JIS P 8117:2009 紙及び板紙―透気度及び透気抵抗度試験方法(中間領域)―ガーレー法

JIS P 8117:2009 規格概要

この規格 P8117は、紙及び板紙のISO透気度及び透気抵抗度を試験するガーレー試験機法及び王研式試験機法について規定。

JISP8117 規格全文情報

規格番号
JIS P8117 
規格名称
紙及び板紙―透気度及び透気抵抗度試験方法(中間領域)―ガーレー法
規格名称英語訳
Paper and board -- Determination of air permeance and air resistance(medium range) -- Gurley method
制定年月日
1952年10月23日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

ISO 5636-5:2003(MOD)
国際規格分類

ICS

85.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
紙・パルプ 2021
改訂:履歴
1952-10-23 制定日, 1955-10-23 確認日, 1958-10-23 確認日, 1960-03-01 改正日, 1963-06-01 改正日, 1968-11-01 確認日, 1971-12-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1980-01-01 改正日, 1985-02-01 確認日, 1994-09-01 確認日, 1998-01-20 改正日, 2003-05-20 確認日, 2008-04-20 確認日, 2009-01-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS P 8117:2009 PDF [14]
                                                                                   P 8117 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験方法の種類・・・・[2]
  •  5 ガーレー試験機法・・・・[2]
  •  5.1 原理・・・・[2]
  •  5.2 装置及び器具・・・・[2]
  •  5.3 試料の採取・・・・[4]
  •  5.4 試料の調湿・・・・[4]
  •  5.5 試験片の調製・・・・[4]
  •  5.6 操作・・・・[4]
  •  5.7 試験結果の表し方・・・・[5]
  •  5.8 精度・・・・[5]
  •  6 王研式試験機法・・・・[5]
  •  6.1 原理・・・・[5]
  •  6.2 装置及び器具・・・・[5]
  •  6.3 試料の採取・・・・[6]
  •  6.4 試料の調湿・・・・[6]
  •  6.5 試験片の調製・・・・[6]
  •  6.6 操作・・・・[6]
  •  6.7 試験結果の表し方・・・・[7]
  •  7 報告・・・・[7]
  •  附属書A(参考)ガーレー試験機の種類・・・・[8]
  •  附属書B(規定)内筒容積の校正・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS P 8117 pdf 1] ―――――

P 8117 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術協会
(JAPAN TAPPI) 及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これに
よって,JIS P 8117:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS P 8117 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
P 8117 : 2009

紙及び板紙−透気度及び透気抵抗度試験方法(中間領域)−ガーレー法

Paper and board-Determination of air permeance and air resistance (medium range)-Gurley method

序文

  この規格は,2003年に第2版として発行されたISO 5636-5を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対
応国際規格には規定されていない王研式透気度試験機による方法を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,紙及び板紙のISO透気度及び透気抵抗度を試験するガーレー試験機法及び王研式試験機法
(以下“ガーレー法”と総称する。)について規定する。ガーレー試験機法では,ISO透気度が0.1 μm/(Pa・
s)100 μm/(Pa・s),又は透気抵抗度が1.4 s1 300 sの紙及び板紙に適用する。王研式試験機法では,適用
する紙及び板紙のISO透気度及び透気抵抗度の範囲に制約はない。空気が漏れないように確実に締め付け
ることができない表面の粗い紙及び板紙には適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 5636-5:2003,Paper and board−Determination of air permeance and air resistance (medium range)
−Part 5: Gurley method (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6253 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方
注記 対応国際規格 : ISO 48:1994,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of hardness
(hardness between 10 IRHD and 100 IRHD)及びAmendment 1 (1999) (MOD)
JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
注記 対応国際規格 : ISO 186,Paper and board−Sampling to determine average quality(IDT)
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態
注記 対応国際規格 : ISO 187,Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing

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2
P 8117 : 2009
and procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samples(MOD)
JIS R 3505:1994 ガラス製体積計
注記 対応国際規格 : ISO 385-1:1984,Laboratory glassware−Burettes−Part 1: General requirements
(MOD)
ISO 3104,Petroleum products−Transparent and opaque liquids−Determination of kinematic viscosity and
calculation of dynamic viscosity
ISO 5636-1,Paper and board−Determination of air permeance (medium range)−Part 1: General method

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
ISO透気度 (air permeance)
規定された条件下で,単位面積,単位圧力差及び単位時間当たり透過する空気の平均流量。
注記 ISO透気度は,マイクロメートル毎パスカル秒[1 mL/(m2・Pa・s)=1 μm/(Pa・s)]の単位で表す。
3.2
透気抵抗度 (air resistance)
単位面積及び単位圧力差当たり,規定された体積の空気が透過するのに要する時間。
注記 透気抵抗度は,100 mL当たりの時間(秒)で表す。

4 試験方法の種類

  ガーレー法の試験は,使用する試験機の種類によって次の二つの方法がある。
注記 透気抵抗度は,同一の試料に対し,試験機の種類によって異なる値を示すが,それぞれの換算
式(5.7.1及び6.7.1参照)によって計算したISO透気度が同じ値となるように,それぞれの試
験機が設計されている。
a) ガーレー試験機法(箇条5参照)
b) 王研式試験機法(箇条6参照)

5 ガーレー試験機法

5.1 原理

  液体に浮かぶ内筒の垂直方向の重さによって空気を圧縮し,この空気が試験片を透過し,内筒は徐々に
下降する。一定体積の空気が透過するのに要した時間を測定し,その値から計算によってISO透気度を求
める。

5.2 装置及び器具

  ガーレー試験機法で用いる主な装置及び器具は,次による。
5.2.1 透気抵抗度試験機(ガーレー試験機)[air-resistance apparatus (Gurely tester)]
a) 試験機の構成 図1に示すようなA形又はB形とし,一部に密封流体(油)を満たした外筒と,外筒
中を自由に上下動し,上部が開放又は密封されている内筒によって構成する。内筒の質量によって与
えられる空気の圧力は,内筒開口部にある締付板の間に保持した試験片にかかる。締付板は,内筒が
開放形(A形)の場合は上部に位置し,内筒上部が密閉形(B形)の場合は試験機の底部に位置する。
試験機はB形の方が望ましい(附属書A参照)。圧気面側の締付板に取り付けられた弾力性のあるガ

――――― [JIS P 8117 pdf 4] ―――――

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スケットは,紙表面と締付板との間から空気が漏れるのを防ぐ。
b) ガスケット ガスケットは,薄く,弾力性,かつ,耐油性があり,酸化作用のない材質とし,平滑な
表面をもち,厚さ0.7 mm1 mmで,硬度がJIS K 6253に規定する50 IRHD60 IRHD(国際ゴム硬
度)のものとする。ガスケットの内径は,約28.6 mm,外径は約34.9 mmとする。ガスケットの孔と
締付板の孔の心を合わせ,使用するときは,締付板の溝にガスケットを固定する。この溝は,もう一
方の締付板の孔と同心で,内径28.50±0.15 mm,深さは0.45±0.05 mmとする。ガスケットの挿入・
密着の利便のために,外径は35.2±0.1 mmとする。同心の溝にガスケットを固定したとき測定面積が
決まるので,固定時のガスケットの内径は28.6±0.1 mm(面積642 mm2)でなければならない。ガス
ケットは,定期的に交換しなければならない。
1 締付板 5 ガスケット
2 内筒(質量 567 g)6油
3 外筒 7 円筒
4 試験片 8 掛金
図1−ガーレー試験機
c) 外筒 外筒は,高さ254 mm,内径82.6 mmとし,その内面には,内筒を誘導するために,長さ190 mm
以上245.5 mm以下で,1辺2.4 mmの正方形又は直径2.4 mmの円形の棒を3本4本取り付ける。
d) 内筒 内筒は,アルミニウム合金を材料とし,50 mL単位で目盛を付け,全量は少なくとも300 mL
とする。また,0 mL100 mLの数値表示間の目盛を25 mL単位としてもよい。これらの数値表示は
内筒の真の容積を表し,通常の試験機では0.5 %の精度をもつ。内筒の容積は,附属書Bに規定する
操作によって確認するのがよい。内筒の高さは254±0.5 mm,外径76.2±0.5 mm,内径は,内筒一式
の質量が567±0.5 gとなるように約74 mmでなければならない。

――――― [JIS P 8117 pdf 5] ―――――

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JIS P 8117:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5636-5:2003(MOD)

JIS P 8117:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS P 8117:2009の関連規格と引用規格一覧