JIS T 6601:2013 歯科鋳造用石こう(膏)系埋没材

JIS T 6601:2013 規格概要

この規格 T6601は、歯科鋳造用鋳型として用いる歯科鋳造用石こう(膏)系埋没材について規定。

JIST6601 規格全文情報

規格番号
JIS T6601 
規格名称
歯科鋳造用石こう(膏)系埋没材
規格名称英語訳
Dental gypsum-bonded casting investments
制定年月日
1953年4月13日
最新改正日
2018年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 15912:2006(MOD)
国際規格分類

ICS

11.060.10, 11.060.15
主務大臣
厚生労働
JISハンドブック
医療機器 IV 2018
改訂:履歴
1953-04-13 制定日, 1956-03-30 確認日, 1959-03-30 改正日, 1962-03-01 確認日, 1965-04-01 確認日, 1968-05-01 確認日, 1971-05-01 確認日, 1974-05-21 確認日, 1978-06-15 確認日, 1979-01-10 改正日, 1985-09-03 確認日, 1989-10-25 改正日, 1995-05-15 確認日, 1998-03-30 改正日, 2005-03-25 改正日, 2009-10-01 確認日, 2013-03-01 改正日, 2018-10-25 確認
ページ
JIS T 6601:2013 PDF [16]
                                                                                   T 6601 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  5.1 外観・・・・[2]
  •  5.2 流動性・・・・[2]
  •  5.3 硬化時間・・・・[2]
  •  5.4 圧縮強さ・・・・[2]
  •  5.5 線熱膨張率・・・・[2]
  •  6 サンプリング・・・・[2]
  •  7 試験方法・・・・[2]
  •  7.1 試験条件・・・・[2]
  •  7.2 練和方法・・・・[3]
  •  7.3 外観・・・・[3]
  •  7.4 流動性・・・・[3]
  •  7.5 硬化時間・・・・[4]
  •  7.6 圧縮強さ・・・・[5]
  •  7.7 線熱膨張率・・・・[6]
  •  8 包装・・・・[7]
  •  9 表示及び添付文書・・・・[7]
  •  9.1 表示・・・・[7]
  •  9.2 添付文書・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)膨張妥当性の要求事項及び試験方法・・・・[9]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 6601 pdf 1] ―――――

T 6601 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業
協同組合(JDMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS T 6601:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 6601 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
T 6601 : 2013

歯科鋳造用石こう(膏)系埋没材

Dental gypsum-bonded casting investments

序文

  この規格は,2006年に第1版として発行されたISO 15912を基とし,適用範囲及び規定項目の中から,
歯科鋳造用石こう(膏)系埋没材に該当する部分を選択し,試験方法の変更など技術的内容を変更して作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所及び附属書JAは,対応国際規格を変更している事項で
ある。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,歯科鋳造用鋳型として用いる歯科鋳造用石こう(膏)系埋没材(以下,埋没材という。)に
ついて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15912:2006,Dentistry−Casting investments and refractory die materials(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
歯科ろう付用埋没材(brazing investment material)
ろう付け時に鋳造体を固定するための耐火埋没材。
3.2
標準加熱法(slow- or step-heating method)
室温から最終温度までプログラムされた速度で昇温する電気炉で加熱する方法。
3.3
急速加熱法(quick-heating method)
推奨される最終温度に設定された電気炉で最初から加熱する方法。

――――― [JIS T 6601 pdf 3] ―――――

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T 6601 : 2013

4 種類

  種類は,次による。
a) 用途による分類は,次による。
− タイプ1 インレー,クラウンなどの固定性修復物用
− タイプ2 総義歯,部分床義歯などの可撤性装置用
− タイプ3 ろう付け用
b) 使用法による分類は,次による。
− クラス1 標準加熱法を用いる埋没材
− クラス2 急速加熱法を用いる埋没材

5 品質

5.1 外観

  粉末は,7.3によって試験したとき,均一で異物又は塊を含まず,7.2によって練和したとき,均一な練
和物が得られなければならない。

5.2 流動性

  流動性は,タイプ1及びタイプ2は次のいずれかに,また,タイプ3はb)による。
a) 流動性は,7.4によって試験したとき,タイプ1は60 mm以上で,タイプ2は40 mm以上でなければ
ならない。
b) 流動性は,7.4によって試験したとき,9.2 b)で製造販売業者が指定する値の±30 %以内でなければな
らない。

5.3 硬化時間

  硬化時間は,7.5によって試験したとき,9.2 c)で製造販売業者が表示する値の±30 %以内でなければな
らない。製造販売業者が硬化時間の範囲を表示する場合には,この範囲の中央値の±30 %以内でなければ
ならない。

5.4 圧縮強さ

  圧縮強さは,7.6によって試験したとき,9.2 d)で製造販売業者が表示する値の±30 %以内で,かつ,2 MPa
以上でなければならない。

5.5 線熱膨張率

  線熱膨張率は,7.7によって試験したとき,9.2 e)で製造販売業者が表示する値の±20 %以内でなければ
ならない。製造販売業者が線熱膨張率の範囲を表示する場合には,この範囲の中央値の±20 %以内でなけ
ればならない。

6 サンプリング

  試験に用いる埋没材は,9.1.1 f)又は9.1.2 d)で製造販売業者が表示した同一ロットの製品から採取し,既
に開封された容器又は壊れた容器の中の粉末を用いてはならない。

7 試験方法

7.1 試験条件

  埋没材の練和及び試験は,通風のない室内で,全て23±2 ℃,相対湿度(50±10)%の環境下で行う。
練和及び試験に用いる器具並びに機器は,全て汚れがなく乾燥していて,石こう粒子及び埋没材粒子が付

――――― [JIS T 6601 pdf 4] ―――――

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T 6601 : 2013
着していてはならない。試験を始める前に試験材料及び試験器具は,少なくとも16時間,試験温度及び試
験湿度に保つ。試験に用いる器具及び機器の中には,試験の間で洗浄するものもある。これらのものは,
再度使用する前に,規定した試験温度に戻しておかなければならない。

7.2 練和方法

  練和は,製造販売業者が指定する方法又は次による。
a) 練和は,製造販売業者が指定する混水比で行う。必要量の粉末(質量)及び必要量の水(体積)は,
±1 %より高い精度で計量する。製造販売業者が範囲を指定している場合には,中央値を用いる。
b) 練和方法は,練和器中に水を注ぎ,空気の混入を最小限に抑えつつ,10秒以内に少量ずつ埋没材粉末
を加える。毎秒約2回転の速度で,15秒間手で練和した後,製造販売業者が指定する時間器械練和す
る。
なお,練和開始時間は,埋没材粉末を水に加え始めたときとする。
c) 練和に使用する水は,水道法の規定に基づく水質基準に適合する水道水を用いる。

7.3 外観

  外観は,健常視力で拡大せずに検査する(視力矯正用眼鏡などは,着用してもよい。)。

7.4 流動性

7.4.1  器具
7.4.1.1 リング型 内径35±1 mm,高さ50±1 mmの円筒形で,耐食性及び非吸水性の材質からなり,汚
れのない乾燥したもの。
7.4.1.2 ガラス板 150 mm×150 mm以上で,汚れのない乾燥した平滑なガラス板。
7.4.1.3 歯科用バイブレータ
7.4.1.4 測定器具 練和物の直径をミリメートル単位まで計測できる器具。
7.4.1.5 分離剤 シリコーンスプレ,シリコーングリスなど。
7.4.2 手順
手順は,次による。
a) リング型の内側に分離剤を薄く塗布する。
b) 型の底部をガラス板の中央に置き,そのガラス板を歯科用バイブレータの上に載せる。
c) 粉末100 gを7.2によって練和し,振動させながらリング型の上端から少し盛り上がるまで流し込む。
d) 20±2秒間,歯科用バイブレータを振動させた後,型の上端に高さを合わせて,練和物を平らにする。
e) 練和開始から2分後に,5秒かけてガラス板から垂直にリング型を滑らかに持ち上げて,練和物をガ
ラス板上に広げる。
f) 埋没材練和物が硬化したら直ちに,硬化した埋没材底部の最大直径及び最小直径をミリメートル単位
で測定し,その平均値を流動性の値とする。
g) 2回目の試験として,新たな練和物を用いてa) f)を繰り返す。
7.4.3 評価
評価は,次による。
a) 2個が5.2に適合したときに,合格とする。
b) 2個が5.2に適合しないときは,不合格とする。
c) 1個だけが5.2に適合したときは,更に3回試験全体を繰り返し,3個全てが5.2に適合したときに,
合格とする。

――――― [JIS T 6601 pdf 5] ―――――

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規格番号
規格名称
JISB7502:2016
マイクロメータ