9
P 8131 : 2009
附属書B
(規定)
締付板の検査
序文
この附属書は,5.1に規定する締付板の検査方法について規定する。
なお,この附属書は,2014年3月31日をもって廃止する。
検査方法
締付板に各1枚のカーボン紙及び白紙を挟み,圧力を加える。締付板が正常ならば,締付板全体にわた
って,明りょう(瞭)で均一で,かつ,輪郭のはっきりとした転写像をカーボン紙から白紙上に得る。上
側の締付板が回転可能ならば,90°回転させて更に転写像を得る。締付板の中心軸が一致していることを
検査する方法は二つある。一つは,締付板の開口部の寸法と中心軸とが一致した円柱を両面に備えた板を
用いる方法,もう一つは,白紙を2枚のカーボン紙で挟み,これを締付板に挟んで転写像を得た後,白紙
の両面の像が対称であり,かつ,ずれが0.25 mm以下であることを検査する方法である。
――――― [JIS P 8131 pdf 11] ―――――
10
P 8131 : 2009
附属書C
(規定)
締付圧
序文
この附属書は,5.1に規定する締付装置の締付圧について規定する。
締付圧
油圧又は空気圧による加圧システムをもつ圧力計付き締付装置の場合は,必要な圧力に容易に調整でき
る。この場合,圧力計の読みと締付板にかかる圧力とは必ずしも一致するものではないことに注意する。
ピストン及び締付面の面積を考慮しなければならない。
ねじ又はレバーによって機械的に圧力を加える方式の装置の場合は,ロードセル又はその他適切な装置
を用いて,調節目盛とそのとき加わっている圧力との関係を調べておくことが望ましい。
――――― [JIS P 8131 pdf 12] ―――――
11
P 8131 : 2009
附属書D
(規定)
圧力測定装置の校正
序文
この附属書は,5.4に規定する圧力測定装置の校正について規定する。
D.1 静的校正
圧力測定装置は,ピストン方式の重すい(錘)形圧力検査器又は水銀を充てんした円筒を用い,水銀の
質量によって静的に校正する。圧力センサが設置方向の影響を受ける場合は,破裂試験機における通常の
設置状態で校正する。最大破裂圧力指示装置は,動的に校正するのがよい。
静的校正法は,その他の方法を用いてもよい。
D.2 動的校正
試験機の測定状態での動的校正は,別系統の最大圧力測定装置を併置して行う。その別系統の装置は,
破裂試験を行ったときの最大圧力に対して,±1.5 %の変動追随性及び精度をもたなければならない。
装置の測定範囲内で何種類かの試料を測定することによって,最大破裂圧力の指示値の誤差を種々の圧
力水準で求めることができる。
いずれかの圧力における誤差が,5.4の許容差を超える場合には,その原因を調べる。
――――― [JIS P 8131 pdf 13] ―――――
12
P 8131 : 2009
附属書JA
(規定)
締付板(JAタイプ)の寸法
序文
この附属書は,我が国で従来用いていた締付板(JAタイプ)について規定する。
なお,この附属書は,2014年3月31日をもって廃止する。
JA.1 締付板の寸法
締付板(JAタイプ)の寸法を,附属書Aに規定するものとは別に図JA.1に示す。図JA.1に示す締付
板の,締付面の表面粗さは,JIS B 0601:1982に規定する1.6 aとし,60°V溝は,同心円溝又はらせん溝と
する。
単位 mm
図JA.1−締付板(JAタイプ)の寸法
参考文献 [1] ISO 2758:2001,Paper−Determination of bursting strength
[2] BRAUNS, O., DANIELSSON, E., JORDANSSON, L., Svensk Paperstidning23 867 (1954)1).
[3] TUCK, N.G.M., MASON, S.G., FAICHNEY, L.M., Pulp and Paper Mag. Canada54 5 102 (1953)1).
[4] Appita Standard AS/NZS 1301-483s:19971).
注1) 圧力計の動的校正法について記述がある。
――――― [JIS P 8131 pdf 14] ―――――
P8
13
附属書JB
131
(参考)
: 2
0
JISと対応する国際規格との対比表
09
JIS P 8131:2009 板紙−破裂強さ試験方法 ISO 2759:2001,Board−Determination of bursting strength
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び名称 の評価
5.2 ゴム ゴム隔膜の性質及 5.2 高さ10 mm及び高さ18 削除 ゴム隔膜の高さ18 mmでの圧力規
国際規格の規定内容のうち,高
隔膜 び構造 mmでの圧力規定 さ18 mmでの圧力の規定を削 定は,実際的でないため,削除を
除。 ISOへ提案する。
− − 追加 国際規格では規定していない ゴム隔膜は特殊な形状であるた
ゴム隔膜の形状・寸法(図1)め,その形状の追加をISOへ提案
を追加。 する。
7 サンプ 試験片の寸法 − − 追加 国際規格では規定していない 利用者への便宜を図るため,試験
リング並 試験片の寸法を追加。 片の寸法の規定をISOへ提案す
びに試験 る。
片の調製
及び調湿
8 試験 破裂試験方法 8 − 追加 板紙の両面それぞれの試験結 実質的な差異はない。
果が必要な場合の試験の条件
を分かりやすくするため,追加
した。
11 報告 e) 附属書A又は附 11 d) − 追加 国際規格では規定していない JISの運用事情による。2014年3
属書JAに規定した締 締付板の種類を追加。 月31日までとする。
付板の種類(ISOタイ
プ又はJAタイプ)
P8
附属書JA 図JA.1締付板(JA − − 追加 国際規格では規定していない JISの運用事情による。2014年3
1
(規定) タイプ)の寸法 締付板の寸法を追加。 月31日をもって廃止する。
31
締付板の締付面の − − 追加 国際規格では規定していない。
: 2
表面粗さの規定
0 0
1
9
3
――――― [JIS P 8131 pdf 15] ―――――
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JIS P 8131:2009の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2759:2001(MOD)
JIS P 8131:2009の国際規格 ICS 分類一覧
JIS P 8131:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISP8110:2006
- 紙及び板紙―平均品質を測定するためのサンプリング方法
- JISP8111:1998
- 紙,板紙及びパルプ―調湿及び試験のための標準状態
- JISP8112:2008
- 紙―破裂強さ試験方法
- JISP8124:2011
- 紙及び板紙―坪量の測定方法