JIS T 8001:2006 呼吸用保護具用語

JIS T 8001:2006 規格概要

この規格 T8001は、工場,鉱山などで使用する呼吸用保護具に関する主な用語及びその定義について規定。

JIST8001 規格全文情報

規格番号
JIS T8001 
規格名称
呼吸用保護具用語
規格名称英語訳
Glossary of terms for respiratory protective devices
制定年月日
1985年7月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.040.11, 11.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
労働安全・衛生 2019
改訂:履歴
1985-07-01 制定日, 1990-09-01 確認日, 1992-06-01 改正日, 1997-12-20 確認日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS T 8001:2006 PDF [20]
                                                                               JIS T 8001 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本保安
用品協会(JSAA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS T 8001:1992は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 8001 pdf 1] ―――――

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pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 用語の分類・・・・[1]
  •  4. 用語及び定義・・・・[2]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 8001 pdf 2] ―――――

                                 日本工業規格(日本産業規格)                                     JIS
T 8001 : 2006

呼吸用保護具用語

Glossary of terms for respiratory protective devices

1. 適用範囲

 この規格は,工場,鉱山などで使用する呼吸用保護具に関する主な用語及びその定義につ
いて規定する。
なお,参考として対応英語及び同義語を示す。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS M 7601 圧縮酸素形循環式呼吸器
JIS M 7611 一酸化炭素用自己救命器(COマスク)
JIS M 7651 閉鎖循環式酸素自己救命器
JIS T 8150 呼吸用保護具の選択,使用及び保守管理方法
JIS T 8151 防じんマスク
JIS T 8152 防毒マスク
JIS T 8153 送気マスク
JIS T 8155 空気呼吸器
JIS T 8156 酸素発生形循環式呼吸器
JIS T 8157 電動ファン付き呼吸用保護具

3. 用語の分類

 用語の分類は,次による。
なお,呼吸用保護具の系統図は付図1による。
a) 呼吸用保護具の完成品に関する用語
1) 呼吸用保護具の区分
2) 給気式呼吸用保護具
3) ろ過式呼吸用保護具
b) 呼吸用保護具の構成部分,附属品,関連機器などに関する用語
1) 面体等に関連する構成部分
2) 呼吸に関連する構成部分
3) 附属品,関連機器など
c) 呼吸用保護具の性能,試験,使用環境などに関する用語
1) 性能
2) 試験
3) 使用環境

――――― [JIS T 8001 pdf 3] ―――――

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JIS T 8001 : 2006

4. 用語及び定義

 用語及びその定義は,次のとおりとする。
a) 呼吸用保護具の完成品に関する用語
1) 呼吸用保護具の区分
参 考
番号 用語 定義
対応英語 同義語
1101 呼吸用保護具 人体に有害のおそれがある環境空気中で呼吸保 (英) respiratory protective
護の目的で着用する個人用保護具の総称。 devices (equipment),
備考 付図1参照。 (米) respirator
1102 給気式呼吸用保護着用者が環境空気とは別の空気,酸素又は呼吸 (英) independent of
具 可能なガスを呼吸する方式の呼吸用保護具。 ambient atmosphere
breathing apparatus
(米) atmosphere-supplying
respirator,
1103 ろ過式呼吸用保護環境空気中の有害物質を吸収缶又はろ過材によair-purifying respirator,
具 って除去する方式の呼吸用保護具。 dependent on ambient
atmosphere breathing
apparatus,
filtering device
1104 給気・ろ過両用式 給気式の機能とろ過式の機能とを合わせもつ呼 combination atmosphere-
呼吸用保護具 吸用保護具。次の2種類がある。 supplying and air-
purifying respirator
a) 本来は,給気式呼吸用保護具であるが,給気
が途絶えた際に,ろ過式呼吸用保護具としても
使用できるもの。
b) 本来は,ろ過式呼吸用保護具であるが,ろ過
式としては使用限界を超えた際に,給気式呼
吸用保護具としても使用できるもの。
旧規格における複合式呼吸用保護具に相当す
る。
1105 タイトフィット形 呼吸用保護具の一部(面体及びマウスピース)tight fitting type respirator
呼吸用保護具 を着用者の顔面などと密着させることによって,
外気の侵入を防ぐ形式の呼吸用保護具.。
1106 ルーズフィット形 呼吸用保護具の部分のうち,着用者の顔面を覆 loose fitting type respirator
呼吸用保護具 うもの(フード及び、フェイスシールド)が,着
用者の顔面などと密着しない形式の呼吸用保護
具。これらを使用するときは,顔面とのすき間か
ら有害物質が侵入しないようにするために,多量
の空気を送り込む必要がある。
1107 避難用呼吸用保護 火災,爆発,有害ガスなどの危険な場所から避 escape mask,
具 難脱出するときに用いる呼吸用保護具。ろ過式と escape respirator,
自給式とに大別する。 self-rescuer
1108 陽圧形呼吸用保護呼吸の全期間中,面体等の内圧が陽圧となる呼 positive-pressure
具 吸用保護具。 respirator
1109 陰陽圧形呼吸用保吸気時の面体等の内圧が,吸気量が空気供給量 negative/positive-pressure
護具 respirator
より少ないときは陽圧であるが,空気供給量より
多くなると陰圧になる呼吸用保護具。

――――― [JIS T 8001 pdf 4] ―――――

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JIS T 8001 : 2006
参 考
番号 用語 定義
対応英語 同義語
1110 陰圧形呼吸用保護 吸気中の全期間中,面体の内圧が陰圧になる呼negative-pressure respirator
具 吸用保護具。
1111 使い捨て式呼吸用 保守を意図せず,通気抵抗の増大,吸収剤の消 disposable respirator
保護具 耗,部品の損傷又は使用時間の終了によって使用
不能になったあと,廃棄するように設計されてい
る呼吸用保護具。例として,使い捨て式防じんマ
スク及び避難用呼吸用保護具がある。
2) 給気式呼吸用保護具
参 考
番号 用語 定義
対応英語 同義語
1201 送気マスク 給気源からの清浄な空気をホース又は中圧ホー(米) supplied-air
ス及び面体等を通じ,着用者に供給する方式の呼respirator
吸用保護具。
備考 JIS T 8153参照。
1202 ホースマスク 送気マスクの一種で,作業環境空気外の呼吸に(英) fresh-air hose
適した空気をホースを通じ,着用者に供給する形 breathing apparatus
式のマスク。着用者自身の肺力で空気を吸引する(米) hose mask
肺力吸引形と送風機で空気を送る送風機形(電動
及び、手動)とがある。
送気マスクの一種で,圧縮空気管,空気圧縮機 (英) compressed air-line
1203 エアラインマスク
又は高圧空気容器からの圧縮空気を減圧弁などにbreathing apparatus
よって減圧し,中圧ホースを通じて着用者に送気 (米) air-line respirator
する形式のマスク。一定流量形,デマンド形及び
プレッシャデマンド形がある。
1204 複合式エアライン 通常はエアラインマスクとして使用し,避難脱combination air-line
マスク respirator with auxiliary
出などに際しては小形高圧容器に切り替えて,空
気呼吸器として使用できる形式のもの。 self-contained air supply
1205 肺力吸引形ホース ホースの末端を,作業環境から離れた場所に固(英) unassisted fresh air hose
マスク 定し,その場所の呼吸に適した空気をホース,連 breathing apparatus
結管,面体等を通じて着用者の自己肺力によって(米) hose mask without
吸気する構造のホースマスク。 blower
1206 送風機式ホースマ 送風機によって作業環境から離れた場所の呼吸(英) assisted fresh air hose
スク に適した空気をホースを通じて着用者に供給する apparatus
breathing
mask
(米) hose
方式のホースマスク。電動式と手動式とがある。 blower
with
1207 一定流量形エアラ 供給弁をもたず,流量調節装置によって調節さ(英) constant-flow type
インマスク れた一定流量の空気を供給するエアラインマス air-line apparatus,
ク。 continuous-flow type
compressed air-line
breathing apparatus
(米) continuous-flow type
air-line respirator

――――― [JIS T 8001 pdf 5] ―――――

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