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JIS T 8159:2006 規格概要
この規格 T8159は、呼吸用保護具の漏れ率[全漏れ率(TL)及び面体等の漏れ率(PL)]の試験方法について規定。
JIST8159 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T8159
- 規格名称
- 呼吸用保護具の漏れ率試験方法
- 規格名称英語訳
- Leakage rate testing method for respiratory protective devices
- 制定年月日
- 1983年2月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.340.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 労働安全・衛生 2019
- 改訂:履歴
- 1983-02-01 制定日, 1988-12-01 確認日, 1995-07-01 改正日, 2000-12-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS T 8159:2006 PDF [11]
T 8159 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本保安
用品協会(JSAA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS T 8159:1995は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 8159 pdf 1] ―――――
T 8159 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 試験方法・・・・[1]
- 4.1 測定手順・・・・[1]
- 4.2 被験者・・・・[2]
- 4.3 動作・・・・[2]
- 4.4 試験用コンタミナンツ・・・・[3]
- 4.5 チャンバ内の温度及び相対湿度・・・・[3]
- 4.6 サンプリング流量・・・・[3]
- 4.7 試験装置・・・・[3]
- 4.8 試料・・・・[6]
- 4.9 TL及びPLの計算・・・・[8]
- 5. 測定値のまとめ方・・・・[8]
- 6. 面体の漏れ率による等級の判定・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 8159 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 8159 : 2006
呼吸用保護具の漏れ率試験方法
Leakage rate testing method for respiratory protective devices
1. 適用範囲
この規格は,呼吸用保護具の漏れ率[全漏れ率(TL)及び面体等の漏れ率(PL)]の試験方法
について規定する。
備考 この試験で求められた漏れ率は,指定された条件における試験室での性能であって,実際の使
用における呼吸用保護具の性能を示すものではない。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS T 8001 呼吸用保護具用語
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS T 8001によるほか,次による。
a) 全漏れ率(TL) この規格における全漏れ率(TL)は,呼吸用保護具を着用したとき,環境空気又は環境
中の有害物質が,呼吸用保護具のすべての箇所(ろ過式は,フィルタを含む。)からどれだけ面体等内
に漏入するかを示す指標。
b) 面体等の漏れ率(PL) この規格における面体等の漏れ率(PL)は,呼吸用保護具を着用したとき,環境
空気又は環境中の有害物質が,着用者の身体と面体等とのすき間及び面体等の構成品(PAPRの場合
は,連結管及び電動ファンを含む。)からどれだけ面体等内に漏入するかを示す指標。
4. 試験方法
4.1 測定手順
測定手順は,次による。
a) 被験者は,取扱説明書に従って,試料(4.8で規定する呼吸用保護具又は面体)を着用する。
b) 被験者に,試料が適切に着用されているか否か(面体についてはフィットネスが良好か否か)を尋ね
る。
c) 試験の開始前に試料が被験者に適切に着用されているか否か(面体についてはフィットネスが良好か
否か)を視覚的に調べる。適切に着用されていない場合は,被験者に協力し,適切に着用されるよう
に努める。
d) 被験者に“試験の間に,試料の着用状態を調節したい場合は,そうしてもよいこと”を通知する。
e) 被験者をチャンバに入れる。
f) チャンバ内の試験用コンタミナンツ濃度が安定したら,被験者に,4.3に規定する動作を行わせる。
g) 被験者に付加的な送風をすることが要求されている試料については,補助ファンを稼動させ,必要と
される風速で空気を送る。
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T 8159 : 2006
h) 各動作の期間中チャンバ内試験用コンタミナンツ濃度及び面体等内試験用コンタミナンツ濃度を測定
する。検出器が1台の場合は,面体等内外の濃度測定切換時に,適切な待ち時間を設定する。
i) 被験者をチャンバから出す。
j) 試料は,各被験者が使用した後に,次の試験に使用する前に,製造業者からの情報に従って,洗浄,
消毒及び乾燥を行う。
4.2 被験者
被験者は10名とし,それぞれ図1に規定する箇所の寸法を記録する。
図 1 被験者の顔面寸法測定箇所
4.3 動作
漏れ率測定時の動作は,次の動作13の中から必要に応じて選択する。
4.3.1 動作1 トレッドミルを歩行速度 4 km/hで稼動し,その上で歩行しながら次の動作をそれぞれ2
分間行う。
a) 頭を動かさない。
b) 頭を左右に回す(約15 回/min)
c) 頭を上下に移動(約15 回/min)
d) 適切な文章[五十音,じゅげむ(寿限無)など]を大声で朗読
e) 頭を動かさない。
4.3.2 動作2 直立した状態で次の動作をそれぞれ2分間行う。
a) 頭を動かさない。
b) 頭を左右に回す(約15 回/min)
c) 頭を上下に移動(約15 回/min)
d) 適切な文章[五十音,じゅげむ(寿限無)など]を大声で朗読
e) 頭を動かさない。
4.3.3 動作3 15回/minの割合で高さ20 cmの台の昇降を5分間行う。動作開始3分後から2 分間を測
定の対象とする。
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T 8159 : 2006
4.4 試験用コンタミナンツ
試験用コンタミナンツは,塩化ナトリウム(NaCl)粒子又は6ふっ化硫黄(SF6)
ガスのいずれかとする。
試験用コンタミナンツは,試料の種類によって表1に従って選択する。
表 1 試験用コンタミナンツの選択及び結果の種類
試料 試験用コンタミナンツ 得られる結果
の種類
ろ過式呼吸 粒子状物質用 防じんマスク NaCl粒子 TL
用保護具 粒子状物質用PAPR
ガス用 防じん機能のない防毒マスク NaCl粒子又はSF6ガス PL
ガス用PAPR
粒子状物質・ガス 防じん機能付き防毒マスク NaCl粒子 TL
両用 粒子状物質・ガス両用PAPR
給気式呼吸用保護具 NaCl粒子又はSF6ガス TL
給気・ろ過両用式呼吸用保護具 (給気式モードの場合) NaCl粒子又はSF6ガス TL
(ろ過式モードの場合) NaCl粒子 TL
面体 NaCl粒子又はSF6ガス PL
試験用コンタミナンツの条件は,次による。
a) aCl粒子
1) 平均濃度 8±4 mg/m3
2) 濃度変動率 平均濃度の±10 %
3) 粒径 中央値 0.060.1 μm,幾何標準偏差2.0以下
b) F6ガス
1) 平均濃度 体積分率0.11 %
2) 濃度変動率 平均濃度の±10 %
4.5 チャンバ内の温度及び相対湿度
チャンバ内の温度及び相対湿度は,次による。
a) 温度 23±5 ℃
b) 相対湿度 60 %以下
4.6 サンプリング流量
試験用コンタミナンツ及び検出システムに応じてのサンプリング流量は,面体
等の内側から 4.7.5に規定する流量及び次の内容を考慮して設定しなければならない。
NaCl粒子を用いて陰圧形呼吸用保護具を試験するとき(1),面体等内の試験用コンタミナンツをサンプリ
ングした気流に,約1 L/min の乾燥空気を合流させることが望ましい(2)。このときの面体等からのサンプ
リング流量は,全流量から乾燥空気の流量を引いた値となる。
試験用コンタミナンツがSF6ガスの場合は,乾燥空気を使用しない。
PAPR又は給気式保護具の場合は,より大きなサンプリング流量を使用することができるので,乾燥空
気を必要としない。
注(1) 陰圧形保護具の場合は,その性能を変化させないために,面体等からのサンプリング流量は,
できるだけ小さくするのがよい。
(2) 乾燥空気の使用は,サンプリングチューブ内へのNaCl粒子の沈着を最小にするためである。
4.7 試験装置
4.7.1 試験系 試験系の例を,図2に示す。
――――― [JIS T 8159 pdf 5] ―――――
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JIS T 8159:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.340 : 防護設備 > 13.340.30 : 呼吸保護装備
JIS T 8159:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JIST8001:2006
- 呼吸用保護具用語