JIS K 8361:2022 酢酸エチル(試薬)

JIS K 8361:2022 規格概要

この規格 K8361は、試薬として用いる酢酸エチルについて規定。

JISK8361 規格全文情報

規格番号
JIS K8361 
規格名称
酢酸エチル(試薬)
規格名称英語訳
Ethyl acetate (Reagent)
制定年月日
1953年5月6日
最新改正日
2022年3月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6353-3:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1953-05-06 制定日, 1956-03-28 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1986-09-01 改正日, 1991-06-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2022-03-22 改正
ページ
JIS K 8361:2022 PDF [10]
                                                                                   K 8361 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 性質・・・・[2]
  •  5.1 性状・・・・[2]
  •  5.2 定性方法・・・・[2]
  •  6 品質・・・・[3]
  •  7 試験方法・・・・[3]
  •  7.1 一般事項・・・・[3]
7.2 純度(CH3COOC2H5)(GC),エタノール(C2H5OH)(GC),メタノール(CH3OH)(GC)及び酢
酸メチル(CH3COOCH3)(GC) 4
  •  7.3 外観(色)・・・・[4]
  •  7.4 密度(20 ℃)・・・・[5]
             20
7.5 屈折率 nD 5
  •  7.6 水分・・・・[5]
  •  7.7 不揮発物・・・・[5]
  •  7.8 酸(CH3COOHとして)・・・・[5]
  •  7.9 硫酸着色物質・・・・[6]
  •  8 容器・・・・[7]
  •  9 表示・・・・[7]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8361 pdf 1] ―――――

           K 8361 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格
を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格
である。これによって,JIS K 8361:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和4年9月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8361:2007を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8361 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
K 8361 : 2022

酢酸エチル(試薬)

Ethyl acetate (Reagent)

                               CH3COOC2H5         FW : 88.11

序文

  この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3を基とし,技術の進歩に伴い,技術的内容
を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる酢酸エチルについて規定する。
警告1 酢酸エチルは有害物質のため,吸入及び体への付着に注意し,排気を行う。また,引火性があ
るため,熱,火花,裸火及び高温のもののような着火源から遠ざける。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,安全データシート(SDS)などを参考にして各自の責任において安全及
び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series, R 62 Ethyl
acetate(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格のうち,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その
後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)
を適用する。
JIS K 0050:2019 化学分析方法通則
JIS K 0061:2001 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062:1992 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0067:1992 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068:2001 化学製品の水分測定方法

――――― [JIS K 8361 pdf 3] ―――――

           2
K 8361 : 2022
JIS K 0071-1:2017 化学製品の色試験方法−第1部 : ハーゼン単位色数(白金−コバルトスケール)
JIS K 0114:2012 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0117:2017 赤外分光分析通則
JIS K 0970:2013 ピストン式ピペット
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001:2017 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8129 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS R 3505:1994 ガラス製体積計

3 用語及び定義

  この規格には,定義する用語はない。

4 種類

  種類は,特級とする。

5 性質

5.1 性状

  酢酸エチルは,無色の揮発性の液体で,特異な臭いがある。エタノール(99.5)及びジエチルエーテルに
極めて混ざりやすく,水にやや混ざりやすい。沸点は,約77 ℃である。

5.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117:2017によって測定すると,波数3 462 cm-1,2 983 cm-1,1 743
cm-1,1 448 cm-1,1 374 cm-1,1 243 cm-1,1 048 cm-1,939 cm-1,847 cm-1,786 cm-1,634 cm-1及び608 cm-1
付近に主な吸収を認める。この場合,試料調製は,JIS K 0117:2017の5.4 a)(液膜法)による。窓板に臭
化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。

――――― [JIS K 8361 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
K 8361 : 2022
[出典 : 国立研究開発法人産業技術総合研究所の有機化合物のスペクトルデータベース(SDBS)
(チャート上にピークの波数を追記)]
図1−赤外吸収スペクトルの例

6 品質

  品質は,箇条7によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(CH3COOC2H5)(GC) 面積分率 % 99.5以上 7.2
外観(色) ハーゼン単位 10以下 7.3
密度(20 ℃) g/mL 0.8980.902 7.4
20
屈折率 nD − 1.3701.374 7.5
水分 質量分率 % 0.1以下 7.6
不揮発物 質量分率 % 0.002以下 7.7
酸(CH3COOHとして) 質量分率 % 0.005以下 7.8
エタノール(C2H5OH)(GC) 面積分率 % 0.1以下 7.2
メタノール(CH3OH)(GC) 面積分率 % 0.1以下 7.2
酢酸メチル(CH3COOCH3)(GC) 面積分率 % 0.1以下 7.2
硫酸着色物質 − 試験適合 7.9

7 試験方法

7.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050:2019及びJIS K 8001:2017による。

――――― [JIS K 8361 pdf 5] ―――――

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JIS K 8361:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-3:1987(MOD)

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