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JIS K 7383:2002 規格概要
この規格 K7383は、塩化ビニル樹脂(PVC)から得られるポリ塩化ビニルペーストを調製するためのディゾルバ法について規定。
JISK7383 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K7383
- 規格名称
- プラスチック―試験に供するポリ塩化ビニルペーストの調製方法―ディゾルバ法
- 規格名称英語訳
- Plastics -- Preparation of PVC pastes for test purposes -- Dissolver method
- 制定年月日
- 2002年6月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 11468:1997(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 83.080.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 2002-06-20 制定日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 7383:2002 PDF [6]
K 7383 : 2002 (ISO 11468 : 1997)
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まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,塩ビ工業・環境協会(VEC)/財団法人日本規格
協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 11468 : 1997,Plastics―Preparation
of PVC pastes for test purposes―Dissolver methodを基礎として用いた。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 7383 pdf 1] ―――――
K 7383 : 2002 (ISO 11468 : 1997)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 原理・・・・[1]
- 4. 装置及び材料・・・・[2]
- 4.1 ディゾルバ・・・・[2]
- 4.2 はかり・・・・[3]
- 4.3 スパチュラ・・・・[3]
- 4.4 ストップウォッチ・・・・[3]
- 4.5 恒温水槽・・・・[3]
- 4.6 可塑剤・・・・[3]
- 5. サンプリングと状態調節・・・・[3]
- 6. ペースト組成・・・・[3]
- 7. ペーストの調製・・・・[4]
- 8. ペースト調製の報告書・・・・[4]
- 解 説・・・・[5]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 7383 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7383 : 2002
(ISO 11468 : 1997)
プラスチック―試験に供するポリ塩化ビニルペーストの調製方法―ディゾルバ法
Plastics―Preparation of PVC pastes for test purposes―Dissolver method
序文
この規格は,1997年に第1版として発行されたISO 11468,Plastics―Preparation of PVC pastes for test
purposes―Dissolver methodを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業
規格である。
1. 適用範囲
この規格は,塩化ビニル樹脂(PVC)から得られるポリ塩化ビニルペーストを調製するため
のディゾルバ法について規定する。このポリ塩化ビニルペーストは,レオロジー的性質に関して様々な塩
化ビニル樹脂を特徴付けるために,また,様々な出荷の一貫性を確立する手段として用いられる。
この方法は,他の組成(例えば,安定剤の入った)のペーストを調製するためにも用いられるが,その
ようなペーストは樹脂の区分の目的には使用できない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 11468 : 1997,Plastics―Preparation of PVC pastes for test purposes―Dissolver method (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成す
るものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最新版(追
補を含む。)を適用する。
JIS K 6720-2 プラスチック―塩化ビニルホモポリマー及びコポリマー(PVC)―第2部 : 試験片の作り方
及び諸性質の求め方
備考 ISO 1060-2 : 1998, Plastics―Homopolymer and copolymer resins of vinyl chloride―Part 2 : Preparation
of test samples and determination of properties からの引用事項は,この規格の該当事項と同等であ
る。
JIS K 7100 プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
備考 ISO 291 : 1997, Plastics―Standard atmospheres for conditioning and testing からの引用事項は,こ
の規格の該当事項と同等である。
3. 原理
ポリ塩化ビニルペーストは,ディゾルバ中で塩化ビニル樹脂と可塑剤を混合することによって
調製する。この規格の目的のために,プラスチゾルは液状可塑剤中にけん濁した塩化ビニル樹脂で構成さ
れる液状の組成物として定義する。
――――― [JIS K 7383 pdf 3] ―――――
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K 7383 : 2002 (ISO 11468 : 1997)
4. 装置及び材料
4.1 ディゾルバ
二重壁をもつ円筒状の混合容器及び水平で粗い歯をもつ混合用円板(ディゾルバディ
スク)が付いているモータで駆動する回転軸で構成するのが望ましい。ディゾルバディスクは,エネルギ
をポリ塩化ビニルペーストに伝え,ペースト成分を容器の中心部で回転軸に沿って下方に移動させ,混合
容器壁に沿って上方に移動させる(図1参照)。
図 1 ディゾルバ(二重壁)
混合容器の大きさは,必要とするペーストの量によって変えることができる。適切な大きさは,表1か
ら選択するのが望ましい。
表 1 ディゾルバ及び混合容器の寸法
ディゾルバ 1 2 3
ディスク
ディスクの直径 40±1 50±1 80±1
歯の数 12 12 12
ディスクの厚さ mm 約1.5 約1.5 約1.5
回転軸の直径 mm 約15 約15 約15
回転軸の回転 min-1 2 500±100 2 000±100 1 250±50
ビーカー底からのディスクの高さ mm 20±1 25±1 40±1
混合容器
内径 mm 65±1 80±1 120±1
高さ mm ≧85 ≧110 ≧180
ペーストの量 g 200±10 400±20 1 500±75
――――― [JIS K 7383 pdf 4] ―――――
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K 7383 : 2002 (ISO 11468 : 1997)
駆動モータと回転軸は,高さが調節できるように台(スタンド)に固定する。混合容器を保持する装置
は,回転軸が混合容器の中心に位置するように,台(スタンド)の基部に固定する。
回転速度は(表1参照),混合サイクル中は一定に保つ。
ディゾルバディスクは,ステンレス鋼製とする。歯は,前端が垂直方向から30°後退した台形又は平行
四辺形をしており,ディスクの円周の周りに垂直方向に上向きと下向きで交互になるように取り付ける(図
2参照)。
図 2 ディゾルバディスク
ディスクの直径,厚さ,歯の数,回転軸の直径及び容器の底からの高さは,表1による。
混合容器はステンレス鋼製で,表1に示す内径及び高さでなければならない。
混合中に発生する摩擦熱を除くために,効率の良い外部冷却装置(例えば,水冷式の二重壁のついた混
合容器)を使用する必要がある。
安全のために,混合容器で囲まれていない回転軸上部は,覆いによって保護されなければならない。
回転軸の電動装置は,ディゾルバディスクが容器の中にあるときだけ駆動系が作動するように設定され
た安全回路に接続させなければならない。
4.2 はかり
0.5 gの精度をもったもの。
4.3 スパチュラ
柔軟なプラスチック製のもの。
4.4 ストップウォッチ
4.5 恒温水槽
23 ℃±1 ℃に保持できるもの。
4.6 可塑剤
JIS K 6720-2に示された標準配合ペーストA又はBに用いられる可塑剤。
5. サンプリングと状態調節
凝集物のない塩化ビニル樹脂の代表的な試料を,JIS K 7100に従って23 ℃,
50% RHの雰囲気中で,水分が平衡に達するまで状態調整する。樹脂試料は,使用に供されるまでこの状
態で貯蔵する。
6. ペースト組成
1回のサイクルで調製されるペースト量は,表1に示す限度内でなければならない。
樹脂の区分の目的には,JIS K 6720-2に示す標準配合ペーストA又は標準配合ペーストBを用いる。正確
な配合は,ペースト調製報告書に記述する。
――――― [JIS K 7383 pdf 5] ―――――
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JIS K 7383:2002の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11468:1997(IDT)
JIS K 7383:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.20 : 熱可塑性材料
JIS K 7383:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6720-2:1999
- プラスチック―塩化ビニルホモポリマー及びコポリマー(PVC)―第2部:試験片の作り方及び諸性質の求め方
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気