JIS R 1671:2006 ファインセラミックス多孔体の水透過率及び水力等価直径試験方法

JIS R 1671:2006 規格概要

この規格 R1671は、ファインセラミックス多孔体の水透過率及び水力等価直径の試験方法について規定。

JISR1671 規格全文情報

規格番号
JIS R1671 
規格名称
ファインセラミックス多孔体の水透過率及び水力等価直径試験方法
規格名称英語訳
Testing method for water permeability and hydraulic equivalent diameter of porous fine ceramics
制定年月日
2006年10月20日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

81.060.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ファインセラミックス 2018
改訂:履歴
2006-10-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS R 1671:2006 PDF [8]
                                                                                   R 1671 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日
本工業規格である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 1671 pdf 1] ―――――

R 1671 : 2006

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 装置及び器具・・・・[2]
  •  4.1 水透過試験装置・・・・[2]
  •  4.2 器具・・・・[3]
  •  5. 試験液・・・・[3]
  •  6. 試験片・・・・[3]
  •  6.1 試験片の形状及び寸法・・・・[3]
  •  6.2 試験片の製作・・・・[4]
  •  7. 試験方法・・・・[4]
  •  8. 試験結果の表し方・・・・[5]
  •  8.1 透過率の計算・・・・[5]
  •  8.2 水力等価直径の計算・・・・[5]
  •  9. 報告・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 1671 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R 1671 : 2006

ファインセラミックス多孔体の水透過率及び水力等価直径試験方法

Testing method for water permeability and hydraulic equivalent diameter of porous fine ceramics

1. 適用範囲

 この規格は,ファインセラミックス多孔体の水透過率及び水力等価直径(1)の試験方法につ
いて規定する。
注(1) ファインセラミックス多孔体の平均孔径は,水力等価直径で表すことができる。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。
JIS B 7411 一般用ガラス製棒状温度計
JIS B 7505 ブルドン管圧力計
JIS B 7507 ノギス
JIS B 8342 小形往復空気圧縮機
JIS K 3802 膜用語
JIS M 8716 鉄鉱石ペレット−見掛密度及び気孔率の算出方法
JIS R 1600 ファインセラミックス関連用語
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8710 温度測定方法通則

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 3802及びJIS R 1600によるほか,次による。
a) ファインセラミックス多孔体 フィルタ,吸着材,触媒担体などに用いられる空げき率(気孔率)3
060%の多孔質セラミックス。
b) 透過率 液体が多孔体を透過するときの透過しやすさを表す係数。
備考 次のダルシー(Darcy)の式で定義される係数kを指す。
p
q k
L
ここに, q : 液体の透過流束(m・s-1)
k : 透過率(m2)
Δp : 圧力損失(Pa)
μ : 液体の粘度(Pa・s)
L : 多孔体の厚さ(m)
c) 透過抵抗 液体が多孔体を透過するときの透過しにくさを表す係数。多孔体の厚さLを透過率kで除
したもの。

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R 1671 : 2006

4. 装置及び器具

4.1 水透過試験装置

 水透過試験装置は,次による。
a) 装置の構成及び構造 窒素ガスボンベ又は空気圧縮機,気体圧力調整器,圧力容器,圧力計,試験片
ホルダ,試験片などで構成し,洗浄が容易で微粒子の混入が防げる構造とする。器具を含む装置の構
成例を,図1に示す。
上ぶた
図 1 器具を含む装置の構成例
b) 窒素ガスボンベ又は空気圧縮機 圧力供給源は窒素ガスボンベが望ましい。空気圧縮機とする場合は,
JIS B 8342に規定するものを用いる。
c) 気体圧力調整器 示度の誤差が±5 kPaのものを用いる。
d) 圧力計 JIS B 7505に規定する圧力計のうち,精度等級が1.0級以上のもの,又はそれと同等以上の
性能をもち,圧力範囲が0600 kPaのものが望ましい。低圧で試験を行う場合には,圧力レンジの低
いものでもよい。また,あらかじめ校正したものを用いる。
e) 圧力容器 ステンレス鋼製で試験圧力に耐え,微粒子の混入が防げ,容量が5 L以上のものを用いる。
試験液を入れやすく,洗浄も容易なように,上ぶた(蓋)が付いてクランプによって密閉できる構造
が望ましい。
f) 試験片ホルダ ステンレス鋼製で試験片を収納し,水漏れのない構造とする。試験片ホルダの一例を
図2に示す。
参考 市販品として,アドバンテック株式会社製の試験片ホルダLS-25が利用できる。これは,この
規格の使用者の便宜のために,一般に入手できるものとして掲げたが,これを推奨するわけで
はない。同じ効果を得られることを証明することができれば,これと同等の他のものを用いて
もよい。
g) 試験片 6.による。

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R 1671 : 2006
試験片挿入位置
図 2 試験片ホルダの構成例

4.2 器具

a) 透過液受け器 全累積透過液を受け入れる容積とする。試験液量に応じて適切な容量の容器を用いる。
b) 天びん 透過液の全累積量を計量できる性能をもち,0.01 gの精度をもつものを用いる。
c) ストップウォッチ 0.1秒の精度をもつものを用いる。
d) 温度計 JIS B 7411に規定する50 Mのもので,あらかじめJIS Z 8710によって校正したものを用い
る。
e) ノギス JIS B 7507に規定するM形又はCM形を用いる。

5. 試験液

 水道水をイオン交換し,次いで蒸留水製造装置によって蒸留し,得られた蒸留水を孔径が試
験片と同等又はそれより小さい孔径の高分子膜でろ過した水を用いる。

6. 試験片

6.1 試験片の形状及び寸法

 試験片の形状は円板形とし,試験片ホルダに収容可能な寸法とする。図3
に試験片の寸法例を示す。
なお,非対称の複層構造をもつ試験片を使用する場合は,支持層部の厚さを調整し,ち密層も含めた厚
さとすることが望ましい。

――――― [JIS R 1671 pdf 5] ―――――

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