JIS X 0170:2020 システムライフサイクルプロセス

JIS X 0170:2020 規格概要

この規格 X0170は、人が作り出すシステムのライフサイクルを記述するためのプロセス記述の共通的な枠組みについて規定。

JISX0170 規格全文情報

規格番号
JIS X0170 
規格名称
システムライフサイクルプロセス
規格名称英語訳
Systems and software engineering -- System life cycle processes
制定年月日
2004年6月20日
最新改正日
2020年1月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC/IEEE 15288:2015(IDT)
国際規格分類

ICS

35.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2004-06-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2013-06-20 改正日, 2018-10-22 確認日, 2020-01-20 改正
ページ
JIS X 0170:2020 PDF [128]
                                                           X 0170 : 2020 (ISO/IEC/IEEE 15288 : 2015)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 概要・・・・[2]
  •  1.1 適用範囲・・・・[2]
  •  1.2 目的・・・・[2]
  •  1.3 適用分野・・・・[3]
  •  1.4 制限・・・・[3]
  •  2 適合性・・・・[4]
  •  2.1 意図した用途・・・・[4]
  •  2.2 完全適合(Full conformance)・・・・[4]
  •  2.3 修整適合(Tailored conformance)・・・・[5]
  •  3 引用規格・・・・[5]
  •  4 用語,定義及び略語・・・・[5]
  •  4.1 用語及び定義・・・・[5]
  •  4.2 略語・・・・[14]
  •  5 基本概念及び適用・・・・[14]
  •  5.1 はじめに・・・・[14]
  •  5.2 システム概念・・・・[14]
  •  5.3 組織及びプロジェクト概念・・・・[16]
  •  5.4 ライフサイクルの概念・・・・[17]
  •  5.5 プロセスの概念・・・・[18]
  •  5.6 この規格のプロセス・・・・[19]
  •  5.7 プロセスの適用・・・・[22]
  •  5.8 プロセス参照モデル・・・・[23]
  •  6 システムライフサイクルプロセス・・・・[23]
  •  6.1 合意プロセス(Agreement processes)・・・・[23]
  •  6.2 組織のプロジェクトイネーブリングプロセス(Organizational project-enabling processes)・・・・[28]
  •  6.3 テクニカルマネジメントプロセス(Technical management processes)・・・・[36]
  •  6.4 テクニカルプロセス(Technical processes)・・・・[53]
  •  附属書A(規定)修整(tailoring)プロセス・・・・[101]
  •  附属書B(参考)プロセス情報項目の例・・・・[103]
  •  附属書C(参考)アセスメント目的のプロセス参照モデル・・・・[105]
  •  附属書D(参考)プロセスのインテグレーション及びプロセスの構成概念・・・・[107]
  •  附属書E(参考)プロセスビュー・・・・[109]
  •  附属書F(参考)アーキテクチャのモデル化・・・・[115]
  •  附属書G(参考)システム オブ システムズへのシステムライフサイクルプロセス適用・・・・[118]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 0170 pdf 1] ―――――

X 0170 : 2020 (ISO/IEC/IEEE 15288 : 2015)

pdf 目次

ページ

  •  参考文献・・・・[122]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 0170 pdf 2] ―――――

                                                           X 0170 : 2020 (ISO/IEC/IEEE 15288 : 2015)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
情報処理学会(IPSJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格
を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格
である。これによって,JIS X 0170:2013は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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――――― [JIS X 0170 pdf 3] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
X 0170 : 2020
(ISO/IEC/IEEE 15288 : 2015)

システムライフサイクルプロセス

Systems and software engineering-System life cycle processes

序文

  この規格は,2015年に第1版として発行されたISO/IEC/IEEE 15288を基に,技術的内容及び構成を変
更することなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
注記 この対応国際規格はISO/IEC 15288としては第3版に相当するが,ISO/IEC/IEEE 15288として
の第1版として出版されている。
人が作り出すシステムの複雑さは,かつてないほどに増大している。このことは,新たな機会を生むが,
システムを作成し活用する組織の課題を増加させている。これらの課題は,システムのライフサイクルの
全期間及び構造の全てのレベルの細部に存在している。この規格は人が作成するシステムのライフサイク
ルを記述し,システムエンジニアリング手法を適用するための共通のプロセスの枠組みを提供する。シス
テムエンジニアリングは分野横断的な取組みであり,成功を収めるシステムの実現を可能にする手段であ
る。開発サイクルの早い段階で利害関係者のニーズ及び必要な機能を定義し,要求事項を文書化し,全て
の問題を考慮しながら設計を統合してシステム検証を進めることに重点を置いている。そして全ての専門
分野における規律及び専門的な技術を,概念から製品開発及び運用へと続く構造化された開発プロセスを
形成するチームの取組みに統合する。システムエンジニアリングでは,利用者及びその他の該当する利害
関係者のニーズを満たす高品質の製品を提供することを目標として,全ての利害関係者のビジネス及び技
術ニーズを考慮する。このライフサイクルは,システムを構想する概念段階からシステムの廃止段階まで
に及んでいる。このライフサイクルは,システムの取得及び供給のためのプロセスを定めている。統合さ
れた,首尾一貫したやり方で当事者たちが働くことができるようになるために,このライフサイクルは,
現代的なシステムを作り出し,活用し,かつ,管理する当事者間の意思伝達及び協調を改善することを助
ける。加えて,この枠組みは,ライフサイクルプロセスのアセスメント及び改善を可能にする。
この規格のプロセスは,包括的な集合を形成しており,組織はこれらのプロセスからその製品及びサー
ビスに適したシステムライフサイクルモデルを構築することができる。目的に応じて,組織は,その目的
を果たすために,適切な部分集合を選択し,適用できる。
この規格は,次の一つ以上の形態で使用することができる。
− 組織によって : 望ましいプロセスからなる環境の構築を支援するため。手法,手順,技法,ツール及
び教育訓練された人員からなるインフラストラクチャによって,これらのプロセスを支援することが
できる。組織は,ライフサイクル段階を通して,プロジェクトを実行及び管理し,並びにシステムを
進捗させるためにこのプロセスの環境を使用してもよい。この形態では,宣言され,確立されたプロ
セスの環境の,この規格の規定への適合性についてアセスメントを実施するためにこの規格を使用す
る。

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2
X 0170 : 2020 (ISO/IEC/IEEE 15288 : 2015)
− プロジェクトによって : 製品及びサービスを提供するために,組織によって制定されたプロセスから
なる環境から,その構成要素であるプロセスを,プロジェクトが選択,構築及び使用することを支援
するため。この形態では,宣言され,制定されたプロセスの環境に対するプロジェクトの適合性につ
いてアセスメントを実施するためにこの規格を使用する。
− 取得者及び供給者によって : プロセス及びアクティビティに関する合意の形成を支援するため。合意
を通じて,この規格のプロセス及びアクティビティを選択,協議,合意及び実行する。この形態では,
合意の形成における手引として,この規格を使用する。
− プロセスのアセスメントの実行者によって : 組織のプロセス改善支援のために行われることがある,
プロセスアセスメントの実施で用いるプロセス参照モデルとして使用する。

1 概要

1.1 適用範囲

  この規格は,人が作り出すシステムのライフサイクルを記述するためのプロセス記述の共通的な枠組み
について規定する。この規格は,エンジニアリングの視点から一そろいのプロセス及び関連する用語を定
義する。これらのプロセスは,システムの階層構造のどのレベルにも適用可能である。これらのプロセス
から選定された集合は,システムのライフサイクルの段階を管理及び実行するために,ライフサイクルを
通じて,適用することができる。これは,顧客満足を達成するという最終目標をもつ,対象となる全ての
利害関係者の参加を通して達成される。
この規格は,組織内又はプロジェクト内で使用するシステムライフサイクルプロセスの定義,制御及び
改善を支援するプロセスも規定する。組織及びプロジェクトは,システムを取得及び供給する場合にこれ
らのプロセスを使用することができる。
この規格は,人が作ったシステム,すなわち,次に示すシステム要素のうち一つ以上のもので構成され
るシステムに関するものである。それは,ハードウェア,ソフトウェア,データ,人,プロセス(例えば,
利用者にサービスを提供するプロセス),手順(例えば,操作指示書),設備,資材及び自然に発生するも
のを指す。
システム要素がソフトウェアである場合は,そのシステム要素を実装するのに,ISO/IEC/IEEE 12207
で規定するソフトウェアライフサイクルプロセスを使用してもよい。この規格とISO/IEC/IEEE 12207と
は,単一のプロジェクト又は単一の組織で併用できるように調和がとられている。
注記1 対応国際規格中で記載されるISO/IEC/IEEE 12207ソフトウェアライフサイクルプロセスは,
この規格と同時に改正作業が開始された,ISO/IEC/IEEE 12207:2017を指しており,JIS X
0160:2012(ISO/IEC 12207:2008)の改正版であるので,この規格ではISO/IEC/IEEE 12207
の国際規格番号で表記している。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC/IEEE 15288:2015,Systems and software engineering−System life cycle processes(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

1.2 目的

  この規格の目的は,システムのライフサイクルにおける,取得者,供給者及び他の利害関係者の間で円
滑に情報伝達を行う場合に必要な定義されたプロセスの集合を提供することである。
この規格は,組織が取得者の役割を行う場合でも,供給者の役割を行う場合でも適用される。単一の組

――――― [JIS X 0170 pdf 5] ―――――

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  • ISO/IEC/IEEE 15288:2015(IDT)

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