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JIS M 8708:2005 規格概要
この規格 M8708は、鉄鉱石のサンプリング,試料調製及び測定の精度を確認する実験方法について規定。
JISM8708 規格全文情報
- 規格番号
- JIS M8708
- 規格名称
- 鉄鉱石―サンプリング,試料調製及び測定の精度を確認する実験方法
- 規格名称英語訳
- Iron ores -- Experimental methods for checking the precision of sampling, sample preparation and measurement
- 制定年月日
- 2005年9月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3085:2002(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 73.060.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2005-09-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS M 8708:2005 PDF [20]
M 8708 : 2005 (ISO 3085 : 2002)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)/財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 3085:2002,Iron ores - Experimental
methods for checking the precision of sampling, sample preparation and measurementを基礎として用いた。
JIS M 87XXには,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)系統サンプリング及び方法1を適用した実験の例
附属書B(参考)実験データ解析の別法
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS M 8708 pdf 1] ―――――
M 8708 : 2005 (ISO 3085 : 2002)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 原理・・・・[2]
- 5. 一般条件・・・・[2]
- 5.1 サンプリング・・・・[2]
- 5.2 試料調製及び測定・・・・[2]
- 5.3 実験の繰り返し・・・・[2]
- 5.4 実験の記録・・・・[2]
- 6. 実験方法・・・・[2]
- 6.1 サンプリング・・・・[2]
- 6.2 試料調製及び測定・・・・[5]
- 7. 実験データの解析・・・・[6]
- 7.1 一般・・・・[6]
- 7.2 方法1・・・・[6]
- 7.3 方法2・・・・[8]
- 7.4 方法3・・・・[10]
- 8. 結果の検討及び対策・・・・[11]
- 8.1 結果の検討・・・・[11]
- 8.2 対策・・・・[11]
- 9. 実験報告・・・・[11]
- 附属書A(参考)系統サンプリング及び方法1を適用した実験の例・・・・[13]
- 附属書B(参考)実験データ解析の別法・・・・[17]
――――― [JIS M 8708 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
M 8708 : 2005
(ISO 3085 : 2002)
鉄鉱石―サンプリング,試料調製及び測定の精度を確認する実験方法
Iron ores - Experimental methods for checking the precision of sampling, sample preparation and measurement
序文
この規格は,2002年に第4版として発行されたISO 3085 Iron ores−Experimental methods for
checking the precision of sampling,sample preparation and measurementを翻訳し,技術的内容及び規格票の様
式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲
この規格は,鉄鉱石のサンプリング,試料調製及び測定の精度を確認する実験方法につい
て規定する。
備考1. この規格は,サンプリング,試料調製及び測定の精度を別々に確認する目的にも用いること
ができる。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3085:2002 Iron ores - Experimental methods for checking the precision of sampling, sample
preparation and measurement (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS M 8700 鉄鉱石及び還元鉄−用語
備考 ISO 11323:2002 Iron ore and direct reduced iron−Vocabularyがこの規格と同等である。
JIS M 8702 鉄鉱石−サンプリング及び試料調製方法
備考 ISO 3082:2000 Iron ores−Sampling and sample preparation proceduresがこの規格と同等であ
る。
JIS M 8707 鉄鉱石−品位変動評価実験方法
備考 ISO 3084:1998 Iron ores−Experimental methods for evaluation of quality variationがこの規格と
同等である。
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS M 8700による。
備考 サンプリング精度は,JIS M 8702の附属書Bに,数学的に定義している。
――――― [JIS M 8708 pdf 3] ―――――
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M 8708 : 2005 (ISO 3085 : 2002)
- 4. 原理・・・・[2]
れが困難な場合又は日常のサンプリング作業と同時に精度のチェックを行う場合は,JIS M 8702に規定す
る数のインクリメントを用いてもよい。
各大口試料から別々の試験試料を調製し,関連する品質特性を測定する。
得られた実験データを解析し,それぞれ選んだ品質特性についてサンプリング,試料調製及び測定の推
定精度を計算する。
推定した精度をJIS M 8702の表1の規定値と比較し,推定精度が規定値に達していない場合は,必要な
対策を講じる。
5. 一般条件
5.1 サンプリング
5.1.1 一般 使用するサンプリングの方法は,JIS M 8702に規定するロットからインクリメントを採取
する二つの方法,すなわち,系統サンプリング方法又は層別サンプリング方法から選ぶ。
5.1.2 ロットの数 信頼できる結果を得るために,実験は,同じ種類の鉄鉱石について20ロット以上行
うことが望ましい。しかし,これが困難なときは,少なくとも10ロットは実験することが望ましい。実験
の対象とするロットの数が不足するときは,各ロットを幾つかの層に分割し,合計で20層以上になるよう
にし,各層をJIS M 8702に規定する別々のロットとみなして実験を行うとよい。
5.1.3 インクリメント及び大口試料の数 精度実験に必要なインクリメントの数は,JIS M 8702に規定
する数の2倍が望ましい。したがって,日常のサンプリングで要求するインクリメントの数 1nで1個の大
口試料を作る場合には,実験に必要なインクリメントの数は2 1nであり,これから二つの大口試料を作る。
1n個のインクリメントを採取し,
これに対して,実験を日常のサンプリングの一部として行うときは,
1n/2個のインクリメントからなる2個の大口試料を作る。この場合,得られるサンプリング精度
それぞれ
は,1n/2個のインクリメントに対するものである。 この精度を2で除すと,1n個のインクリメントから
構成される大口試料に対する精度が得られる(7.参照)。
1n個のインクリメントで行い,1nが奇数のときは,更に1個のインクリメントを追加し,インク
実験を
リメント数を偶数にする。
5.2 試料調製及び測定
試料調製は,JIS M 8702の規定に従って行う。測定は,鉄鉱石の化学分析,水
分測定及び粒度分析の日本工業規格(日本産業規格)にそれぞれ従って行う。
備考1. ロットの一連の試験試料に対する化学分析は,日間変動要因を考慮して,数日に分け,独立
条件で行うのがよい。
2. 品質特性の測定方法は,実験期間中を通して同じ方法を用いるのが望ましい。
5.3 実験の繰り返し
品位変動が変化していないかどうかをチェックし,サンプリング,試料調製及び
測定の精度を管理するために,定期的に実験を行うことが望ましい。この実験は,作業量を考慮して,日
常のサンプリング,試料調製及び測定の一貫として行うことが望ましい。
5.4 実験の記録
将来の参考のために,また,過ち及び消滅を防ぐために,実験の詳細な記録を規定の
様式(9.及び附属書A)に保存しておくことが望ましい。
6. 実験方法
6.1 サンプリング
――――― [JIS M 8708 pdf 4] ―――――
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M 8708 : 2005 (ISO 3085 : 2002)
6.1.1 系統サンプリング
1nは,JIS M 8702の規定に従って決める。
6.1.1.1 インクリメントの数
6.1.1.2 2 1n個のインクリメントを採取する場合は,サンプリング間隔m ロットの質量
mを2
L
1nで
除して得る。すなわち,求める間隔は,日常のサンプリングの間隔の半分に等しい。
mL
m
2n1
1n個のインクリメントを採取する場合には,サ
これに対して,実験をサンプリングの一部として行い,
ンプリング間隔m ロットの質量
mを
L
1nで除して得る。
mL
m
n1
こうして得られるサンプリング間隔は,1tの位を切り捨てて10 t単位に丸める。
6.1.1.3 インクリメントは,ランダムスタートによって,6.1.1.2で決めるサンプリング間隔で採取する。
6.1.1.4 インクリメントは,交互に2個の容器に入れる。こうして2個の大口試料A及びBを作る。
例1. 系統サンプリングの例を次に示す(図1参照)。
19 000 tのロットがベルトコンベヤで移動している場合,日常のサンプリングのためのインク
1nは,JIS M 8702の規定によって60となる。2 1n個のインクリメントを採取す
リメントの個数
る場合,サンプリング間隔mは,次の式で求められる。
mL 19 000
m 158 150
n
21 60 2
こうしてインクリメントを150 t間隔で採取する。サンプリング間隔150 tで採取する最初の
インクリメントの採取時点は,ランダム選出方法で決める。最初のインクリメントの採取時点
がロットの移動の初めから20 t目と決まった場合,続くインクリメントは,20+ i m i=1,
1n),すなわち,170 t,320 tなどの時点から採取する。こうして全ロット19 000 tか
2,···,2
ら126個のインクリメントを採取する。
インクリメントは,交互に2個の容器に入れ,それぞれが63インクリメントからなる2個の
大口試料A及びBを作る。
150t
○大口試料 A
20t 170t 320t 470t
○大口試料 B
150t 150t 150t
20t
ロットの移動開始
備考 印は層から採取するインクリメントを示し,○印は大口試料を示す。
図 1 系統サンプリングの例
――――― [JIS M 8708 pdf 5] ―――――
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JIS M 8708:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3085:2002(IDT)
JIS M 8708:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 73 : 鉱採及び鉱物 > 73.060 : 金属鉱物及びそれらの濃縮物 > 73.060.10 : 鉄鉱石
JIS M 8708:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISM8700:2013
- 鉄鉱石及び還元鉄―用語
- JISM8702:2019
- 鉄鉱石―サンプリング及び試料調製方法
- JISM8707:2004
- 鉄鉱石―品位変動評価実験方法