JIS T 8021:2020 熱及び火炎に対する防護服―火炎ばく露時の熱伝達指数測定方法

JIS T 8021:2020 規格概要

この規格 T8021は、防護服に使用される材料又は材料構成の熱伝達指数の測定方法について規定。

JIST8021 規格全文情報

規格番号
JIS T8021 
規格名称
熱及び火炎に対する防護服―火炎ばく露時の熱伝達指数測定方法
規格名称英語訳
Protective clothing against heat and flame -- Determination of heat transmission on exposure to flame
制定年月日
2005年12月25日
最新改正日
2020年1月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 9151:2016(MOD)
国際規格分類

ICS

13.340.10
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2005-12-25 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-26 確認日, 2020-01-25 改正
ページ
JIS T 8021:2020 PDF [20]
                                                                                   T 8021 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 装置・・・・[2]
  •  5.1 一般・・・・[2]
  •  5.2 ガスバーナ・・・・[2]
  •  5.3 銅熱量計・・・・[2]
  •  5.4 試験片支持枠・・・・[5]
  •  5.5 熱量計設置プレート・・・・[6]
  •  5.6 支持台・・・・[6]
  •  5.7 記録装置・・・・[7]
  •  5.8 テンプレート・・・・[7]
  •  6 注意事項・・・・[7]
  •  7 サンプリング・・・・[8]
  •  7.1 試験片寸法・・・・[8]
  •  7.2 試験片の数・・・・[8]
  •  8 試料調整条件及び試験環境・・・・[8]
  •  8.1 試料調整条件・・・・[8]
  •  8.2 試験環境・・・・[8]
  •  9 試験手順・・・・[8]
  •  9.1 準備及び校正・・・・[8]
  •  9.2 試験片の取付け・・・・[10]
  •  9.3 火炎のばく露・・・・[10]
  •  10 試験報告書・・・・[11]
  •  附属書A(参考)熱伝達性試験の有意性・・・・[12]
  •  附属書B(参考)試験材料の入手先情報・・・・[13]
  •  附属書C(参考)試験報告書の様式例・・・・[14]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[16]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 8021 pdf 1] ―――――

T 8021 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
日本保安用品協会(JSAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業
規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が
改正した日本産業規格である。これによって,JIS T 8021:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 8021 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
T 8021 : 2020

熱及び火炎に対する防護服−火炎ばく露時の熱伝達指数測定方法

Protective clothing against heat and flame- Determination of heat transmission on exposure to flame

序文

  この規格は,2016年に第2版として発行されたISO 9151を基とし,使用上の利便性を考慮するため技
術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,防護服に使用される材料又は材料構成の熱伝達指数の測定方法について規定する。材料は,
この規格で規定した試験条件における相対的な熱伝達量を示す熱伝達指数を比較することによって,評価
することができる。熱伝達指数は,実使用条件の下で試験材料が防護できる時間の尺度とはならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9151:2016,Protective clothing against heat and flame−Determination of heat transmission on
exposure to flame(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
IEC 60584-1,Thermocouples−Part 1: EMF specifications and tolerances
IEC 60584-3,Thermocouples−Part 3: Extension and compensating cables−Tolerances and identification
system

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
試験片(test specimen)
防護服材料の全構成層(該当する場合には,内衣を含む。)が,実際に使用されるのと同じ順序及び方向
で配置されたもの。

――――― [JIS T 8021 pdf 3] ―――――

2
T 8021 : 2020
3.2
入射熱流束(incident heat flux,Q)
試験片のばく露面への単位時間及び単位面積当たりの入射エネルギー量。単位は,kW/m2で表す。
3.3
熱伝達指数(heat transfer index,HTI)
5.3で規定する銅製ディスク熱量計(以下,銅熱量計という。)が,試験開始温度から防護服の製品規格
に規定する温度に到達するまでの時間を基にした指数。
注記1 熱伝達指数は,試験片を挟んだ火炎と銅熱量計との間の熱伝達のことをいう(附属書A参照)。
注記2 関連する製品規格(JIS T 8129,ISO 11613,ISO 11999-3など)においては,試験開始からの
温度上昇を12 ℃及び/又は24 ℃としている。

4 原理

  水平方向に設置した試験片を動かないように固定し,下からガスバーナで80±2 kW/m2の入射熱流束を
与える。試験片を通過する熱は,試験片の上部と接触している銅熱量計で測定する。銅熱量計の温度が防
護服の製品規格で規定する温度(例えば,24±0.2 ℃)に上昇する時間(秒)を記録する。3回の試験結果
の平均を熱伝達指数として計算する。

5 装置

5.1 一般

  装置は,次の部材で構成する。
− ガスバーナ(5.2)
− 銅熱量計(5.3)
− 試験片支持枠(5.4)
− 熱量計設置プレート(5.5)
− 支持台(5.6)
− 記録装置(5.7)
− テンプレート(5.8)

5.2 ガスバーナ

  プロパンガス用の直径38±2 mmの噴出口を備えた上部が平らなメッケルバーナを使用する。純度95 %
以上のプロパンガスを使用し,ガス流量は,微調整バルブ及び流量計で調節する(附属書B参照)。代替
として他のガスを使用してもよいが,代替ガスを使用した場合には,試験報告書に使用したガスの種類を
報告しなければならない。
注記 使用するプロパンガスについては,試験前に取扱業者発行の成分表にて純度を確認することが
望ましい。

5.3 銅熱量計

  銅熱量計は,銅板,熱電対及び取付け用ブロックからなる。直径40±0.05 mm,厚さ1.6 mm,質量18
±0.05 gの純度99 %以上の銅板とする。銅板は,穴あけ及び組立て前に質量を計測する。IEC 60584-1及
びIEC 60584-3に規定する線径0.254±0.002 mmの銅−銅・ニッケル合金(以下,銅−コンスタンタン線
という。)熱電対を使用する。
銅熱量計は,図1に示すA法又は図2に示すB法のいずれかのタイプで組み立てる。熱電対の銅線は,

――――― [JIS T 8021 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
T 8021 : 2020
取付け用ブロックと干渉しない範囲で,最少量のはんだによって可能な限り銅熱量計の端に設置する。熱
電対の銅−コンスタンタン線は,銅熱量計のほぼ中央に設置する。
単位 mm
a) 銅熱量計のセンサ部(ステンレスピンは省略)
b) ステンレスピンの位置を示す銅熱量計(熱電対線は省略) c) 銅熱量計のセンサ部
1 熱電対線
2 ステンレスピン用止まり穴
3 熱電対用止まり穴
4 銅−コンスタンタン線
5 ステンレスピン
6 銅線
7 銅板
X 詳細スケール 5 : 1
図1−銅熱量計のセンサ部の例(A法)

――――― [JIS T 8021 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS T 8021:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9151:2016(MOD)

JIS T 8021:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS ハンドブックから規格の検索、規格番号や名称が調べて探すことができます。
JIS ハンドブック 一覧 規格 種類別