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JIS T 8206:2020 規格概要
この規格 T8206は、空気中に存在する可燃性のガス又は蒸気の濃度を検知及び測定するために用いる携帯形機器,可搬形機器及び定置形機器の構造,試験及び性能の一般要件並びに性能の試験方法について規定。
JIST8206 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T8206
- 規格名称
- 可燃性ガス検知器
- 規格名称英語訳
- Flammable gas detectors
- 制定年月日
- 2020年4月27日
- 最新改正日
- 2020年4月27日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60079-29-1:2016(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 29.260.20
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2020-04-27 制定
- ページ
- JIS T 8206:2020 PDF [39]
T 8206 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 3.1 ガス関連・・・・[2]
- 3.2 機器関連・・・・[3]
- 3.3 センサー関連・・・・[4]
- 3.4 機器へのガスの供給・・・・[5]
- 3.5 信号及び警報・・・・[5]
- 3.6 時間関連・・・・[5]
- 3.7 その他・・・・[7]
- 4 一般要件・・・・[7]
- 4.1 概要・・・・[7]
- 4.2 構造・・・・[8]
- 4.3 表示・・・・[12]
- 4.4 取扱説明書・・・・[13]
- 5 試験方法・・・・[15]
- 5.1 概要・・・・[15]
- 5.2 試験の一般要件・・・・[15]
- 5.3 試験の標準状態・・・・[16]
- 5.4 試験方法・・・・[18]
- 附属書A(規定)性能要件・・・・[25]
- 附属書B(参考)応答時間の測定・・・・[28]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[30]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 8206 pdf 1] ―――――
T 8206 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本保安用品協会(JSAA)及
び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出が
あり,日本産業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
これによって,JIS M 7626:1994及びJIS M 7653:1996は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 8206 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
T 8206 : 2020
可燃性ガス検知器
Flammable gas detectors
序文
この規格は,2016年に第2版として発行されたIEC 60079-29-1を基とし,国内の実情に照らして,鉱山
用に関連する内容を削除,及びその他技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,空気中に存在する可燃性のガス又は蒸気の濃度を検知及び測定するために用いる携帯形機
器,可搬形機器及び定置形機器の構造,試験及び性能の一般要件並びに性能の試験方法について規定する。
この規格は,爆発の危険性を示すこと,場合によっては,自動又は手動で保護装置を始動することを目
的とした,連続作動して可燃性ガス濃度の指示,警報又はその他の出力機能をもつ可燃性ガス検知器に適
用する。
この規格は,業務用,産業用及び非住居用の安全用途で使用する機器,並びに拡散式機器及び内部にサ
ンプリングシステムが組み込まれた吸引式機器に適用する。
この規格は,次の機器には適用しない。
− 外部のサンプリングシステム
− 坑気の影響を受けやすい鉱山での使用を意図する機器
− 研究用又は科学用の機器
− プロセス監視及び/又は制御目的だけに用いる機器
− オープンパス(見通しライン)検知器(ただし,光路長が非常に短く,光路全体にわたって濃度が均
一であるとみなして使用する機器は,この規格の適用範囲である。)
複合ガスの存在を検知するために用いる機器については,可燃性のガス又は蒸気の検知だけにこの規格
を適用する。
注記1 この規格は,一般的な用途に適した機器に対して適切な安全及び性能のレベルを記載してい
る。
注記2 特定のガス又は蒸気で校正された全ての機器が,その他のガス又は蒸気に対して必ずしも正
しい指示値を示すとは限らない。
注記3 測定範囲の上限が20 % LELを超え100 % LEL以下の機器,又は測定範囲の上限が20 % LEL
以下の機器では,測定の単位として% LEL以外に体積分率の表示としての%又はppmを使用
することがある。1 ppmは,10−6体積分率を示す。この場合,附属書Aの性能要件を検証す
る際に,製造業者と試験機関との間で合意の上,測定の単位を選択することがある。
――――― [JIS T 8206 pdf 3] ―――――
2
T 8206 : 2020
注記4 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60079-29-1:2016,Explosive atmospheres−Part 29-1: Gas detectors−Performance requirements
of detectors for flammable gases(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
注記 対応国際規格 : IEC 60529,Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)
JIS C 60068-2-6 環境試験方法−電気・電子−第2-6部 : 正弦波振動試験方法(試験記号 : Fc)
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2-6,Environmental testing−Part 2-6: Tests−Test Fc: Vibration
(sinusoidal)
JIS C 61326-1:2017 計測用,制御用及び試験室用の電気装置−電磁両立性要求事項−第1部 : 一般要
求事項
注記 対応国際規格 : IEC 61326-1:2012,Electrical equipment for measurement, control and laboratory
use−EMC requirements−Part 1: General requirements
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 ガス関連
3.1.1
周囲空気(ambient air)
機器を取り囲む通常の雰囲気。
3.1.2
清浄空気(clean air)
センサーに感度がある又はセンサーの性能に影響を与えるような,ガス又は蒸気が全くない空気。
3.1.3
可燃性ガス(flammable gas又はcombustible gas)
空気とある範囲内の比率で混合したとき爆発性雰囲気を形成するガス又は蒸気。
注記 この規格では,用語“可燃性ガス”は,可燃性蒸気を含む。
3.1.4
爆発下限界,LEL(lower explosive limit又はlower flammable limit)
爆発性雰囲気を形成するガス又は蒸気の空気中における最低濃度。
注記 略語“LEL”の代わりに“LFL”を用いることがある。
3.1.5
被毒物質(poisons)
検出素子の一時的又は永続的な性能変化,特に検出素子の感度喪失の要因になる物質。
――――― [JIS T 8206 pdf 4] ―――――
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T 8206 : 2020
3.1.6
爆発上限界,UEL(upper explosive limit又はupper flammable limit)
爆発性雰囲気を形成するガス又は蒸気の空気中における最高濃度。
注記 略語“UEL”の代わりに“UFL”を用いることがある。
3.1.7
体積分率,v/v(volume fraction)
混合前の全成分の体積の和に対する混合ガス中の特定成分の体積の比率。全ての体積は,混合ガスの圧
力及び温度に依存する。
注記 体積分率と体積濃度とは,同一条件下で,混合前の成分体積の和と混合ガスとの体積が等しけ
れば,同じ値になる。しかし,同一条件下で2種以上の混合ガスは,通常,僅かに収縮又はま
れに膨張を起こすことがあるので,これらは必ずしも同じ値になるとは限らない。
3.1.8
ゼロガス(zero gas)
可燃性ガス,干渉物質及び汚染物質を含まないガスで,製造業者が推奨するガス。機器のゼロ点を校正
及び/又は調整する目的で使用される。
3.1.9
標準試験ガス(standard test gas)
機器の各項目に対して規定された組成をもつ試験ガスで,その他の記載がない限り全ての試験で使用す
るガス及び/又は蒸気。
3.2 機器関連
3.2.1
警報専用機器(alarm-only equipment)
警報機能はあるが,測定値の指示機能又は出力機能がない機器。
3.2.2
吸引式機器(aspirated equipment)
ガスセンサーまでガスを吸引することによって,ガスを採取する機器。
注記 手動式又は電動式ポンプの使用が一般的である。
3.2.3
自動吸引式機器(automatically aspirated equipment)
機器に組み込まれているポンプ又は機器に直接接続されている外部ポンプによってガスを吸引する機器。
3.2.4(削除)
3.2.5
拡散式機器(diffusion equipment)
吸引通気なしに雰囲気からセンサーにガスが移動することによって測定する機器。
3.2.6
定置形機器(fixed equipment)
特定の場所に据え付けて使用する機器。
3.2.7(削除)
3.2.8(削除)
――――― [JIS T 8206 pdf 5] ―――――
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JIS T 8206:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60079-29-1:2016(MOD)
JIS T 8206:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.260 : 特殊条件で使用する電気設備 > 29.260.20 : 爆発性雰囲気で作動する電気装置
JIS T 8206:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISC60068-2-6:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc)