JIS T 8165:2018 墜落制止用器具 | ページ 11

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(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差異
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規格番号 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
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及び題名 番号 の評価
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6 性能 落下後にトルソーを10分 変更 JISは落下試験後に要求される 我が国の国内事情として,落下試験
(続き) 間保持することと規定 性能が確認できるまで保持する 後は性能確認ができればよいので,
としている。 時間は規定しないこととした。
人間による静的つり下げ 削除 JISは静的つり下げの試験は規 我が国の国内事情として,静的つり
の試験が規定 定していない。 下げ試験は規定せず,構造は股間に
荷重が集中しないことを規定する
こととした。
ISO 10333-6 5.2 衝撃荷重が6 kNを超えて 変更 衝撃荷重は,タイプ1にあっては我が国の国内事情として,組合せの
はならないと規定 4.0 kN以下,タイプ2にあっては試験を規定するので,ショックアブ
6.0 kN以下と規定している。 ソーバの衝撃荷重と同じ規定とし
た。
7 材料 墜落制止用器具 ISO 10333-1 4 JISとほぼ同じ 追加 JISは,バックル,コネクタ,環ISO規格と技術的な差異はないが,
及び関連附属器 ISO 10333-2 及び伸縮調節器の主として荷重 我が国の国内事情として,旧規格に
具の材料につい ISO 10333-5 を受ける部分の材料を金属とし 規定された,主として荷重を受ける
て規定 ている。 部分の材料は金属とした。
8 試験 8.1 部品の引張 ISO 10333-1 − − 追加 ISO規格は部品の引張試験を規 我が国の国内事情として,旧規格に
試験及び耐力試 ISO 10333-2 定していないが,JISは規定して規定された部品の引張試験を規定
験 いる。 することとした。
ISO 10333-5 5 基本的な試験方法は,JIS変更 耐力試験においてISO規格は隙 ISO規格と技術的な差異はないが,
と同じ 間を測定するが,JISはφ3 mm 我が国の国内事情として,測定方法
のピンゲージが通らないことと を明確にすることとした。
規定している。
8.2 連結部の引 ISO 10333-1 5 基本的な試験方法は,JIS追加 ISO規格は100 kgの静的トルソ ISO規格と技術的な差異はないが,
張試験 と同じ ーだけを規定しているが,JISは我が国の国内事情として,旧規格に
ほかに引張試験用ジグとして鋼 規定された引張試験用ジグも規定
管などを組み合わせたものを規 することとした。
定している。
− − 追加 ISO規格はバックルによる結合 我が国の国内事情として,旧規格に
部及び環取付部の引張試験を規 規定されたバックルによる結合部
定していないが,JISは規定して及び環取付部の引張試験も規定す
いる。 ることとした。

――――― [JIS T 8165 pdf 51] ―――――

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(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差異
規格番号 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
8 試験 − − − 追加 JISはワークポジショニング用 JISではISO規格にないワークポジ
(続き) 器具に関する試験について規定 ショニング用器具について規定し
している。 ているため,関連する試験を追加し
ている。
8.3 耐衝撃性及 ISO 10333-1 5 基本的な試験方法は,JIS追加 衝撃吸収性試験用の落下体は JISは胴ベルト型の墜落制止用器具
び関連性能の試 と同じ ISO規格が動的トルソーだけで が規定されているため,トルソー以
験 あるのに対し,JISはISO式トル 外に砂のうが認められている。ま
ソーのほかに砂のう及びJIS式 た,従来のJIS式トルソーも使用可
トルソーも認めている。 能とした。
変更 動的トルソーの質量はISO規格 落下試験に用いる落下体質量は,体
の100 kgに対し,JISは85 kg, 格の相違と重量者にも対応したも
ので,技術的な差異はない。
100 kg及び100 kg超としている。
また,JISはトルソーの大きさにまた,重量者にも対応するため,JIS
許容差をもたせている。 式トルソーの大きさに許容差を認
めた。
ISO 10333-2 5 基本的な試験方法は,JIS追加 重すいの質量はISO規格の100 落下試験に用いる重すいの質量は,
と同じ kgに対し,JISは85 kg,100 kg 体格の相違と重量者にも対応した
及び100 kg超としている。 もので,技術的な差異はない。
追加 JISは巻取器及びロック装置付 JISでは日本独自の巻取器及びロッ
き巻取式ランヤードについて規 ク装置付き巻取式ランヤードにつ
定している。 いて規定しているため,関連する試
験方法を追加している。
変更 JISはショックアブソーバの衝 繊維製のショックアブソーバは,衝
撃荷重値の算出について,2.2 kN
撃荷重のばらつきなどによって瞬
間的なピーク荷重が大きくなるこ
以上の平均値を算出し,瞬間的な
ピーク荷重が8.0 kNを超える場 とがあるので,ANSI規格に従うこ
ととした。
合は,2.2 kN以上の平均値ではな
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く瞬間的なピーク荷重を衝撃荷
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重値とするとしている。
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(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差異
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規格番号 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
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及び題名 番号 の評価
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8 試験 ISO 10333-6 6 追加
ISO 10333-1,ISO 10333-2, 衝撃吸収性試験用の落下体は JISは胴ベルト型の墜落制止用器具
(続き) ISO 10333-3,ISO 10333-4, ISO規格が動的トルソーだけで が規定されているため,トルソー以
及びISO 10333-5の要素を あるのに対し,JISはISO式トル 外に砂のうが認められている。ま
組み合わせて墜落制止機 ソーのほかに砂のう及びJIS式 た,従来のJIS式トルソーも使用可
能の試験について規定 トルソーも認めている。 能とした。
変更 動的トルソーの質量はISO規格 落下試験に用いる落下体質量は,体
の100 kgに対し,JISは85 kg, 格の相違と重量者にも対応したも
ので,技術的な差異はない。
100 kg及び100 kg超としている。
また,JISはトルソーの大きさにまた,重量者にも対応するため,JIS
許容差をもたせている。 式トルソーの大きさに幅を認めた。
追加 JISは巻取式ランヤードを備え JISでは日本独自の巻取式ランヤー
たもの及び胴ベルト型について ドを備えたもの及び胴ベルト型に
規定している。 ついて,関連する試験方法を追加し
ている。
9 検査 9.1 構造,形状及 − − − 追加 形状・構造は目視検査によるが,JIS
び寸法の検査 では一定水準の品質を保つ手段と
9.2 性能検査 して,従来どおり検査方法を継続し
ていく。
10 表示 10.1 製品の表示ISO 10333-1 6 基本的な表示内容は,JIS追加 JISはほかに胴ベルト型,ショッJISではISO規格にない胴ベルト
10.2 部品の表示ISO 10333-2 と同じ クアブソーバを備えないランヤ 型,ショックアブソーバを備えない
ISO 10333-5 ランヤード,補助ロープなど,日本
ード,ロック装置なし巻取式ラン
独自のロック装置なし巻取式ラン
ヤード,任意の位置で巻取り力を
停止させる機能を備えた巻取式 ヤードなどについて規定している
ランヤード及び補助ロープにつ ため,関連する表示を追加してい
いて規定している。 る。
11 取扱説 製造業者名及び ISO 10333-1 6 JISとほぼ同じ 追加 JISでは胴ベルト型の墜落制止用器
明書 住所,使用上の ISO 10333-2 具及び関連附属器具に対する項目
注意事項,管理 ISO 10333-5 がある。
方法及び性能に ISO 10333-6 附属 次回改正時の内容とISO規格とを
ついて規定 書A 照らし合わせ,一層の標準化を図
る。

――――― [JIS T 8165 pdf 53] ―――――

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JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : (ISO 10333-1:2000及びAmd.1:2002,ISO 10333-2:2000,ISO 10333-5:2001,ISO 10333-6:2004,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS T 8165:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10333-1:2000(MOD)
  • ISO 10333-1:2000/AMENDMENT 1:2002(MOD)
  • ISO 10333-2:2000(MOD)
  • ISO 10333-5:2001(MOD)
  • ISO 10333-6:2004(MOD)

JIS T 8165:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 8165:2018の関連規格と引用規格一覧