JIS W 8301:2016 航空標識の色 | ページ 3

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図4−一般標識の色度

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5.3 透過型標識(内部照明標識)
透過型標識(内部照明標識)の色度座標,輝度率及び白に対する相対輝度の範囲は,表5及び図5のと
おりとする。ただし,夜間の白は,航空白の色度とする。
表5−透過型標識(内部照明標識)の色度,輝度率及び白に対する相対輝度
色の種類 色の限界 限界線の式 輝度率 白に対する相対輝度
航空赤 紫の方向 y=0.345−0.051x 0.07 昼間 5 % 以上
白の方向 y=0.910−x 以上 夜間 20 % 以下
黄赤の方向 y=0.314+0.047x
航空黄 黄赤の方向 y=0.108+0.707x 0.45 昼間 30 % 以上
白の方向 y=0.910−x 以上 夜間 80 % 以下
緑の方向 y=1.350x−0.093
航空緑 黄の限界 x=0.313 0.10 昼間 5 % 以上
白の限界 y=0.243+0.670x 以上 夜間 30 % 以下
青の限界 y=0.493−0.524x
航空白 紫の方向 y=0.010+x 0.75 昼間 100 %
青の方向 y=0.610−x 以上 夜間 100 %
緑の方向 y=0.030+x
黄の方向 y=0.710−x
航空黒 紫の方向 y=x−0.030 0.03 昼間 0 % 以上
青の方向 y=0.570−x 以下 夜間 2 % 以下
緑の方向 y=0.050+x
黄の方向 y=0.740−x

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図5−透過型標識(内部照明標識)の色度

6 色度,輝度率及び輝度の試験方法

6.1  航空灯火の色度
航空灯火の色度の試験は,次の方法I又は方法IIによるが,方法Iによって試験をすることが望ましい。
ただし,大形の灯器について,方法Iによる試験を正確に行うことが難しい場合は,方法IIによってもよ
い。
a) 方法I 灯器の光軸上の光色を測定する方法 灯器を指定の条件で点灯し,次によって灯器の光軸上
の光色を測定して色度を求める。
1) IS Z 8724の5.2(分光分布の測定方法)によって分光分布を測定し,5.3(三刺激値及び色度座標
の計算方法)によって色度を求める。

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2) IS Z 8724の6.2(光電色彩計)に規定する光電色彩計を用いて色度を求めてもよい。光電色彩計の
目盛調整は,分光分布が試料に近似した参考灯器を用いて行うことが望ましい。参考灯器の測定値
は1)によって求める。
b) 方法II 灯器の構成部品の試験による方法 灯器を構成する色フィルタ,光源及び反射鏡の分光特性
を測定し,それらを統合して色度を求める。その手順は次による。
1) 色フィルタの分光透過率係数T(λ)をJIS Z 8722の5.4.1(照射及び受光の幾何条件)の幾何条件eに
よって求める。色フィルタが平行平面でない場合は,その色フィルタと同質な材料による等価の厚
さの平行平面をもつ試験用フィルタを用意して,その分光透過率係数T(λ)を測定することが望まし
い。
2) 光源の相対分光分布S(λ)を,JIS Z 8724の5.2によって求める。ただし,白熱電球を用いた光度調整
を行わない灯器では,光源の相対分光分布S(λ)はJIS Z 8781-2の箇条4(CIE標準イルミナントA)
のCIE標準イルミナントAに等しいと仮定してもよい。
3) 反射鏡に無色のアルミニウム反射面を用いる灯器では,分光反射率係数R(λ)が一定であると仮定し
てもよい。その他の場合は,JIS Z 8722の5.3.1(照射及び受光の幾何条件)の幾何条件d(試料を
垂直方向から照明し,試料から鏡面反射成分を含めたあらゆる方向に反射する光を測定する。)によ
って分光反射率係数R(λ)を求める。
4) 1)3)で求めた結果の積S(λ) T(λ) R(λ)から,JIS Z 8724の5.3.1(三刺激値の計算方法)の方法によっ
て,三刺激値X,Y及びZ並びに色度座標x及びyを求める。2)のただし書きによる場合は,CIE標
準イルミナントAの値を光源の相対分光分布S(λ)の値として用いて計算する。
6.2 一般標識の色度及び輝度率
一般標識の色度及び輝度率の試験は,次による。
a) IS Z 8722の5.3.1の幾何条件aによって分光反射率係数R(λ)を測定し,CIE標準イルミナントD65に
対するXYZ表色系における色度座標及び輝度率を求める。
b) )と同じ幾何条件で,JIS Z 8722の6.2(光電色彩計)で規定する光電色彩計を用いて,CIE標準イル
ミナントD65に対するXYZ表色系における色度座標及び輝度率を求めてもよい。光電色彩計の目盛調
整は,分光反射率係数が試料に近似した参考試料を用いて行うことが望ましい。参考試料の測定値は,
a)の方法によって求める。
6.3 透過型標識(内部照明標識)の色度,輝度率及び輝度
透過型標識(内部照明標識)の色度,輝度率び輝度の試験は,次による。
a) IS Z 8722の5.3.1の幾何条件aによって分光反射率係数R(λ)を測定し,CIE標準イルミナントD65に
対するXYZ表色系における色度座標及び輝度率を求める。
b) )と同じ幾何条件で,JIS Z 8722の6.2に規定する光電色彩計を用いて,CIE標準イルミナントD65に
対するXYZ表色系における色度座標及び輝度率を求めてもよい。光電色彩計の目盛調整は,分光反射
率係数が試料に近似した参考試料を用いて行うことが望ましい。参考試料の測定値は,a)の方法によ
って求める。
c) 白に対する相対輝度は,標識面と光源とを組み合わせて,JIS Z 8724の5.2又は6.2によって輝度を測
定して求める。

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参考文献
ICAO Annex 14,International Standards and Recommended Practices Annex 14 Aerodromes Volume 1
Aerodrome Design and Operations

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JIS W 8301:2016の関連規格と引用規格一覧