JIS L 1953:2020 化学繊維わたの有効熱伝導率による保温性試験方法

JIS L 1953:2020 規格概要

この規格 L1953は、繊維製品,特に保温性機能のある衣料品,寝装品類などの製品の充填材として使用される化学繊維のわたの保温性の試験方法について規定。

JISL1953 規格全文情報

規格番号
JIS L1953 
規格名称
化学繊維わたの有効熱伝導率による保温性試験方法
規格名称英語訳
Thermal insulation test method based on the effective thermal conductivity of synthetic fibre wadding
制定年月日
2020年12月21日
最新改正日
2020年12月21日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2020-12-21 制定
ページ
JIS L 1953:2020 PDF [8]
                                                                                   L 1953 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 試験場所・・・・[1]
  •  5 原理・・・・[2]
  •  6 試料・試験片の準備・・・・[2]
  •  7 装置及び材料・・・・[2]
  •  8 試験手順・・・・[4]
  •  8.1 比容積の測定・・・・[4]
  •  8.2 有効熱伝導率の測定・・・・[4]
  •  9 試験結果・・・・[5]
  •  10 試験報告書・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1953 pdf 1] ―――――

           L 1953 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1953 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
L 1953 : 2020

化学繊維わたの有効熱伝導率による保温性試験方法

Thermal insulation test method based on the effective thermal conductivity of synthetic fibre wadding

1 適用範囲

  この規格は,繊維製品,特に保温性機能のある衣料品,寝装品類などの製品の充材として使用される
化学繊維のわたの保温性の試験方法について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 9511 発泡プラスチック保温材
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS L 0105による。
3.1
有効熱伝導率,λ
熱伝導による熱移動を示す特性値で,一定空間内の空気を含んだわたの熱の移動のしやすさを示す指標
注釈1 単位 : W/(m·K)
3.2
保温性指数,HR
繊維製品が熱の放散を防ぐ性質で,基準物質の有効熱伝導率(λ0)の試験片わたの有効熱伝導率(λ1)
に対する比
注釈1 この数値は無名数であり,その数値が大きいほど保温性が高い。

4 試験場所

  試験場所は,JIS L 0105の5.1.1(標準状態)による。

――――― [JIS L 1953 pdf 3] ―――――

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L 1953 : 2020

5 原理

  この試験方法は,わたのかさ高性評価結果から得られた比容積(cm3/g)の値に相当する質量の試験片わ
たを,一定体積の空間内で空気を含んだ状態で測定された有効熱伝導率(λ)の値に対する基準物質の有効
熱伝導率(λ0)の値の比で表わされる保温性指数によって,化学繊維の種類を問わず,中わた材料の保温
性能を比較評価することが可能である。

6 試料・試験片の準備

  試料は,箇条4に規定する標準状態の試験室に4時間以上放置する。

7 装置及び材料

  装置及び材料は,次による。
a) 測定装置 次の要素から構成される装置で,1)に規定する定温台と2)に規定する熱源ボックスとの間
にb)に規定する充枠に充した試験片わたが接したとき,熱源ボックスからの熱移動を,消費電力
(W)として測定できるもの(図1参照)。
図1−測定装置の概要
1) 定温台 上面が平滑で水平に保持された測定台で,内蔵する温度センサ及びヒータによってその表
面温度を20 ℃±1 ℃に維持することができるもの(図1参照)。
2) 熱源ボックス 試験片わたとの接触面を除いて断熱された,縦·横がそれぞれ100 mm±0.5 mm,厚
さが1 mm±0.1 mmの大きさで,その表面に黒色硬質アルマイト処理を施したアルミ製の熱板及び
その熱板に装着した温度センサからなり,3)の制御装置に接続し,内蔵する温度センサ及びヒータ
によって熱板の表面温度を一定に維持することができるもの(図2参照)。

――――― [JIS L 1953 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
L 1953 : 2020
図2−熱源ボックスの構造の例
3) 制御装置 1)に規定する定温台及び2)に規定する熱源ボックスに接続し,それらの温度を制御する
装置で,熱源ボックスが一定温度を維持するために消費される電力を計測できるもの。
b) 充枠 JIS A 9511の表1(発泡プラスチック保温材の種類及び記号)に規定する製品記号EPS-B-特
のビーズ法ポリスチレンフォーム保温材からなり,縦·横が204 mm±1 mm,高さが20 mm±1 mmの
大きさの直方体で,正方形の面の中心に,4辺がこの直方体の側面と平行になるように1辺が100 mm
±1 mmの大きさの正方形の孔をあけたもの(図3参照)。
単位 mm
図3−充枠の例
c) 基準物質 JIS A 9511の表1に規定する製品記号EPS-B-特のビーズ法ポリスチレンフォーム保温材か
らなり,縦·横が約100 mm,高さが20 mm±1 mmの大きさの直方体で,b)の充枠の試験片わた投
入孔に隙間なく充できるもの。
d) 測定枠 縦·横の内寸及び高さが100 mm±1 mmの透明なプラスチック製で,図4に示すように,上
面及び底面のない枠。

――――― [JIS L 1953 pdf 5] ―――――

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JIS L 1953:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1953:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA9511:2017
発泡プラスチック保温材