JIST0922 : 2007 高齢者・障害者配慮設計指針-触知案内図の情報内容及び形状並びにその表示方法

JIS T 0922:2007の規格概要

この規格 T0922は、不特定多数の人が利用する施設・設備及び移動空間を視覚障害者が安全で,かつ,円滑に移動できるように,施設・設備及び移動空間の位置情報を提示する触知案内図の情報内容及び形状並びにその表示方法について規定。

JIST0922 規格全文情報

規格番号
JIS T0922 
規格名称
高齢者・障害者配慮設計指針-触知案内図の情報内容及び形状並びにその表示方法
制定年月日
2007/03/20
最新改正日
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.180,97.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
高齢者・障害者等:2018
改訂:履歴
  • 2007-03-20制定日
  • 2011-10-20確認日
  • 2016-10-20確認日

T 0922:2007

(1)

目 次

ページ

序文 P.1

1 適用範囲 P.1

2 引用規格 P.1

3 用語及び定義 P.1

4 触知案内図上に表示する情報内容 P.2

4.1 触知案内図の構成 P.2

4.2 情報項目の原則 P.2

4.3 触知案内図に表示する情報項目 P.3

5 触知案内図の形状 P.3

5.1 大きさ P.3

5.2 設置位置(設置形の場合) P.3

5.3 触知案内図の向き P.3

6 表示方法に関する要求事項 P.4

6.1 表題 P.4

6.2 解説文 P.4

6.3 凡例 P.4

6.4 現在地及び目的地の説明 P.4

6.5 触知図形 P.4

6.6 線及び面などの触知記号 P.5

6.7 触知案内図に用いることができる触知記号 P.5

6.8 点字表示 P.5

6.9 点字の寸法及び形状 P.5

7 表示方法の事例 P.5

8 触知案内図に用いる材料 P.5

9 触知案内図までの誘導の仕組み(設置形の場合) P.6

附属書A(参考)触知案内図に表示する情報項目 P.7

附属書B(参考)触知案内図に用いることができる触知記号 P.8

附属書C(参考)表示方法の事例 P.14

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T 0922:2007

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本

工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

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日本産業規格

JIS

T 0922:2007

高齢者・障害者配慮設計指針− 触知案内図の情報内容及び形状並びにその表示方法

Guidelines for older persons and persons with disabilities− Information content, shapes and display methods of tactile guide maps

序文

世界のどの国よりも早く“超高齢社会”を迎えるといわれる我が国において,高齢者・障害者に対応し

た社会基盤づくりはさしせまった大切な課題である。その中で,移動支援のツールとして,視覚障害者の

社会参加を促進するための設備が急速に普及しつつある。中でも触知案内図は,視覚障害者の移動に必要

な位置情報を提供できる利便性があり,また,視覚障害者を含めたより多くの人達のツールとして設置が

増えてきている。その一方で,触って分かりにくい触知案内図が増えており,当事者から大きな問題とし

て指摘されている。この規格は,そうした問題点を解決するため,社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協

議会が,平成14年に公表した“視覚障害者の安全で円滑な行動を支援するための点字表示などに関するガ

イドライン”及び昭和59年に運輸省がまとめた“視覚障害者のための公共交通機関利用ガイドブック”な

どを参考に,触知案内図の情報内容及び形状並びにその表示方法の標準化を図ったものである。

1

適用範囲

この規格は,不特定多数の人が利用する施設・設備及び移動空間を視覚障害者が安全で,かつ,円滑に

移動できるように,施設・設備及び移動空間の位置情報を提示する触知案内図の情報内容及び形状並びに

その表示方法について規定する。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS T 0901 視覚障害者の歩行・移動のための音声案内による支援システム指針

JIS T 0921 高齢者・障害者配慮設計指針−点字の表示原則及び点字表示方法−公共施設・設備

JIS T 9251 視覚障害者誘導用ブロック等の突起の形状・寸法及びその配列

JIS T 9253 紫外線硬化樹脂インキ点字−品質及び試験方法

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1

触知案内図

視覚障害者に対し,屋内外の施設・設備及び移動空間の位置情報を凹凸がある線・面,触知記号,点字

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2

T 0922:2007

などによって触知できる案内図。 触知案内図には,施設などに設置する設置形及び持ち運べる冊子形があ

る。

3.2

触知記号

触知案内図において,施設・設備の種類などを示す凹凸の記号。

3.3

墨字

点字に対して,鉛筆,ペンなどで書いたり印刷した文字。

3.4

触読性

点字,触知案内図などに手指で触れた場合の認知のしやすさ。

3.5

表題

触知案内図の内容を簡潔に示した点字による見出し。

3.6

解説文

触知案内図の概要,注意事項,図の見方などを解説した点字による文。

3.7

凡例

触知図形に用いられる触知記号及び/又は点字の略字を箇条書きで説明したもの。

3.8

触知図形

凹凸のある線・面,触知記号,点字などで構成される図形。

4

触知案内図上に表示する情報内容

4.1

触知案内図の構成

触知案内図の構成は,次による。

a) 表題

b) 解説文 冊子形では,別掲することができる。触知案内図の内容解説を必要としない触知案内図の場

合には,省略することができる。

c) 凡例 触知記号が説明を必要としないものだけの触知案内図の場合及び/又は点字の略字を使わなか

った触知案内図の場合には,省略することができる。

d) 触知図形

4.2

情報項目の原則

情報項目の原則は,次による。

a) 触知案内図に表示する情報は,触読性を考慮し,視覚障害者に安全で円滑な移動を支援する情報項目

を優先して表示することが望ましい。

b) 同一範囲を表示した視覚によって見る案内図がある場合には,相互の表示内容に関連性をもたせなけ

ればならない。

c) 触知案内図には,墨字を併記することができる。

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JIS T 0922:2007の国際規格分類一覧

  • 13.180
  • 97.020

JIS T 0922:2007の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
T0901
高齢者・障害者配慮設計指針-移動支援のための電子的情報提供機器の情報提供方法
T0921
アクセシブルデザイン-標識,設備及び機器への点字の適用方法
T9251
高齢者・障害者配慮設計指針-視覚障害者誘導用ブロック等の突起の形状・寸法及びその配列
T9253
紫外線硬化樹脂インキ点字-品質及び試験方法