14
T 9257 : 2010
c) 製造事業者名又はその略号
d) 入浴台又は製品を特定できる品番
e) 寸法,材質,使用上の注意(例えば,直射日光を避けるなど),製造業者名及びその住所又は電話番号。
12 取扱説明書
取扱説明書には,次の事項を記載しなければならない。
a) 使用方法
b) 取扱説明書を必ず読み,読んだ後保管する旨。
c) 取扱上の注意事項(例えば,浴槽内に確実に取り付けられているかを確認するなど)
d) 各部の名称(図で示す。)
e) 手入れの方法
f) 諸元表(各部の寸法,質量,材質,使用者の最大体重など。)
g) 製造業者,輸入業者又は販売業者の名称,住所,電話番号及びファクシミリ番号。
――――― [JIS T 9257 pdf 16] ―――――
15
T 9257 : 2010
附属書A
(参考)
ハザードリスト
A.1 福祉用具に関連して起こる可能性があるハザード及び関連する要因の例
福祉用具に関連して起こる可能性があるハザード及び関連する要因に関しては,JIS T 14971を参考にリ
ストを示す。ただし,すべてを網羅しているわけではなく,ハザードを特定する手助けとなる。
A.1.1 エネルギーのハザード及び関連する要因
エネルギーのハザード及び関連する要因は,次を含む。
a) 熱
b) 機械的な力
c) 可動部分(手足,指などの挟み込み)
A.1.2 生物学的なハザード及び関連する要因
生物学的なハザード及び関連する要因は,次を含む。
a) 生物的汚染
b) アレルギー誘発性
A.1.3 環境的なハザード及び関連する要因
環境的なハザード及び関連する要因は,次を含む。
a) 指定された環境条件外での保管又は操作
b) 偶発的な機械的損害
c) 廃棄物及び/又は福祉用具の廃棄による汚染
A.1.4 福祉用具の使用に関連するハザード及び関連する要因
福祉用具の使用に関連するハザード及び関連する要因は,次を含む。
a) 不適切なラベリング
b) 不適切な操作説明,例えば,
1) 使用前点検の不適切な仕様
2) 複雑すぎる操作説明
3) サービス及び保守の不適切な仕様
4) 使いにくい,まとまりのない取扱説明書
c) 不適切な附属品の仕様書
d) 未熟な要員による使用及び未訓練者による使用
e) 合理的に予見できる誤使用
f) 消耗品,附属品,その他の福祉用具との不適合性
g) 鋭い角又は先端
h) 介助者,子供などが手足又は指を挟み込む機構の存在
i) 意図しない動き
j) 利用者を支える装置の故障
k) 認知症及び使用者の身体状況による使用
l) 設置対象の不適合による要因
――――― [JIS T 9257 pdf 17] ―――――
16
T 9257 : 2010
m) 改良及び改造による要因
A.1.5 機械的故障,保守及び老朽化によってもたらすハザード及び関連する要因
機械的故障,保守及び老朽化によってもたらすハザード及び関連する要因は,次を含む。
a) 不適切な保守
b) 反復使用による機能の劣化
参考文献 JIS T 14971 医療機器−リスクマネジメントの医療機器への適用
JIS Z 8071 高齢者及び障害のある人々のニーズに対応した規格作成配慮指針
BS EN 12182:1999,Technical aids for disabled persons−General requirements and test methods
JIS T 9257:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 11 : 医療技術 > 11.180 : 心身障害者用の介護用具
JIS T 9257:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方