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JIS R 1697:2015 規格概要
この規格 R1697は、白色発光ダイオードに用いられる近紫外から青色の光によって励起され可視光を発する蛍光体粉体を対象とする,積分球を用いた内部量子効率の絶対測定方法について規定。
JISR1697 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R1697
- 規格名称
- 白色発光ダイオード用蛍光体の積分球を用いた内部量子効率絶対測定方法
- 規格名称英語訳
- Absolute measurement of internal quantum efficiency of phosphors for white light emitting diodes using an integrating sphere
- 制定年月日
- 2015年3月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 31.260
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ファインセラミックス 2018
- 改訂:履歴
- 2015-03-20 制定日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS R 1697:2015 PDF [9]
R 1697 : 2015
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 測定装置・・・・[2]
- 4.1 装置構成・・・・[2]
- 4.2 光源部・・・・[3]
- 4.3 試料部・・・・[3]
- 4.4 検出部・・・・[4]
- 4.5 信号・データ処理部・・・・[4]
- 5 測定装置の校正,点検及び保守・・・・[4]
- 5.1 一般・・・・[4]
- 5.2 光源部の波長校正・・・・[4]
- 5.3 セル及びカバーガラス・・・・[4]
- 5.4 積分球内壁及び白色拡散板・・・・[5]
- 5.5 検出部の波長校正・・・・[5]
- 5.6 分光感度補正・・・・[5]
- 6 試料・・・・[5]
- 6.1 保管及び前処理・・・・[5]
- 6.2 試料のセルへの充 57 測定手順・・・・[5]
- 7.1 測定環境・・・・[5]
- 7.2 励起光スペクトルの測定・・・・[5]
- 7.3 蛍光体試料のスペクトル測定・・・・[6]
- 8 計算・・・・[6]
- 8.1 フォトン数基準への変換・・・・[6]
- 8.2 蛍光スペクトル・・・・[6]
- 8.3 内部量子効率・・・・[6]
- 9 報告・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 1697 pdf 1] ―――――
R 1697 : 2015
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 1697 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 1697 : 2015
白色発光ダイオード用蛍光体の積分球を用いた内部量子効率絶対測定方法
Absolute measurement of internal quantum efficiency of phosphors for white light emitting diodes using an integrating sphere
1 適用範囲
この規格は,白色発光ダイオードに用いられる近紫外から青色の光によって励起され可視光を発する蛍
光体粉体を対象とする,積分球を用いた内部量子効率の絶対測定方法について規定する。
この規格は,緑色,だいだい(橙)色,ピンク色,赤紫色などの発光ダイオードに用いられる蛍光体に
も適用できる。
注記1 この規格における白色発光ダイオードとは,近紫外から青色の光を発する発光ダイオードと
それらが発する光を吸収して可視光を放射する蛍光体とを備え,これらの光を混合して出力
する光源である。
注記2 混合色が白色でない発光ダイオードに用いられる蛍光体も,混合色として白色を呈する材料
となり得るため,この規格が適用できる。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0120 蛍光光度分析通則
JIS Z 8105 色に関する用語
JIS Z 8113 照明用語
JIS Z 8120 光学用語
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0120,JIS Z 8105,JIS Z 8113及びJIS Z 8120によるほか,
次による。
3.1
内部量子効率
蛍光体が吸収した励起光フォトン数に対する蛍光体から自由空間に放射された蛍光フォトン数の比率。
蛍光量子収率と呼ぶこともある。
3.2
セル
試料,硫酸バリウムなどの白色粉体を充する容器。試料などを保持するための円筒状のくぼみを付け
――――― [JIS R 1697 pdf 3] ―――――
2
R 1697 : 2015
た平板形試料ホルダー,シャーレ,分光蛍光光度計で使用される角形セルなどの総称。
3.3
レファレンスセル
励起光スペクトルを測定する際に用いる,硫酸バリウム,アルミナなど,高い拡散反射率をもつ白色粉
体を充したセル。
3.4
白色拡散板
励起光スペクトルを測定する際に用いる,硫酸バリウム,ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの
高い拡散反射率をもつ白色の板。
3.5
二次吸収
積分球に取り付けられた試料が,積分球内全方位から間接的に照射される励起光を吸収する現象。試料
に照射された励起光が試料に吸収されずに散乱又は反射し,更に積分球内面で反射を繰り返しながら試料
に再入射することによって起こる。
3.6
自己吸収
試料が発する蛍光の一部を試料自身が吸収する現象。
4 測定装置
4.1 装置構成
光源部,試料部,検出部,信号・データ処理部などで構成する。分光蛍光光度計に積分球を含む試料部
を組み合わせた装置又は光源部と試料部にアレイ形分光検出器を組み合わせた装置が代表的なものである。
測定装置の代表的な構成例を,図1及び図2に示す。
図1−測定装置の構成例(分光蛍光光度計タイプ)
――――― [JIS R 1697 pdf 4] ―――――
3
R 1697 : 2015
図2−測定装置の構成例(アレイ形分光検出器タイプ)
4.2 光源部
光源部は,光源装置と分光器とで構成する。
発生した励起光は,積分球の励起光導入用開口部から積分球内に導入され,試料などに照射される。試
料などに照射される励起光の大きさは,積分球内に面した試料などの直径より十分小さくする。
4.2.1 光源装置
光源,点灯用電源,集光系で構成される励起光を発生する装置であり,それぞれ,JIS K 0120に規定す
るものを用いる。
4.2.2 分光器
励起光の波長を選択し,波長幅を制限する装置であり,JIS K 0120に規定するものを用いる。励起光ス
ペクトルの半値幅は15 nm以下にすることが望ましい。
4.3 試料部
セル,積分球などで構成する。
4.3.1 セル
積分球内に面した試料の面積が励起光照射面積より十分大きくとれ,法線方向の試料の厚さが2 mm以
上確保できる寸法とする。
平板形試料ホルダーの場合はカバーガラスを載せて使用し,シャーレの場合は蓋をして使用する。
カバーガラス,角形セルの少なくとも一つの面,又はシャーレ及びその蓋は,石英ガラス製を用いる。
カバーガラス又は角形セルの透明な面の厚さは1.25 mm以下とする。
平板形試料ホルダーの材質は,白色アルミナなどの拡散反射率の高い材料を使用する。
レファレンスセルを用いる場合,蛍光体試料用セルとしてレファレンスセルで使用したものと同種のセ
ルを用いる。
励起光導入用開口部と蛍光体粉体層の間には,カバーガラス,シャーレの蓋又は角形セルの1面を構成
する材料以外は存在しないようにする。特に光を吸収する物質が積分球内部又は近傍に存在すると,測定
誤差を与えるので可能な限り排除する。
4.3.2 白色拡散板又はレファレンスセル
励起光スペクトルを測定する際,積分球のセル用開口部に,白色拡散板又はレファレンスセルを置く。
――――― [JIS R 1697 pdf 5] ―――――
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JIS R 1697:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 31 : エレクトロニクス > 31.260 : オプトエレクトロニクス.レーザー設備