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加えて25 mlにする。
c) 操作 試料側溶液,標準側溶液それぞれに,JIS K 8102に規定するエタノール(95) 3 ml及び塩化バリ
ウム溶液(種晶溶液)2 mlを加えて振り混ぜた後,30分間放置する。
d) 判定 試料側の濁りは,標準側の白濁より濃くないこと。
注(1) 硫黄標準液(S : 0.01 mg/ml)の調製は,JIS K 8962に規定する硫酸カリウム5.44 gに水を加えて
溶かし1 000 mlにする。この液10 mlに水を加えて1 000 mlにする。
7.10 チオフェン
試料17 gにJIS K 8951に規定する硫酸10 ml及び2,3-インドリンジオン・硫酸溶液0.5
mlを加え,2分間激しく振り混ぜた後,1時間放置したとき,硫酸層は黄色にとどまり,緑から青になら
ないこと[チオフェン(C4H4Sとして) : 約質量分率1 ppm以下]。
7.11 硫酸着色物質
JIS K 8001の5.26(3)(b)(硫酸と混和しない液体の場合)による。この場合,試料15
ml及びJIS K 8951に規定する硫酸5 mlを用い,試料層及び硫酸層の色は,比色標準液Aの色より濃くな
いこと。
8. 容器
容器は,遮光した気密容器とする。
9. 表示
容器には,次の事項を表示する。
a) 名称“トルエン”及び“試薬”の文字
b) 種類
c) 化学式及び式量
d) 純度
e) 内容量
f) 製造番号
g) 製造業者名又はその略号
10. 取扱い上の注意事項
トルエンは引火性が強いので火気を避ける。また,有害なので,蒸気を吸入し
ないようにし,粘膜及び皮膚に付着しないようにする。
――――― [JIS K 8680 pdf 6] ―――――
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附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS K 8680:2006 トルエン(試薬) ISO 6353-2:1983, 化学分析用試薬―第2部 : 仕様−第1シリーズ
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異の
規格番号 項目ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 点線の下線又は側線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1. 適用 試薬として用いるトルエ 1 化学分析用試薬40品 MOD/変更 JISは1品目1規格。 試薬の規格使用者が各規格を多く引用
範囲 ンについて規定。 目の仕様について規 しやすくするために1品目1規格とし
定。 ている。
なお,対応国際規格は20年以上見直
しがされていないため市場の実態に合
わない。国際規格の改正提案を検討す
る。
2. 引用 JIS K 0061 1 ISO 6353-1 MOD/追加 ISO規格1件を削除 該当する対比項目を参照。
規格 JIS K 0062 し,追加・引用,基本
JIS K 0067 的には同等内容。
JIS K 0068
JIS K 0114
JIS K 0117
JIS K 8001
JIS K 8102
JIS K 8891
JIS K 8951
JIS K 8962
3. 一般 JIS K 8001による。 ― ― MOD/追加 項目を追加。 編集上の差異であり,技術的な差異は
事項 JIS K 8001を引用 ない。
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4. 種類 ― ― MOD/追加 種類の項目を追加。 JISは種類として“特級”だけなので,
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ISO規格と技術的な差異はない。
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5. 性質 ― ― MOD/追加 トルエンの性質の項 一般的な説明事項であり,技術的な差
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を追加。 異はない。
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――――― [JIS K 8680 pdf 7] ―――――
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K8
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(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異の
規格番号 項目ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
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表示箇所 : 本体
: 2
表示方法 : 点線の下線又は側線
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項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
6. 品質 R 39.1 MOD/変更 1) 品質に差異のある ISO規格は,長期間内容の見直しが行
われず国際市場でISO規格品が用いら
項目 : 密度,水分,
不揮発物及び塩 れることはほとんどない。また,技術
基。 的差異も軽微(1)(2)(3)である。
2) 追加した項目 : 屈
折率
7.試験方 R39.2 MOD/追加 一般的な試験条件及び試験結果に関す
法 る事項であり,技術的な差異はない。
7.1 試験
条件及び
試験結果
7.2純度 ガスクロマトグラフ法 R 39.2.2 ガスクロマトグラフ MOD/変更 分析条件などを変更。 国際的にも広く普及しているキャピラ
(C6H5CH 法 リーカラム法に変更。
3)(GC)
ISO規格の見直し時に,改正提案の検
討を行う予定。
7.3密度 比重瓶法又は振動式密度 R 39.2.1 比重瓶法 MOD/選択 JIS K 0061の項目を追精度の高い振動式密度計法を選択でき
(20 ℃)計法 加。 るようにした。
ISO規格の見直し時に,改正提案の検
討を行う予定。
7.4屈折 ― ― MOD/追加 項目を追加 JISとして必要。
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率 nD JIS K 0062を引用。 ISO規格の見直し時に,改正提案の検
討を行う予定。
7.5水分 カールフィッシャー滴定 R 39.2.8 カールフィッシャー MOD/変更 1) 試料の量を変更。 JISは,定期的に見直しを行っている
法 滴定法 2) IS K 0068を引 が,ISO規格は,長年見直しが行われ
用。 ていないことから実績のある従来の
7.6不揮 水浴上加熱蒸発法 R 39.2.3 水浴上加熱蒸発法 MOD/変更 1) 試料の量を変更。 JIS法を踏襲。技術的な差異は軽微であ
発物 2) IS K 0067を引 り,対策は考慮しない。
用。
――――― [JIS K 8680 pdf 8] ―――――
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K 8680 : 2006
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異の
規格番号 項目ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 点線の下線又は側線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
7.7 酸 中和滴定法 R 39.2.4 中和滴定法 MOD/変更 試料の量,指示薬及びJISは,定期的に見直しを行っている
(HClと 操作法を変更。 が,ISO規格は,長年見直しが行われ
して) ていないことから実績のある従来の
7.8塩基 中和滴定法 R 39.2.4 中和滴定法 MOD/変更 試料の量,指示薬及びJIS法を踏襲。技術的な差異は軽微であ
(NaOH 操作法を変更。 り,対策は考慮しない。
として)
7.9硫黄 硫酸塩による比濁法 R 39.2.6 硫酸塩による比濁法 MOD/変更 試薬の調製方法を変
化合物 更。
(Sとし
て)
7.10チオ 2,3-インドリンジオン比色 R 39.2.7 2,3-インドリンジオ MOD/変更 試料の量,試薬の調製
フェン 法 ン比色法 方法及び操作法を変
更。。
7.11硫酸 R 39.2.5 MOD/変更 操作温度,試料層及び
着色物質 硫酸層の色を変更。
8.容器 ― ― MOD/追加 項目を追加 規格適合性を評価する関係で必要な項
目を追加。
9.表示 ― ― MOD/追加 項目を追加
10.取扱 ― ― MOD/追加 項目を追加
い上の注
意事項
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――――― [JIS K 8680 pdf 9] ―――――
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K 8680 : 2006
K8
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注(1) 理由 : 軽微な技術的差異。6.品質の(IV)欄の1)2)は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可能性はほと
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んどない。ISO規格,JISとも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO規格とJISとの質量分率ppm質
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量分率pptレベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。
: 2
なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。 (IV)の1)2)の品質項目及び品質水
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準が不満足な場合は,通常,JIS試薬,ISO規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的にあった高純度試薬など特殊用途の試薬を使用するこ
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とになる。
(2) SO試薬規格の状況 : ISO規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約20年経過)。このため,ISO規格の内容が現在の市場の要求に応えて
いるかどうかの検討が行われていない(JISとの差)。また,ISO規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格としての存
在意義がとぼしい。
(3) 今後の対策 : (1)及び(2)の理由から,当面,対策を考慮しない。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD/追加········· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/変更········· 国際規格の規定内容を変更している。
― MOD/選択········· 国際規格の規定内容と別の選択肢がある。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD··············· 国際規格を修正している。
JIS K 8680:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-2:1983(MOD)
JIS K 8680:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8680:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK0062:1992
- 化学製品の屈折率測定方法
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8891:2006
- メタノール(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)