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X 0211-1994 (ISO/IEC 6429 : 1992)
データ部の行内の基準位置であって,現在データ位置が通常そ
4.2.51 行終了位置 (line limit position)
の位置を越えて移動できない位置。
表示部の行内の基準位置であって,現在表示位置が通常その位置を越えて移動できない位置。
文字表示出力において行がどのように現れるのかを規定するための
4.2.52 行の向き (line orientation)
用語。この規格では,これは横書き又は縦書きだけとしてよい。
行が順に現れる方向。
4.2.53 行の進む方向 (line progression)
4.2.54 オペレーティングシステム (operating system) 計算機プログラムの実行を制御するソフトウェ
アであって,スケジュール,デバッグ,入出力制御,課金処理,コンパイル,記憶域割当て,データ管理
及びこれらに関連した諸サービスを行うもの。
4.2.55 ページ (page) 1列に並んだ行の集合。
4.2.56 ページ開始位置 (page home position) データ部のページ内の基準位置であって,現在行(現在デ
ータ位置を含む行)が通常その位置より手前へ移動できない位置。
表示部のページ内の基準位置であって,現在行(現在表示位置を含む行)が通常その位置より手前へ移
動できない位置。
データ部のページ内の基準位置であって,現在行(現在デ
4.2.57 ページ終了位置 (page limit position)
ータ位置を含む行)が通常その位置を越えて移動できない位置。
表示部のページ内の基準位置であって,現在行(現在表示位置を含む行)が通常その位置を越えて移動
できない位置。
4.2.58 パラメタバイト (parameter byte)制御シーケンスの中で,制御機能CONTROL SEQUENCE
INTRODUCER(CSI,制御シーケンス開始)と終端バイトとの間,又はCSIと中間バイトとの間にくる
ビット組合せ。
4.2.59 表示部 (presentation component)装置の中で,文字表示出力を行う部分。
標準化していない制御機能又はモードを,この
4.2.60 私用(又は試用)[private (or experimental) se]
規格と両立する方式で表現する手段。
4.2.61 保護領域 (protected area)属性付き領域の特別な場合。この領域の内容は,手操作による変更か
ら保護されるとともに,消去からも保護される。
4.2.62 属性化領域 (qualified area)ある特性をもつ文字位置の列。
符号化文字集合の一つ以上のビット組合せによって表現される,規定さ
4.2.63 レパートリ (repertoire)
れた文字の集合。
表示面上の全体又は一部の図形を,指定した方向に移動する動作。
4.2.64 スクロール (scroll)
4.2.65 選択領域 (selected area)内容がデータストリームの形で伝送又は補助入出力装置へ転送するの
に適格となり得る文字位置の列。
情報をそろえて配列するために,表示面上の文字位置又は行を指定する技法。
4.2.66 タブ (tabulation)
ある文字位置又はある行位置をタブに使用することの指定。文字タブ
4.2.67 タブ位置 (tabulation stop)
位置は,フィールドの境界にもなる。
4.2.68 利用者 (user) 装置が提供するサービスを使う人又はそれに代わるもの。
参考1. “装置”が符号変換機能又はゲートウェイ機能であるならば,これは応用プログラムのよう
なプロセスであってよい。
2. 利用者が用意するか又は利用者に提供される文字は,2.3を満足するものであれば装置固有の
符号化形式又は通常と異なる表示形式であってよい。
――――― [JIS X 0211 pdf 6] ―――――
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X 0211-1994 (ISO/IEC 6429 : 1992)
5. 符号化表現
5.1 概要 この規格での各制御機能は,次のいずれかとする。
a) 0集合の要素
b) 1集合の要素
c) 制御シーケンス
d) 単独の制御機能
e) 制御列
5.2 C0集合の要素 この制御機能は,7ビット符号及び8ビット符号で00/0001/15のビット組合せに
よって表現する。
制御機能の定義及び符号化表現は,8.3で規定する(表1参照)。
C0集合を指示し呼び出す3バイトのエスケープシーケンスは,ESC 02/01 04/00とする。
参考1. このエスケープシーケンスを使用する場合,C0集合のすべての制御機能が実装されているこ
とを想定している。
2. C0集合が呼び出されていなくても,制御文字ESCAPE(ESC,エスケープ)は,有効であり,
ビット組合せ01/11で表現する。
表1 C0集合の制御機能を表現するビット組合せ
行番号 列番号
00 0l
00 NUL DLE
01 SOH DC1
02 STX DC2
03 ETX DC3
04 EOT DC4
05 ENQ NAK
06 ACK SYN
07 BEL ETB
08 BS CAN
09 HT EM
10 LF SUB
11 VT ESC
12 FF IS4
13 CR IS3
14 SO又はLS1 IS2
15 SI又はLS0 IS1
5.3 C1集合の要素 この制御機能は,次のとおり表現する。
a) 7ビット符号ではESC Feの形の2バイトのエスケープシーケンスによる。ここで,制御文字ESCは,
ビット組合せ01/11によって表現し,Feはビット組合せ04/0005/15のいずれかで表現する。
b) 8ビット符号では08/0009/15のいずれかのビット組合せによる。ただし,JIS X 0202に従いアナウ
ンスシーケンスESC 02/00 04/06を用いる場合,C1集合の制御機能は,7ビット符号と同じくESC Fe
シーケンスで表現する。
制御機能の定義と符号化表現は,8.3で規定する(表2a及び2b参照)。
割り当てられないビット組合せは今後の標準化のために保留してあり,使用してはならない。ビット組
――――― [JIS X 0211 pdf 7] ―――――
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X 0211-1994 (ISO/IEC 6429 : 1992)
合せ04/04(表2a参照)及び08/04(表2b参照)に関しては附属書F(参考)のF.8.2を参照のこと。
このC1集合を指示し呼び出す3バイトのエスケープシーケンスは,ESC 02/06 04/00及びESC 02/02 04/03
とする。
参考 これらのエスケープシーケンスを使用する場合は,C1集合のすべての制御文字が実装されてい
ることを想定する。
表2a 7ビット符号におけるC1集合の制御機能Feを表現するビット組合せ
行番号 列番号
04 05
00 − DCS
01 − PU1
02 BPH PU2
03 NBH STS
04 − CCH
05 NEL MW
06 SSA SPA
07 ESA EPA
08 HTS SOS
09 HTJ −
10 VTS SCI
11 PLD CSI
12 PLU ST
13 RI OSC
14 SS2 PM
15 SS3 APC
表2b 8ビット符号におけるC1集合の制御機能を表現するビット組合せ
行番号 列番号
08 09
00 − DCS
01 − PU1
02 BPH PU2
03 NBH STS
04 − CCH
05 NEL MW
06 SSA SPA
07 ESA EPA
08 HTS SOS
09 HTJ −
10 VTS SCI
11 PLD CSI
12 PLU ST
13 RI OSC
14 SS2 PM
15 SS3 APC
5.4 制御シーケンス 制御シーケンスは,制御機能CONTROL SEQUENCE INTRODUCER(CSI,制御
シーケンス開始)で始まり,パラメタがある場合にそれを表現する一つ以上のビット組合せが続き,更に,
制御機能を識別する一つ以上のビット組合せが続く,ビット組合せの並びとする。制御機能CSI自身は,
C1集合の要素とする。
――――― [JIS X 0211 pdf 8] ―――――
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X 0211-1994 (ISO/IEC 6429 : 1992)
制御シーケンスの形は,次のとおりとする。
CSI P ...P I ...I F
ここで,
a) SIは,7ビット符号ではビット組合せ01/11(ESCを表現)及び05/11で,8ビット符号ではビット
組合せ09/11で表現する(5.3参照)。
b) ...Pは,パラメタバイトとし,パラメタバイトがあるときは03/0003/15のビット組合せからな
る。
c) ...Iは,中間バイトであり,中間バイトがあるときは02/0002/15のビット組合せからなる。終
端バイトFとともに,それらは制御機能を識別する。
参考 中間バイトの個数は,この規格では制限しない。実際には,1個の中間バイトで16の異なるビ
ット組合せによって千種を超える制御機能が識別可能なので高々1個で十分であろう。
d) は,終端バイトとし,04/0007/14のビット組合せのいずれかとする。終端バイトは,制御シーケ
ンスを終結させ,中間バイトがあるときはそれとともに,存在しないならば単独で,制御機能を識別
する。ビット組合せ07/0007/14は,私用(又は試用)の制御シーケンスの終端バイトとして使用で
きる。
制御機能の定義及び符号化表現は,8.3で規定する(表3及び表4参照)。符号化例は,附属書B(参考)
のB.1を参照のこと。
表3 中間バイトのない制御シーケンスの終端バイト
行番号 列番号
04 05 06 07
00 ICH DCH HPA 私用
01 CUU SEE HPR
02 CUD CPR REP
03 CUF SU DA
04 CUB SD VPA
05 CNL NP VPR
06 CPL PP HVP
07 CHA CTC TBC
08 CUP ECH SM
09 CHT CVT MC
10 ED CBT HPB
11 EL SRS VPB
12 IL PTX RM
13 DL SDS SGR
14 EF SIMD DSR
15 EA − DAQ
――――― [JIS X 0211 pdf 9] ―――――
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X 0211-1994 (ISO/IEC 6429 : 1992)
表4 一つの中間バイト02/00をもつ制御シーケンス終端バイト
行番号 列番号
04 05 06 07
00 SL PPA TATE 私用
01 SR PPR TALE
02 GSM PPB TAC
03 GSS SPD TCC
04 FNT DTA TSR
05 TSS SLH SCO
06 JFY SLL SRCS
07 SPI FNK SCS
08 QUAD SPQR SLS
09 SSU SEF SPH
10 PFS PEC SPL
11 SHS SSW SCP
12 SVS SACS −
13 IGS SAPV −
14 − STAB −
15 IDCS GCC −
割り当てられていないビット組合せは,今後の標準化のために保留してあり,使用してはならない。ビ
ット組合せ06/13は,JIS X 0221の17.に従い,IDENTIFY UNIVERSAL CHARACTER SUBSET(IUCS,
国際符号化文字部分集合識別)の終端バイトとして使用するために保留する[附属書F(参考)のF.8.3
参照]。
5.4.1 パラメタ表現 制御シーケンスは,制御機能の指定を完全にするために,一つ以上のパラメタを表
現するパラメタバイトの列P ...Pを含む場合がある。
パラメタバイトは,03/0003/15のビット組合せとする。パラメタ列は,次のとおり解釈する。
a) パラメタ列の先頭のビット組合せが03/0003/11の場合,そのパラメタ列は,5.4.2に従って解釈する。
b) パラメタ列の先頭のビット組合せが03/1203/15の場合,そのパラメタ列は,私用(又は試用)のた
めのものとする。その形式及び意味は,この規格では規定しない。
5.4.2 パラメタ列の形式 パラメタ列の形式は,03/1203/15のビット組合せで始まるものを除き,次の
とおりとする。
a) パラメタ列は一つ以上のパラメタ部分列からなり,各部分列は10進数で表す。
b) 各パラメタ部分列は,03/0003/10の一つ以上のビット組合せからなる。03/0003/09のビット組合
せは数字のZERONINEを表し,ビット組合せ03/10は,例えば,数の整数部と小数部とを分ける
パラメタ部分列内の分離標識に用いてよい。
c) パラメタ部分列は,一つのビット組合せ03/11で分ける。
d) ビット組合せ03/1203/15は,パラメタ列の最初のビット組合せとして用いる以外は,今後の標準化
のために保留する。
e) 空のパラメタ部分列は,その列を含む制御機能の既定値を表す。
f) 各パラメタ部分列では,先立つビット組合せ03/00は,意味をもたないので省略してよい。パラメタ
部分列がビット組合せ03/00だけからなる場合,少なくともその一つは,部分列の値0を指示するた
めに残しておかなければならない。
g) パラメタ列がビット組合せ03/11で始まる場合,この分離標識の直前に空のパラメタ部分列があると
――――― [JIS X 0211 pdf 10] ―――――
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JIS X 0211:1994の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 6429:1992(IDT)
JIS X 0211:1994の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.040 : 文字セット及び符号化