : ガラスの含有体積分率(%)
ρ1 : ロービングの線密度(tex)
h : 試験板の厚さ(mm)
層数は,全層数とする。必要であれば,結果は,最も近い整数又は最も近い偶数に丸める。
B.2 ワインディングピッチ
n ρ1
p
h 10 ρψ
ここに, p : ワインディングピッチ(mm)
他の記号 : B.1に示すものと同じ

――――― [JIS K 7016-5 pdf 12] ―――――

                                                                 附属書JA
(参考)
JISと対応する国際規格との対比表
ISO 1268-5:2001 Fibre-reinforced plastics−Methods of producing test plates−Part 5:
JIS K 7016-5 : 2008 繊維強化プラスチック−試験板の作り方−第5部:フィラメ
ントワインディング成形 Filament winding
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご(V) JISと国際規格との技術的差
国際規 との評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号及 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
び名称 番号 の評価
1適用範囲 1 変更 ポリエステルを不飽和ポリエステこの方法が適用されるのは不飽和
ルに,他の樹脂を熱硬化性樹脂にポリエステルであり,ポリエステル
限定した。 の表記では誤解を招く。また,この
方法では,熱可塑性樹脂には適用困
難。
対策 : ISOに修正を提案予定
3安全衛生 JIS K 7016-1の3.の 3 ISO 1268-1による。 変更 技術的差異なし。 安全は,重要事項であり,全文を記
全文を記載。 載した。
5材料 不飽和ポリエステル 5.2 ポリエステル 変更 箇条1の変更と同じ。 箇条1の理由と同じ。
8装置 8 変更 1) 8.1で題名のロービングロー 1) この方法に張力制御装置は,形
ルを張力制御装置とし,その形式式は任意でよいが必要な装置であ
は任意とした。また,ロービングり変更した。図1にもロービングリ
リールはその一例とした。 ールの明示がなく,対応国際規格の
2) 8.2で,図1の“ロービングボ 誤りと思われる。
ビン又はパッケージ”を“ロービ2) 我が国では,パッケージは一般
ングボビンなど”とした。 的でなく,また,ボビンに限定する
3) 8.3.3で,含浸ローラへのスク必要もない。
レーパブレードの設置を任意選択3) この方法に,スクレーパブレー
K7
とした。 ドは必ずしも必要ない。
01
4) 8.3.3で,図中にスクレーパブ4) 本文にあるが,図に明示なし。
6-
5
レードを追加した。 対策 : 2)以外は,ISOに修正を提案
: 2
予定
00
2
8

――――― [JIS K 7016-5 pdf 13] ―――――

     (I)   JISの規定                    (II)      (III)国際規格の規定       (IV)   JISと国際規格との技術的差異の箇条ご(V)   JISと国際規格との技術的差
K7
12
国際規 との評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
016
格番号
-
箇条番号及 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
5 : 2
び名称 番号 の評価
00
9操作手順 9 変更 1) 細別化し,参考事項は注記と 1) 文章が長く使用者の利便性を
8
した。 考慮した。技術的差異なし。
2) )で,“規定”を明確化 2) 対応規定が不明確であるため。
3) )で,ワインディングピッチ 3) ワインディングピッチは,上限
上限を4 mmから8 mmに変更。 4 mmでは規定の厚さを達成するの
が困難であるため,実績から8 mm
に変更した。
4) )で,巻付け厚さの測定を追 4) ロービング巻付け時には,再現
加。 性を考慮すると,巻付け厚さを都度
測定する必要があるため,追加し
た。
対策 : ISOに修正を提案予定
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 1268-5 : 2001,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。

JIS K 7016-5:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1268-5:2001(MOD)

JIS K 7016-5:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 7016-5:2008の関連規格と引用規格一覧