JIS L 1905:2012 繊維製品のシームパッカリング評価方法

JIS L 1905:2012 規格概要

この規格 L1905は、繊維製品のうち糸によって縫い合わされた布地又は製品に発生しているシームパッカリングの程度を目視評価する方法について規定。

JISL1905 規格全文情報

規格番号
JIS L1905 
規格名称
繊維製品のシームパッカリング評価方法
規格名称英語訳
Methods for assessing the appearance of seam pucker on textiles
制定年月日
1994年3月1日
最新改正日
2020年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7770:2009(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01, 59.080.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1994-03-01 制定日, 2000-10-20 改正日, 2006-05-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認日, 2020-02-20 改正
ページ
JIS L 1905:2012 PDF [31]
                                                                                   L 1905 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験場所・・・・[2]
  •  5 試料及び試験片の採取及び準備・・・・[2]
  •  6 装置及び材料・・・・[3]
  •  6.1 観察装置・・・・[3]
  •  6.2 判定用標準・・・・[3]
  •  7 評価方法・・・・[5]
  •  8 試験報告書・・・・[7]
  •  附属書A(参考)ISOシームパッカリングレプリカのデジタル化・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)光学三次元計測法・・・・[26]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[27]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1905 pdf 1] ―――――

L 1905 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価
技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS L 1905:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1905 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
L 1905 : 2012

繊維製品のシームパッカリング評価方法

Methods for assessing the appearance of seam pucker on textiles

序文

  この規格は,2009年に第3版として発行されたISO 7770を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。また,附属書JAは,対応国際規格にない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,繊維製品のうち糸によって縫い合わされた布地又は製品に発生しているシームパッカリン
グの程度を目視評価する方法について規定する。
この規格で,附属書AにISOシームパッカリングレプリカのデジタル化を参考として記述した。また,
附属書JAに,光学三次元計測法を参考として記述した。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7770:2009,Textiles−Test method for assessing the smoothness appearance of seams in fabrics
after cleansing(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 7617-2 直管蛍光ランプ−第2部 : 性能仕様
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD)
JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
JIS L 0805 汚染用グレースケール
注記 対応国際規格 : ISO 105-A03,Textiles−Tests for colour fastness−Part A03: Grey scale for
assessing staining(MOD)
JIS L 0860 ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 1096 織物及び編物の生地試験方法
ISO 3175-1,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments−Part 1 :
Assessment of performance after cleaning and finishing

――――― [JIS L 1905 pdf 3] ―――――

2
L 1905 : 2012
ISO 3175-2,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments−Part 2 :
Procedure for testing performance when cleaning and finishing using tetrachloroethene
ISO 3175-3,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments−Part 3 :
Procedure for testing performance when cleaning and finishing using hydrocarbon solvents
ISO 3175-4,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments−Part 4 :
Procedure for testing performance when cleaning and finishing using simulated wetcleaning
ISO 6330,Textiles−Domestic washing and drying procedures for textile testing

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS L 0105によるほか,次による。
3.1
シームパッカリング
縫い目線の周辺に生じた縫いつれ又は縫いじわが,やや連続的に続いたもの。

4 試験場所

  JIS L 0105に規定する標準状態の試験室によって試験を行う。試験室が標準状態に保てない場合は,で
きるだけ標準状態に近い場所で評価を行い,評価時の温度及び相対湿度を箇条8の試験報告書に記載する。

5 試料及び試験片の採取及び準備

  試料及び試験片の採取及び準備は,次による。
a) 布地の場合 布地の場合は,布地及び縫い合わせ条件が同じ部分から,縫い目線が中央になるように,
380 mm×380 mmの大きさの試験片を試験片がほつれないように3点採取する。採取した試験片は,
通常,巻きを防止するため寸法の安定している糸で縁から10 mm入ったところを緩く縫い合わせるな
どした後,標準状態とする。
なお,製品から380 mm×380 mmの大きさの試験片を採取及び準備する場合も布地として扱う。た
だし,380 mm×380 mmの大きさの試験片の採取が困難な場合には,縫い目方向に対して90°方向に
発生しているシームパッカリングの凹凸の波の端部まで含むように採取してもよい。
b) 製品の場合 製品の場合は,製品1点をハンガー又は人台などに掛け,製品本来の形態を崩さないよ
うにし,標準状態とする。
c) 洗濯及び乾燥処理を必要とする場合 a)又はb)の試料に対し,洗濯及び乾燥処理後の評価が必要な場
合には,必要な処理を1回又は5回行う。
なお,洗濯には,水洗い処理のほかにドライクリーニング処理も含み,洗濯及び乾燥処理は,それ
ぞれ次のいずれかの方法を選択する。
1) 洗濯処理
1.1) IS L 0217の付表1[記号別の試験方法−洗い方(水洗い)]に規定する方法
1.2) IS L 0860に規定するドライクリーニング方法
1.3) SO 6330に規定する洗濯処理方法
1.4) SO 3175-1ISO 3175-4に規定する洗濯処理方法
2) 乾燥処理
2.1) IS L 1096の8.24.1 c) 2)(乾燥)に規定する方法

――――― [JIS L 1905 pdf 4] ―――――

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L 1905 : 2012
2.2) SO 6330に規定する乾燥処理方法
d) 洗濯及び乾燥後のアイロン処理 試料の縫い目に変化を与えないように,生地に適する温度に調整で
きるドライアイロン又はスチームアイロンによって,しわなどの変形を整えた後,試料を標準状態に
する。ただし,ウォッシュアンドウェアなど,通常アイロン仕上げを行わない試料については,しわ
などの変形を整えなくてもよい。この場合,箇条8の試験報告書にその旨を記載する。

6 装置及び材料

6.1 観察装置

  観察装置は,次による。
なお,観察装置の例として,試料が布地の場合を図3に,試料が製品の場合を図4に示す。
a) 暗室 暗室は,外部の光を完全に遮断し,内面反射の影響の少ない構造のものとし,黒いカーテンな
どを取り付け,周囲からの反射の影響を少なくする。
b) 照明ランプ 照明ランプは,JIS C 7617-2に規定するFL40SWのもの2本とするが,これと同等の照
度が得られる4本の照明ランプによってもよい。反射板の内部は白エナメルで塗装する。照明ランプ
の照度は,観察中常に一定とする。
c) 観察板 観察板は,面の角度を垂直から5°傾斜させた,表面の色がJIS L 0805に規定する汚染用グ
レースケール2号のb2と同等のもので,通常,縦1 850 mm,横1 200 mm以上の大きさとする。ただ
し,試料が製品の場合には観察板を用いなくてもよい。

6.2 判定用標準

  判定用標準は,判定用標準立体レプリカとする。ただし,試料が布地の場合には,判定用標準写真を用
いてもよい。
a) 判定用標準立体レプリカ シームパッカリングを5級1級の5段階で表した立体レプリカとする。
b) 判定用標準写真 シームパッカリングを5級1級の5段階で表した写真とし,図1に1条縫の写真
を,図2に2条縫の写真を示す。

――――― [JIS L 1905 pdf 5] ―――――

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JIS L 1905:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 7770:2009(MOD)

JIS L 1905:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1905:2012の関連規格と引用規格一覧