JIS T 6600:2016 歯科用石こう(膏)

JIS T 6600:2016 規格概要

この規格 T6600は、口くう(腔)内印象,義歯埋没,模型,歯型,模型基底部,こう(咬)合器装着などに用いる歯科用石こう(膏)について規定。

JIST6600 規格全文情報

規格番号
JIS T6600 
規格名称
歯科用石こう(膏)
規格名称英語訳
Dentistry -- Gypsum products
制定年月日
2016年5月1日
最新改正日
2016年5月1日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 6873:2013(MOD)
国際規格分類

ICS

11.060.10
主務大臣
厚生労働
JISハンドブック
医療機器 IV 2018
改訂:履歴
2016-05-01 制定
ページ
JIS T 6600:2016 PDF [27]
                                                                                   T 6600 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 要求事項・・・・[2]
  •  5.1 外観・・・・[2]
  •  5.2 流動性(タイプ1)・・・・[2]
  •  5.3 硬化時間・・・・[2]
  •  5.4 線硬化膨張・・・・[2]
  •  5.5 破断性(タイプ1)・・・・[2]
  •  5.6 圧縮強さ・・・・[3]
  •  5.7 細線再現性・・・・[3]
  •  6 試験-共通事項・・・・[3]
  •  6.1 サンプリング・・・・[3]
  •  6.2 試験条件・・・・[3]
  •  6.3 練和方法・・・・[3]
  •  7 試験方法・・・・[3]
  •  7.1 目視検査・・・・[3]
  •  7.2 流動性(タイプ1)・・・・[3]
  •  7.3 硬化時間・・・・[4]
  •  7.4 線硬化膨張・・・・[7]
  •  7.5 破断性(タイプ1)・・・・[11]
  •  7.6 圧縮強さ・・・・[12]
  •  7.7 細線再現性・・・・[13]
  •  8 包装・・・・[18]
  •  9 表示及び添付文書・・・・[18]
  •  9.1 外包装・・・・[18]
  •  9.2 個包装・・・・[19]
  •  9.3 添付文書・・・・[19]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[20]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 6600 pdf 1] ―――――

T 6600 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業協同組合(JDMA)及び一
般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 6600 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 6600 : 2016

歯科用石こう(膏)

Dentistry-Gypsum products

序文

  この規格は,2013年に第3版として発行されたISO 6873を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,口くう(腔)内印象,義歯埋没,模型,歯型,模型基底部,こう(咬)合器装着などに用
いる歯科用石こう(膏)(以下,石こうという。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6873:2013,Dentistry−Gypsum products(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0031 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状の図示方法
注記 対応国際規格 : ISO 1302,Geometrical Product Specifications (GPS)−Indication of surface texture
in technical product documentation(IDT)
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
ISO 1942,Dentistry−Vocabulary
ISO 3696,Water for analytical laboratory use−Specification and test methods

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO 1942によるほか,次による。
3.1
石こう(膏)(gypsum product)
基本的に硫酸カルシウム半水塩及び必要な添加物から構成される歯科用製品。
注記 着色材及び芳香剤が含有される場合,それらは必要な添加物とみなされる。

――――― [JIS T 6600 pdf 3] ―――――

2
T 6600 : 2016

4 種類

  石こうの種類は,次による。
− タイプ1 焼石こう : 印象用
− タイプ2 (クラス1)焼石こう : こう(咬)合器装着用
− タイプ2 (クラス2)焼石こう : 模型用及び義歯埋没用
− タイプ3 硬質石こう : 模型用,義歯埋没用及び模型基底部用
− タイプ4 硬質石こう(高強度,低膨張) : 模型用(特に歯型用),模型基底部用及びCAD/CAM歯型

− タイプ5 硬質石こう(高強度,高膨張) : 歯科修復用材料の収縮補償に必要な膨張量をもつ模型用(特
に歯型用),義歯埋没用及び模型基底部用
注記 タイプ4については,超硬質石こうと呼ばれることがある。

5 要求事項

5.1 外観

  外観は,7.1によって試験したとき,石こう粉末(以下,粉末という。)は均質で異物及び粒状物があっ
てはならない。また,製造販売業者の指定する方法によって練和したとき,均一な練和物にならなければ
ならない。

5.2 流動性(タイプ1)

  7.2によって試験したとき,タイプ1の材料の流動性は70 mm以上でなければならない。

5.3 硬化時間

  7.3によって試験したとき,タイプ1の材料の硬化時間は2分30秒5分の範囲でなければならない。
また,全てのタイプの材料の硬化時間は,製造販売業者が表示した数値の±20 %以内でなければならない。
なお,製造販売業者が硬化時間を範囲で表示している場合には,この範囲の中間値の±20 %以内でなけ
ればならない。

5.4 線硬化膨張

  7.4によって試験したとき,線硬化膨張は表1による。
表1−線硬化膨張及び圧縮強さ
タイプ 線硬化膨張 圧縮強さ
% MPa
2時間 24時間 1時間
1 0.000.15 − 4.08.0
2(クラス1) 0.000.05 − 9.0以上
2(クラス2) 0.060.30 − 9.0以上
3 0.000.20 − 20.0以上
4 0.000.15 0.000.18 35.0以上
5 0.160.30 − 35.0以上

5.5 破断性(タイプ1)

  7.5によって試験したとき,破断面は汚れがなく,破断前の形状及び寸法に容易に復元できなければなら
ない。

――――― [JIS T 6600 pdf 4] ―――――

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T 6600 : 2016

5.6 圧縮強さ

  7.6によって試験したとき,圧縮強さは表1による。

5.7 細線再現性

  タイプ1及びタイプ2の石こうは,7.7によって試験したとき,図6に示すラインcを再現できなければ
ならない。
タイプ3,タイプ4及びタイプ5の石こうは,7.7によって試験したとき,図6に示すラインaを再現で
きなければならない。

6 試験-共通事項

6.1 サンプリング

  製品包装に表示された使用期限を超えない同一ロットの製品から試験用の材料を選択する。既に開封さ
れた容器又は壊れた容器の中の粉末を用いてはならない。

6.2 試験条件

  石こうの練和及び試験は,23±2 ℃,相対湿度(50±10)%の環境下で行う。練和及び試験に用いる装
置及び器具は,汚れがなく,乾燥していて,石こう粒子が付着していてはならない。試験の開始前に,試
験材料及び試験器具は試験温度と同じになるように,一定時間その温度に保たれていなければならない。
注記 15時間以上の保管をすることが望ましい。

6.3 練和方法

  練和方法は,次による。
a) 製造販売業者が指定する混水比で,必要量の粉末(質量)及び必要量の水(体積)を計量する。
b) 練和方法は,製造販売業者が指定する方法(手又は器械)で行う。
なお,練和開始は,粉末を水に加え始めたときとする。
c) 練和に用いる水は,水道法の規定に基づく水質基準に関する水道水又はISO 3696のグレード3の水を
用いる。

7 試験方法

7.1 目視検査

  目視検査は,次による。
a) 5.1,5.5及び5.7(7.7で規定する事項を除く。)の要求事項へ適合することを確認するために,拡大し
ない状態で目視検査する。
b) 包装,表示及び添付文書の情報は,箇条8及び箇条9に適合することを確認する。

7.2 流動性(タイプ1)

7.2.1  器具
a) リング型 長さ50.0±0.1 mm,内径35.0±0.1 mmの円筒形であり,耐食性で非吸収性の材料からなる
清潔で乾燥したリング型とする。
b) ガラス板 一辺が100 mm以上の,清潔で乾燥した平滑なガラス板とする。
c) 長さ測定器具 練和物の長径及び短径をミリメートル単位で35100 mmを計測できる器具とする。
7.2.2 手順
手順は,次による。
a) 振動の伝わらない面の上にガラス板を置き,ガラス板の中央にリング型を置く。

――――― [JIS T 6600 pdf 5] ―――――

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JIS T 6600:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6873:2013(MOD)

JIS T 6600:2016の国際規格 ICS 分類一覧

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