JIS L 0870:1995 染浴内クロム塩に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0870:1995 規格概要

この規格 L0870は、クロム塩を後処理的に染浴に添加して行う羊手染色の場合における,染料のクロム塩に対する染色堅ろう度試験方法について規定。

JISL0870 規格全文情報

規格番号
JIS L0870 
規格名称
染浴内クロム塩に対する染色堅ろう度試験方法
規格名称英語訳
Test methods for colour fastness to metals in the dyebath:Chromium salts
制定年月日
1966年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 105-Z01:1993(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
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改訂:履歴
1966-03-01 制定日, 1969-02-01 確認日, 1972-01-01 確認日, 1975-03-01 改正日, 1978-04-01 確認日, 1983-06-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 2001-10-20 確認日, 2007-05-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS L 0870:1995 PDF [3]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 0870 - 1995

染浴内クロム塩に対する染色堅ろう度試験方法

Test methods for colour fastness to metals in the dyebath : Chromium salts

1. 適用範囲 この規格は,クロム塩を後処理的に染浴に添加して行う羊毛染色の場合における,染料の
クロム塩に対する染色堅ろう度試験方法について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS K 8517 二クロム酸カリウム(試薬)
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 0804 変退色用グレースケール
JIS L 0808 標準染色濃度表
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 105-Z01 : 1993 Textiles−Tests for colour fastness-Part Z01 : Colour fastness to metals in the
dyebath : Chromium salts
2. 要旨 この試験は,供試染料を使用し,染色の後段に二クロム酸カリウムを添加した染浴と,これを
含まない染浴中で,試験片を規定の方法に基づいてそれぞれ染色し,取り出して水洗,乾燥後,この2枚
の染色試験片間の色の開きの程度を変退色用グレースケールと比較して,供試染料の特性を判定する方法
である。
3. 種類 試験の種類は,強・弱の2種類がある。“強”の試験は,普通のアフタクロムの場合に用い,“弱”
の試験は,色直しなど軽度のクロム後処理の場合に用いる。
4. 装置及び材料 装置及び材料は,次のものを用いる。
(1) 染色用装置 染色容器と加熱装置がある適切な形状のもの。
(2) 脱水用機器 JIS L 0801の4.(2)(脱水用機器)に規定するもの。
(3) 乾燥機 JIS L 0801の4.(3)(乾燥機)に規定するもの。
(4) 布 JIS L 0803に規定する添付白布 毛のもの。
(5) 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するもの。
(6) 標準染色濃度表 JIS L 0808に規定する標準染色濃度表1号のもの。
(7) 二クロム酸カリウム JIS K 8517に規定するもの。

――――― [JIS L 0870 pdf 1] ―――――

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L 0870 - 1995
5. 試験片の採取 試験片は,布から適切な大きさのものを2枚採取する。
6. 操作
6.1 “強”試験 “強”試験は,次のとおり行う。
(1) 染色用装置及び適量の供試染料を使用し,2枚の試験片を通常の方法,かつ同一条件で,それぞれ原
則として標準染色濃度1号と同等の濃度に,浴比40 : 1で染色する。
(2) 次に,一方の染浴には,試験片の質量に対して1%に相当する二クロム酸カリウムを,その1%水溶液
(10g/ として添加し,引き続いて両染浴を60分間煮沸処理する。
(3) 最後に両試験片を染浴から取り出した後,JIS L 0801の7.(操作)の(6)によって水洗,脱水,乾燥す
る。
6.2 “弱”試験 “弱”試験は,6.1の“強”試験の場合と同様に操作する。ただし,染浴に添加する二
クロム酸カリウムの使用量は,試験片の質量に対して0.2%とする。
7. 判定 判定は,染浴に二クロム酸カリウムを添加した場合と添加しない場合との両染色試験片間の色
の開きの程度を,JIS L 0801の9.(染色堅ろう度の判定)によって行う。
8. 記録 試験結果は,試験方法の種類,供試染料名,標準染色濃度及び染色方法を付記し,JIS L 0801
の10.(記録)によって次の例のように記録する。
例 染浴内クロム塩試験(強)
アシッド・ライト・ブルーFF[標準染色濃度 (1/1),酸性染浴] 5級

――――― [JIS L 0870 pdf 2] ―――――

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L 0870 - 1995
染色堅ろう度試験方法JIS改正原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 須 賀 長 市 日本学術振興会染色堅ろう度第134委員会
(財団法人スガウエザリング技術振興財団)
(委員) 関 成 孝 通商産業省生活産業局
岡 林 哲 夫 工業技術院標準部
吉 村 正 治 通商産業省通商産業検査所横浜支所
山 形 昭 衛 日本繊維技術士センター
近 藤 一 夫 元日本女子大学
越 川 寿 一 杉野女子大学
上 野 和 義 東京都立繊維工業試験場
池 田 順 一 財団法人日本規格協会
須 田 昌 男 財団法人日本産業技術振興協会
鈴 木 保 男 財団法人日本化学繊維検査協会
小 沢 紀 一 財団法人日本染色検査協会
井 口 耕 一 財団法人日本紡績検査協会
下 谷 忠 義 財団法人日本繊維製品品質技術センター
森 数 馬 財団法人毛製品検査協会
児 玉 肇 日本毛整理協会
川 島 悟 日本羊毛紡績会
片 岡 邦 彦 片岡毛織株式会社
井 上 哲 夫 日本化薬株式会社
橋 爪 修 平 住友化学工業株式会社
今 福 英 明 三菱化成ヘキスト株式会社
赤 井 稔 保土谷化学工業株式会社
高 野 富士子 主婦連合会
川 又 幸 子 全国地域婦人団体連絡協議会
伊 藤 康 江 消費科学連合会
(事務局) 須 賀 冨士夫 財団法人スガウエザリング技術振興財団
三田村 勝 昭 財団法人スガウエザリング技術振興財団

JIS L 0870:1995の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 105-Z01:1993(MOD)

JIS L 0870:1995の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 0870:1995の関連規格と引用規格一覧