JIS X 0809:2001 図書館相互貸借応用のプロトコル仕様―第1部:プロトコル仕様 | ページ 26

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X 0809 : 2001 (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)
D.7 ILL拡張データ型定義の登録完了の手続き
D.7.1 提案エントリの可否の決定方法 ISO 10161の登録機関でもあるThe Interlibrary Loan Application
Standards Maintenance Agencyは,ILL拡張データ型定義の登録及び委任の解決に責任をもつ。登録の手続
きは,維持機関及び登録機関のホームページURL : http : //www. nlc-bnc. ca/iso/illで行うことが可能である。
D.7.2 エントリの改訂 ILL拡張データ型の抽象構文は,拡張できるが登録されたデータ型定義の既存の
要素は改訂できない。
ILL拡張データ型定義に割り当てられたオブジェクト識別子は,他の登録のオブジェクトに再利用でき
ない。
D.8 ILL拡張データ型定義の公開に関する要件 The Interlibrary Loan Application Standards Maintenance
Agencyは,ILL拡張データ型定義の発行に責任をもつ。

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附属書E(参考) ILL拡張データ型定義の登録エントリの例
ILL拡張データ型定義の登録エントリの例を,次に示す。
REGISTERED ENTRY NAME : iso(1) canada(302) ill(9) responder-specific-services(1) nlc-services(1)
SPONSORING AUTHORITY : National Library of Canada
DATE OF SUBMISSION : 890717
DATE OF REGISTRATION : 890724
ABSTRACT SYNTAX DEFINITION :
EXTERNAL::= [UNIVERSAL 8] IMPLICIT SEQUENCE[{
direct-reference OBJECT IDENTIFIER,
− value is that specified above
encoding CHOICE[{
single−ASN1-type [0] ANY DEFINED BY NLC-Responder-Specific-Services
}]
}]
NLC-Responder-Specific-Services::=ENUMERATED[{
Urgent Action (1),
(2),
Delivery by Facsimile
Abstract Acceptable (3)
}]

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X 0809 : 2001 (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)
附属書F(参考) 支援サービスの利用
この規格で規定するILL応用サービス要素 (ILL ASE) に関しては,下位の層が“送信APDU”,“受信
APDU”という抽象サービスの用語で定義されている。この方法は,同位間プロトコル規則を,支援サー
ビスへの写像と結び付いた規則から切り離し,異なったモードでのプロトコル運用を行わせるものである。
ILLプロトコルの実際の運用のためには,希望する運用モードに従った特定の支援サービスへのプロト
コルの写像を明確にすることが必要である。この写像は,この規格の本体で規定するプロトコル規則を完
成させるために,付加的な処理及び状態情報の定義を要求することとなる。そのような写像の仕様は,応
用コンテキスト定義で提供されることが期待されている。
このILLプロトコルに対応することが可能な二つの型の通信サービスが存在する。
a) 蓄積交換型メッセージハンドリングシステム (MHS),JIS X 5804で定義されている。
b) IS X 5601に定義されたP-DATAサービスを使用する直接サービス。このサービスは,ACSE,JIS X
5701及び場合によってはその他のASEと組合せで確立された応用アソシエーションの上にある。
図F.1 蓄積交換型写像のILLプロトコル
F.1 蓄積交換型写像 蓄積交換環境では,ILL ASEは図F.1示すメッセージ通信処理システムと相互に作
用する。この環境では,ILLプロトコルの支援に二つの方法がある。
a) LLプロトコルは,X.400のInterpersonal Messagingメッセージ利用者エージェントに置き換わる利用
者エージェントの新しいクラスによって支援されている。言い換えれば,ILL UAはIPM UAに置き換
わる。各ILL APDUは,JIS X 5804で指定された,Message Transfer System (MTS) のMessageSubmission,
MessageDelivery及びReportDeliveryの運用を使用して転送される。
b) LL APDUは,Interpersonal Messagingメッセージの本体として運ばれる。言い換えれば,項目a)の方
法のように直接MTSではなくIPMサービスを利用するILL ASEとともにIPM UAが維持する。
いずれの方法も,ILL ASEは,あて先情報を含むMHSに対してすべての必要なパラメタを提供する。
これはILLシステム間の相互作用のメッセージ配送サービスモードを提供する。複数遠隔システムの
複数ILLトランザクションに関連するILL APDUの転送は,個々のILLトランザクションのための連
続した規則と矛盾しない,様々な方法で割り込みをかけることになる。
そのような蓄積交換メッセージサービスにILLプロトコルを当てはめる仕様は,メッセージ発信問
題,又は非配送レポートを扱うための手続きを含むことになる。

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X 0809 : 2001 (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)
F.2 接続モード写像 接続モード環境では,図F.2に示すように,ILL ASEは,ILLトランザクションにか
かわる遠隔のILLシステムに必要なように応用アソシエーションを確立する。ILL ASEは,ROSE,FTAM,
SRなどの他のASEと組み合わせて,直接ILL APDUを転送するために,直接JIS X 5601で定義された
P-DATAサービスを使用する。これは,ILLシステム間の相互作用の直接モードを提供する。単一の応用
アソシエーションが,別々のILLトランザクションに関連した一連のILL APDUを送信するのに使用され
ることもある。単一のシステムが,複数の遠隔システムとともに複数の応用アソシエーションにかかわる
こともある。
なぜならば,ILL ASEの実行の生存期間は長期に違いなく(日,週,年単位さえも),一連の応用アソシ
エーションとプレゼンテーションコネクション (presentation connections) は,与えられたILL ASEに支援
されて,確定し,リリースされる傾向があるからである。
ILLプロトコルからのこの環境への写像は,アソシエーション確立,リリース,APDUバッチ処理及び
通信失敗の処理の手続きを明らかにする。
図F.2 ILLプロトコルの接続モード写像

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X 0809 : 2001 (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)
附属書G(参考) 拡張資料配送サービスの起動
電子文書のILL要求は,通常,電子資料の配送サービスの実行を要請する。
OSIプロトコル及び非OSIプロトコルに基づいて,ILL要求中で提案される可能性のある配送サービス
は多い。それらは次を含むが,限定されているわけではない。
− CCITT X.400 IPM (Interpersonal Messaging) :
IPMは,IPMメッセージ内容への包含のために各種符号化された情報型(例 IA5テキスト)の包
含を許す。
− ISO 8571-1又はFTAMなど(File Transfer Access & Management) :
FTAMは,複合電子部文書を含むあらゆる型の情報を配信することができる。
− CCITTのT.4,T.5及びT.30公衆交換電話ネットワーク上のG3,G4ファクシミリ
− Internet RFC 959 File Transfer Protocol (FTP) :
FTPは,電子文書をJIS X 201のラテン文字集合又はバイナリ形式で配信することができる
− Internet RFC 821/822 Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) :
SMTPはメッセージとともに符号化文字 (7bit ASCII) の電子文書を配信することができる
− Internet RFC 1341 Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) :
MIMEは,SMTPメールメッセージが,ワードプロセッサー文書,画像,音声,映像などの電子文
書を複合させて配信することを可能にする。
人間の操作者の介入のあるなしにかかわらず,使用される特定の配送サービスに従って,要求され
た文書の配送に幾つかの選択肢がある。
ILLプロトコルがX.400 IPMで運ばれるなら,文書そのものは同じIPMの一つ以上の本体部を占め
て,ILL SHIPPED APDUがIPMの本体部を占める。IPMの各本体部のパートは,別々に符号化(例え
ば,テキスト,図,音声,G-4ファクシミリ,暗号化)される。
一方,要求された文書の配信に,X.400 IPMサービスやFTPのFTAMのような大量データ転送サー
ビスの個々の起動が使用されることもある。そのような非同期の配信は,文書が,それを満足させる
ILLトランザクションと明確に関係することを要求する。
各電子資料の配送は,配信する大量利用者情報の構造と符号化の処理に一意の方法をもっている。
FTAM Document Types,X.400 IPM Body-Part Typesなどの仕様又は登録は,OSI大量配信が扱う利用者
データのこの方式を反映している。
ILLプロトコルは,これらの大量データ型への参照を伝えるために適切なパラメタを提供する。
これらのサービスのいずれかが(自動的又は人的介入で)本当に起動できるかどうかは,依頼機関
及び受付機関が,それぞれのシステムで一致するプロトコルを実装しているかどうかに依存する。完
全に自動化された環境では,ILL依頼を満たす経過において,いつどうやってそのようなサービスが
起動されるかについての正確な詳細は,適切なASO (Application Service Object) の仕様による。ASO
の制御機能は,的確に定義すれば,プロトコルと配送サービスの写像との結合が可能となる。
この種の一つ以上のASOは,一貫した実装と,ILL文書配送応用の相互運用性とを推進する。しか
し,ASOの仕様は,このILL標準では規定しない。

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JIS X 0809:2001の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10161-1:1997(IDT)
  • ISO 10161-1:1997/AMENDMENT 1:1998(IDT)
  • ISO 10161-1:1997/AMENDMENT 2:1999(IDT)

JIS X 0809:2001の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0809:2001の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称