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JIS R 1802:2005 規格概要
この規格 R1802は、加熱機器に用いる赤赤外ヒータの高温域の表面温度を,K熱電対又はR電対を用いて測定する方法及び測定の不確かさを評価する方法について規定。
JISR1802 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R1802
- 規格名称
- 遠赤外ヒータの表面温度測定方法―熱電対法
- 規格名称英語訳
- Methods for surface temperature measurement of far infrared heaters by thermocouples
- 制定年月日
- 2005年3月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 97.100.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ファインセラミックス 2018
- 改訂:履歴
- 2005-03-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS R 1802:2005 PDF [21]
R 1802 : 2005
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)
/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登
録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS R 1802には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)熱電対の校正例
附属書B(参考)熱電対の校正の不確かさの評価例
附属書C(参考)測定装置の設置例
附属書D(参考)熱電対の取付けによる不確かさの評価例
附属書E(参考)表面温度の算定例
附属書F(参考)表面温度の不確かさの評価例
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 1802 pdf 1] ―――――
R 1802 : 2005
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 測定装置・・・・[1]
- 4.1 熱電対の校正・・・・[1]
- 4.2 表面温度の測定・・・・[2]
- 5. 測定の手順と方法・・・・[3]
- 5.1 準備・・・・[3]
- 5.2 測定方法・・・・[3]
- 6. 表面温度の算定及び不確かさの評価・・・・[4]
- 6.1 表面温度の算定・・・・[4]
- 6.2 表面温度の不確かさの評価・・・・[5]
- 7. 記録・・・・[5]
- 附属書A(参考)熱電対の校正例・・・・[6]
- 附属書B(参考)熱電対の校正の不確かさの評価例・・・・[9]
- 附属書C(参考)測定装置の設置例・・・・[11]
- 附属書D(参考)熱電対の取付けによる不確かさの評価例・・・・[12]
- 附属書E(参考)表面温度の算定例・・・・[16]
- 附属書F(参考)表面温度の不確かさの評価例・・・・[18]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 1802 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 1802 : 2005
遠赤外ヒータの表面温度測定方法−熱電対法
Methods for surface temperature measurement of far infrared heaters by thermocouples
1. 適用範囲
この規格は,加熱機器に用いる遠赤外ヒータ(以下,ヒータという。)の高温域の表面温度
を,K熱電対又はR熱電対を用いて測定する方法及び測定の不確かさを評価する方法について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1602 熱電対
JIS Z 8117 遠赤外線用語
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 1602,JIS Z 8117,JIS Z 8401,JIS Z 8703及びJIS
Z 8704によるほか,次による。
a) 比較校正装置 比較校正を行うときに用いるもので,一定の温度を安定に保つことができる装置。
b) 標準熱電対 比較校正を行うときに標準器として用いる熱電対で,校正されたもの。
c) 熱電対素線 熱電対の両脚となる金属線又は合金線。
d) 被校正熱電対 校正される熱電対。
e) 測温接点 熱電対の素線を接合した接点で,温度を測る位置に置かれるもの。
f) 基準接点 熱電温度計を構成する装置の一部で,熱電対と銅導線との接続点を一定の温度に保つよう
にしたもの。
g) 熱電能( 囿 熱電対の感度で,1 ℃当たりの熱起電力量( 囿 。
4. 測定装置
4.1 熱電対の校正
熱電対の校正は,次の装置類を用いて比較校正を行う。その構成図を図 1に示す。
a) 比較校正装置 使用温度域において,温度を均一で一定に保つことのできるものを用いる。
b) 基準接点 基準接点は,JIS Z 8704に規定されたものを用いる。
c) ディジタル電圧計 ディジタル電圧計は校正された分解能が0.1 噎 上のものを用いる。
d) 標準熱電対 JIS C 1602の標準熱電対に規定されたR熱電対を用いる。
――――― [JIS R 1802 pdf 3] ―――――
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R 1802 : 2005
e) 被校正熱電対 JIS C 1602の特性を満足するK熱電対(線径0.10 mm以上0.32 mm以下)又はR熱電
対(線径0.10 mm以上0.30 mm以下)とする。
標準熱電対 銅導線
被校正熱電対 銅導線
基準接点 ディジタル電圧計
比較校正装置
図 1 熱電対の校正(比較校正)
4.2 表面温度の測定
遠赤外ヒータの表面温度の測定は,次の装置類を用いて行う。その構成は図 2に
示す。
a) 基準接点 4.1 b)に同じ。
b) ディジタル電圧計 4.1 c)に同じ。
c) 熱電対 4.1 e)に同じ。
銅導線
熱電対
測温接点
遠赤外ヒータ 基準接点 ディジタル電圧計
図 2 遠赤外ヒータの表面温度の測定装置例
――――― [JIS R 1802 pdf 4] ―――――
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R 1802 : 2005
5. 測定の手順と方法
5.1 準備
5.1.1 熱電対(被校正熱電対) 被校正熱電対は,測定に必要な熱電対を用意する。その熱電対は,測定
温度が300 ℃までの場合はK熱電対で線径が0.10 mm以上0.32 mm以下,測定温度が100 ℃以上の場合
はR熱電対で線径が0.10 mm以上0.30 mm以下で規定の長さのものとする。
5.1.2 熱電対の校正 熱電対の校正は,図 1によって測定温度とその近傍の3点以上の温度で比較校正
を行う。校正値に基づき測定に用いる熱電対1本ごとに必要な温度範囲及び分解能で熱起電力表を作成す
る。(附属書A 参考)
5.1.3 校正の不確かさの評価 校正した値に影響を及ぼす不確かさの要因を取り上げ,次の式によって不
確かさを算定する。不確かさは,必要とするけた数まで求め,JIS Z 8401によって数値を丸める。(附属書
B 参考)
cu
U1 k
2 2
uc ui
i1
ここに, U1 : 校正の拡張不確かさ
uc : 校正の合成標準不確かさ
ui : 校正の各要因の標準不確かさ
k : 包含係数(通常k=2)
n : 校正の不確かさの要因数
5.2 測定方法
5.2.1 測定状態 測定状態は,JIS Z 8703に規定する常温(535 ℃)の範囲で一定にし,可能な限り無
風状態にして,ヒータの表面温度が変動しないようにする。この条件を満足するには,附属書C図 1に例
示する網などで周囲を囲うとよい。
5.2.2 測定装置の設置 測定装置の設置は,図 2の測定装置を5.2.1の規定を満たす測定場所に設置する。
(附属書C 参考)
5.2.3 熱電対の取付け 表 1に従って,5.1.2で校正した熱電対を図 3に示すとおりヒータの表面に測温
接点を接点が密着するように拡大鏡などで確認しながら,接着剤で取付け(1),乾燥させる(2)。(附属書D
参考)
注(1) 接着剤を付けすぎない。
(2) 接着乾燥した後,拡大鏡で接着部分にはがれ,き裂などがないことを確認する。
表 1 熱電対の取付方法
線径 適用温度範囲 熱電対固定用 接着長さ
熱電対の種類 接着剤
mm ℃ 接着剤 mm
K 0.100.32 300以下
銀ペースト 絶縁性接着剤 10
R 0.100.30 100以上
――――― [JIS R 1802 pdf 5] ―――――
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JIS R 1802:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.100 : 家庭用,商業用及び産業用暖房機具 > 97.100.01 : 暖房機具一般
JIS R 1802:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISZ8117:2002
- 遠赤外線用語
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8704:1993
- 温度測定方法―電気的方法