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JIS T 8153:2002 規格概要
この規格 T8153は、工場,鉱山などの事業場,火災現場,船舶,トンネル[ずい(隧)道]その他の場所において,酸素欠乏空気,粒子状物質,ガス,蒸気などを吸入することによって人体に有害のおそれがあるときに使用する送気マスクについて規定。
JIST8153 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T8153
- 規格名称
- 送気マスク
- 規格名称英語訳
- Supplied-air respirators
- 制定年月日
- 1974年8月1日
- 最新改正日
- 2017年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.340.30
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- 溶接 II(製品) 2021, 労働安全・衛生 2019
- 改訂:履歴
- 1974-08-01 制定日, 1978-05-01 改正日, 1983-02-01 改正日, 1989-06-15 確認日, 1990-12-15 改正日, 2002-04-25 改正日, 2007-03-25 確認日, 2011-10-25 確認日, 2017-10-25 確認
- ページ
- JIS T 8153:2002 PDF [15]
T 8153 : 2002
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣,厚生労働大
臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによってJIS T 8153 : 1990は改正され,この規格に置き換えられ
る。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 8153 pdf 1] ―――――
T 8153 : 2002
pdf 目 次
ページ
1. 適用範囲 1
2. 引用規格 1
3. 定義 1
4. 種類及び形式 1
5. 性能 2
5.1 面体の漏れ率 2
5.2 低圧部の気密性 2
5.3 呼気弁の作動気密性 2
5.4 吸気時の面体内の圧力 2
5.5 通気抵抗 2
5.6 送風機 3
- 5.7 送風機形ホースマスクの粉じん捕集効率・・・・[3]
- 5.8 ALマスクの最高使用圧力 35.9 一定流量形エアラインマスクの空気供給量・・・・[3]
6. 構造 3
6.1 構造一般 3
6.2 種類別構造 3
6.3 各部の構造 7
7. 材料 10
8. 試験 10
8.1 性能試験 10
8.2 構造試験 12
9. 検査 13
10. 表示 13
11. 取扱説明書 13
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 8153 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 8153 : 2002
送 気 マ ス ク
Supplied-air respirators
1. 適用範囲 この規格は,工場,鉱山などの事業場,火災現場,船舶,トンネル[ずい(隧)道]その
他の場所において,酸素欠乏空気,粒子状物質,ガス,蒸気などを吸入することによって人体に有害のお
それがあるときに使用する送気マスク(以下,マスクという。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。こ
れらの規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 9809 スプレーガン
JIS K 6330-2 ゴム及び樹脂ホース試験方法―第2部 : 耐圧性試験
JIS T 8001 呼吸用保護具用語
JIS T 8142 溶接用保護面
JIS T 8155 空気呼吸器
JIS T 8159 呼吸用保護具面体の漏れ率試験方法
JIS Z 8731 環境騒音の表示・測定方法
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS T 8001によるほか,次のとおりとする。
a) Lマスク エアラインマスク及び複合式エアラインマスクの総称。
b) Lマスクの最高使用圧力 製造業者が定めたALマスクを使用する場合の最高圧力。
c) Lマスクの最低使用圧力 製造業者が定めたALマスクを使用する場合の最低圧力。
d) 最長のホース 製造業者が定めた最長のホースマスク用のホース。
e) 最長の中圧ホース 製造業者が定めた最長のALマスク用の中圧ホース。
4. 種類及び形式 マスクの種類及び形式は,表1のとおりとする。
表 1 マスクの種類及び形式
種類 形式 使用する面体等の種類
ホースマスク 肺力吸引形 面体
送風機形 電動 面体,フェイスシールド,フード
手動 面体
ALマスク エアラインマスク 一定流量形 面体,フェイスシールド,フード
デマンド形 面体
プレッシャデマンド形 面体
複合式エアライン デマンド形 面体
マスク プレッシャデマンド形 面体
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――――― [JIS T 8153 pdf 3] ―――――
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T 8153 : 2002
5. 性能
5.1 面体の漏れ率 マスクに使用する面体の漏れ率は,8.1.1に規定する方法によって試験したとき,表
2に適合しなければならない。
表 2 面体の漏れ率
単位 %
種類 形式 漏れ率
ホースマスク 肺力吸引形 0.3 未満
送風機形 電動 1 未満
手動 1 未満
ALマスク エアラインマスク 一定流量形 3 未満
デマンド形 0.3 未満
プレッシャデマンド形 0.3 未満
複合式エアライン デマンド形 0.3 未満
マスク プレッシャデマンド形 0.3 未満
5.2 低圧部の気密性 面体を用いたマスクの低圧部の気密性は,8.1.2に規定する方法によって試験した
とき,漏気を認めないものでなければならない。
なお,マスクの低圧部は,次のとおりとする。
a) 肺力吸引形ホースマスクでは,ホース末端の空気取入口から面体まで。
b) 送風機形ホースマスクでは,流量調節装置のホース連結口から面体まで。
c) Lマスクでは,流量調節装置又は供給弁の出口側から面体まで。
5.3 呼気弁の作動気密性 プレッシャデマンド形以外の形式に使用される面体に附属する呼気弁の作動
気密性は,8.1.3に規定する方法によって試験したとき,次の各項に適合しなければならない。
a) 空気を吸引したとき,吸気に対して直ちに内部減圧を示さなければならない。
b) 内部の圧力が常圧に戻るまでの時間は,15秒以上でなければならない。
5.4 吸気時の面体内の圧力 デマンド形及びプレッシャデマンド形のALマスクの吸気時の面体内の圧
力(以下,面体内圧力という。)は,8.1.4に規定する方法によって試験したとき,表3の値に適合しなけ
ればならない。
表 3 面体内圧力
マスクの形式 吸引流量 面体内の圧力
l/min Pa
デマンド形 30 −250 0
115 −550 0
プレッシャデマンド形 0 100 600
0 115(1) 0以上
注(1) 吸引流量を0 l/minから次第に増加させることを意味し,流量0 l/minは含まれない。
5.5 通気抵抗
5.5.1 肺力吸引形ホースマスクの吸気抵抗 肺力吸引形ホースマスクの吸気抵抗は,8.1.5に規定する方
法によって試験したとき,85 l/minの吸気に対し,500 Pa以下でなければならない。
5.5.2 面体をもつマスクの呼気抵抗 面体をもつマスクの呼気抵抗は,8.1.5に規定する方法によって試
験したとき,その形式によって,表4の値に適合しなければならない。
――――― [JIS T 8153 pdf 4] ―――――
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T 8153 : 2002
表 4 マスクの呼気抵抗
マスクの形式 送気流量 呼気抵抗
l/min Pa
肺力吸引形ホースマスク 85 250以下
送風機形ホースマスク 115 250以下一定流量形エアラインマスク
デマンド形エアラインマスク 85 250以下
プレッシャデマンド形エアラインマスク 85 900以下
5.6 送風機 送風機は,8.1.6に規定する方法によって試験したとき,面体等の吸入口において,面体を
用いるものにあっては50 l/min以上,フェイスシールド及びフードを用いるものにあっては,120 l/min以
上の風量があり,かつ,軸受けその他の作動部分に異常があってはならない。
この試験において手動送風機の送気口1個当たりの消費エネルギーは150 Wを超えないものとする。
5.7 送風機形ホースマスクの粉じん捕集効率
送風機形ホースマスクの粉じん捕集効率は,8.1.7に規定
する方法によって試験したとき,80%以上でなければならない。
5.8 ALマスクの最高使用圧力 ALマスクの最高使用圧力は,0.9 MPa以下とする。
5.9 一定流量形エアラインマスクの空気供給量 一定流量形エアラインマスクの空気供給量は,8.1.8に
規定する方法によって試験したとき,使用する面体等の種類によって,表5に適合しなければならない。
表 5 空気供給量
単位 l/min
使用する面体等の種類 空気供給量
面体 85以上
フェイスシールド 120以上
フード
6. 構造
6.1 構造一般 マスクは,空気源(肺力吸引形の場合は空気取入口)からの空気をホース又は中圧ホー
ス,面体等を通じて着用者に送気する構造のもので,かつ,次の各項に適合しなければならない。
a) 丈夫で使いやすく,できるだけ軽量であって,長時間の使用に耐え,かつ,容易に故障や破損がない
ようになっているもの。
b) 空気が流れる接続部分は,確実に結合され,漏気のおそれがないもの。
c) 取扱いの際に考えられる衝撃に対し,使用上の性能に支障がないもの。
d) マスクの各部は,取扱いが簡単で容易に破損することなく,装着によって異常な圧迫を与えないもの。
6.2 種類別構造
6.2.1 ホースマスク ホースマスクは,その種類によって,次の各項に適合しなければならない。
a) 肺力吸引形ホースマスクは,ホースの末端を呼吸に適する空気中に固定し,ホース及び面体を通じ着
用者自身の吸引力によって吸気させる構造のもので,ホースは内径19 mm以上,長さ10 m以下のも
の(参考図1参照)。
――――― [JIS T 8153 pdf 5] ―――――
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JIS T 8153:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.340 : 防護設備 > 13.340.30 : 呼吸保護装備
JIS T 8153:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB9809:1991
- スプレーガン
- JISK6330-2:2013
- ゴム及びプラスチックホース試験方法―第2部:ホース及びホースアセンブリの耐圧性
- JIST8001:2006
- 呼吸用保護具用語
- JIST8142:2003
- 溶接用保護面
- JIST8155:2014
- 空気呼吸器
- JIST8159:2006
- 呼吸用保護具の漏れ率試験方法
- JISZ8731:2019
- 環境騒音の表示・測定方法