20
L 0306 : 1998
3.6 織機の名称
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 対応国際規格
の項目番号
0601 織機 織物などを織る機械。 loom , ISO 5247,1.
weaving machine
0601.1 手機 踏み木を踏んで開口し,手でひ投 hand loom ISO 5247,2.
(てばた) げ,おさ打ち,巻取りなどを行う
織機。
0601.2 力織機 動力で動かす織機。 power loom ISO 5247,3.
0601.3 有ひ織機 シャットルを使ってよこ入れす shuttle loom ISO 5247,3.
る織機。
0601.4 自動織機 よこ糸を自動的に補給する織機。 automatic loom ISO 5247,3.
0601.4.1 ひ替え自動織機 シャットルを替える方式の自動 automatic shuttle ISO 5247,3.
織機。 change loom
0601.4.2 管替え自動織機 管を替える方式の自動織機。 automatic bobbin ISO 5247,3.
change loom
0601.5 単丁び織機 1本のシャットルしか使用できな single shuttle loom ISO 5247,3.
い織機。
0601.6 多丁び織機 2本以上のシャットルを使用する ISO 5247,3.
multiple shuttle loom
ことができる織機。
0602 無ひ織機 シャットルを使わないでよこ入 shuttleless loom ISO 5247,3.
れする織機。
0602.1 プロジェクタイ プロジェクタイルを用いてよこグリッ projectile loom ISO 5247,3.
ル織機 入れする無ひ織機。 パ織機
0602.2 ウオータジェッ 水の噴射を利用してよこ入れす water jet loom ISO 5247,3.
トルーム る無ひ織機。
0602.3 エアジェットル 空気の噴射を利用してよこ入れ air jet loom ISO 5247,3.
ーム する無ひ織機。
0602.4 レピア織機 レピアを用いてよこ入れする無 rapier loom ISO 5247,3.
ひ織機。
0602.4.1 リジットレピア 棒状レピアでよこ入れする無ひ rigid rapier loom −
織機 織機。
0602.4.2 フレキシブルレ 帯状レピアでよこ入れする無ひ flexible rapier loom−
ピア織機 織機。
0603 細幅織機 細幅織物を1本又は数本同時に リボン narrow fabric loom −
織る織機。 織機,
テープ
織機
0603.1 ニードル織機 細幅織物用の織機で,片側の耳を needle loom −
べら針によって形成し,揺動レバ
ーによってよこ入れを行う織機。
0604 多相織機 たて糸又はよこ糸方向に,連続的 multiphase weaving −
に開口が形成(多相)される織機。 machines
0604.1 円形織機 たて糸を円筒状又は放射状に配 circular loom ISO 5247,3.
列し,よこ糸をらせん状に織り込
む織機。
0604.2 ホース織機 ホースを織る織機。 hose loom −
0605 パイル織機 パイル織物を織る織機。 pile fabric loom −
――――― [JIS L 0306 pdf 21] ―――――
21
L 0306 : 1998
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 対応国際規格
の項目番号
0605.1 ビロード織機 たて糸でパイルを出す織物を織 velvet loom −
る織機の総称。
0605.2 二重ビロード織 パイルを切りながら2枚同時に double velvet loom −
機 織る織機。
0605.3 ワイヤモケット ワイヤを用いてモケットを織る wire moquet loom −
織機 織機。スチールワイヤをパイル糸
の開口部に織り込んでパイルを
形成するもので,ワイヤはワイヤ
カーペット織機の場合より細い
ものを用いる。
0605.4 ダブルモケット ワイヤなしで2枚のモケットを double moquet loom −
織機 織る織機。上下二重の地組織にパ
イル糸を織り込み,カッタを走ら
せてその中央部を切りながらパ
イルを形成するもので,よこ入れ
方法に一丁び,二丁び,レピアな
どがある。
0605.5 タオル織機 地立てとパイルたてとを別々の towel loom −
ビームに巻き,特殊なおさ打装置
又はたて糸を揺動させる装置に
よってパイルを出し,タオルを織
る織機。
3.7 織機構造用部材
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 対応国際規格
の項目番号
0701 サイドフレーム 織機の両側を構成するフレーム。 side wall, ISO 5247,
サイドウォールともいう。 side frame 3.2.1
0702 クロスバー フレームの両側部品を連結した cross bar ISO 5247,
り,互いに支えたりするはり。 3.2.2
0702.1 ブレストビーム 織機の前面上部にあって左右の breast beam ISO 5247,
サイドフレームを連結するはり。 3.2.2
0702.2 トップレール 織機の最上部にあって左右のサ top rail ISO 5247,
イドフレームを連結するはり。 3.2.2
0702.3 フロントクロス 織機の前面下部にあって左右の front cross rail ISO 5247,
レール フレームを連結するはり。 3.2.2
0702.4 バッククロスレ 織機の後部にあって左右のフレ back cross rail ISO 5247,
ール ームを連結するはり。 3.2.2
0703 サイドスタンド サイド
開口装置用で,はりとともに,フ super structure −
レームの側面で構成される部品。
ブラケ
ット
0704 ジャカードスタ ジャカード機台用部品のためのギャン jacquard frame −
ンド フレーム。 トリー
――――― [JIS L 0306 pdf 22] ―――――
22
L 0306 : 1998
3.8 織機駆動部材
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 対応国際規格
の項目番号
0801 伝動 織機は,電動モータによって駆動 drive ISO 5247,
される。モータからの駆動力の伝 33.
動は,ベルト,チェーン,ギヤ又
は他の駆動手段によって実行さ
れる。駆動力の伝動は直接的又は
制御されたクラッチによって行
われる。
0802 主駆動源 織機を駆動する電動モータ。 メイン main drive ISO 5247,
モータ 33.1
0803 クラッチ モータシャフトと駆動軸との間 clutch ISO 5247,
にあって,モータの回転中に,相 33.2
互の結合又は解放し,織機の起動
又は停止を行う装置。
0804 ドライブシャフ メイン
織機駆動用の主軸,この駆動軸に drive shaft ISO 5247,
ト よって,織機の他のすべての部品
シャフ 33.3
の駆動力も伝えられる。 ト
0805 逆転装置 手動又は自動的に織機を逆転さ reverse motion ISO 5247,
せる装置。 33.4
0806 起動,停止装置 織機を起動又は停止させる装置。 ISO 5247,
start and stop device
33.5
0806.1 自動位置出し機 織機を停止させた後,続いて逆転 stop device with ISO 5247,
能付き停止装置 動作をさせて,前もって決定され automatic reverse 33.5.1
た位置に織機を止める手段。 motion
0806.2 1ピックよこ入 よこ糸1本だけよこ入れさせる ISO 5247,
device for single pick
れ装置 ための装置。 insertion 33.5.2
0806.3 脈動 間欠的に織機を動かす機能。 ステッ pulsing motion ISO 5247,
プイン 33.5.3
チング
モーシ
ョン
0806.4 寸動 減少した速度で織機を動かすこインチ inching motion ISO 5247,
とのできる機能。 ングモ 33.5.4
ーショ
ン
0807 ピックファイン 口出しの目的でハーネスフレー pickfinding device ISO 5247,
ダ(口出し)装 ム(ヘルドフレーム)を動かすた 33.6
置 めの開口運動の別駆動手段。織機
の運転とは独立して行われ,必要
によって送り出し,巻き取り,及
び他の装置とも独立させられる。
織機を逆転して口出しを行う方
式も含まれる。
――――― [JIS L 0306 pdf 23] ―――――
23
L 0306 : 1998
3.9 送出し装置
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 対応国際規格
の項目番号
0901 たて糸と布地の たて糸の送り出しと,織り上げら
たて系 ISO 5247,
warp and fabric control
コントロール装 れた布地の巻き取りを行う織機列装置 equipment 34.
置 の装置で,送出し装置と巻取り装
置によって構成される。
0902 送出し装置 たて糸を連続的又は間欠的に,ワ let-off motion ISO 5247,
ープビームから一定のたて糸張 34.3
力で送り出す装置。
0902.1 積極送出し装置 各ピックごとにあらかじめ決め ISO 5247,
positive let-off motion
られた長さのたて糸を送り出す 34.3.1
装置。
0902.2 消極送出し装置 各ピックごとにたて糸を送り出 ISO 5247,
negative let-off motion
す装置で,この長さはたて糸の消 34.3.2
費分だけたて糸張力によって調
整されて送り出される。
0903 送出しフレーム 織機本体とは別個に送出し装置 let-off frame −
を支えるフレーム。
0904 ワープビーム たて糸を織機に装着するためのヤーン warp beam ISO 5247,
ビームで一般的にフランジが付ビーム, 34.1
ウィバ
いている。ビームは送出し装置に
よって回転を制御される。 ースビ
ーム
0905 二重ビーム装置 ワープビームを並列に2本使用 double beam let-off −
する送出し装置。タオル織機など
消費量の異なる異種のたて糸を
使用する場合に採用される。
0906 二本ビーム装置 ワープビームを直列に2本使用 twin beam let-off −
する送出し装置。広幅織機などで
準備機の都合でビームを分割す
る際に採用される。
0907 ワープビームベ 織機用ワープビームの軸受(pivot warp beam bearing ISO 5247,
アリング bearing,下側支えブラケット,四 34.2
角棒材についた軸受など)。
0908 ワープビームブ たて糸張力がブレーキ力を超え warp beam brake ISO 5247,
レーキ るまでワープビームを回転させ 34.3.3
ないよう,リング状又はディスク
で止めるブレーキ装置。ブレーキ
力はおもりによるか又はスプリ
ング力によって達成される。
0909 バックローラ 特殊形状又は円筒状の断面をもウィッ whip roll, ISO 5247,
プロー
ち,ワープビームから出てきたた back roll 34.4
て糸を開口方向に向きを変えるラ
ローラ。
0909.1 固定バックロー 特殊形状又は円筒状の断面をも fixed whip roll, ISO 5247,
ラ ち,フレーム上に支持されるか, fixed back roll 34.4.1
又は内部に支持された固定ロー
ラ。
――――― [JIS L 0306 pdf 24] ―――――
24
L 0306 : 1998
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 対応国際規格
の項目番号
0909.2 イージングロー 揺動可能なレバーに支持された movable whip roll, ISO 5247,
ラ 回転式又は回転を固定されたロ movable back roll 34.4.2
ーラで,開口運動によるたて糸張
力の上昇を補償するために周期
的に運動するものである。
送出し量を制御するためにたて
糸張力を検出する場合もある。
0910 イージング運動 開口時のたて糸ひずみを緩和す easing motion −
る運動で,イージングローラの往
復運動でそれを行う。運動には積
極駆動方式とたて糸張力によっ
て往復運動する消極方式とがあ
る。
0911 リーズロッド運 織機のフレームに取り付けられ, rocking lease motionISO 5247,
動 周期的に張力付与と緩めを,たて 34.5
糸の一部分に打込みと関連した
運動として与える装置。
0912 リーズロッド たて糸の糸さばきを改善する目 lease rod −
的で,ヘルドとバックローラとの
中間にあってたて糸のあや(綾)
を取る棒。単に支えられたもの
と,積極的に運動を行うものとが
ある。あや竹,あや棒ともいう。
3.10 開口装置
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 対応国際規格
の項目番号
1001 開口装置 (1) たて糸を開口させる装置。 shed-forming devicesISO 5247,
(2) 開口運動をさせる装置。 shedding means 21.
ISO 5247,
35.
――――― [JIS L 0306 pdf 25] ―――――
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JIS L 0306:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2544:1975(MOD)
- ISO 5247-2:1989(MOD)
- ISO 5247-3:1993(MOD)
- ISO 5247:1983(MOD)
JIS L 0306:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.59 : 繊維及び皮革技術(用語)