JIS X 0812:2012 図書館パフォーマンス指標

JIS X 0812:2012 規格概要

この規格 X0812は、図書館のためのパフォーマンス指標の要件を規定し,あらゆる種類の図書館において使用される一群のパフォーマンス指標を定める。

JISX0812 規格全文情報

規格番号
JIS X0812 
規格名称
図書館パフォーマンス指標
規格名称英語訳
Information and documentation -- Library performance indicators
制定年月日
2002年10月20日
最新改正日
2017年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 11620:2008(IDT)
国際規格分類

ICS

01.140.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2002-10-20 制定日, 2007-02-20 改正日, 2012-06-20 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS X 0812:2012 PDF [75]
                                                                   X 0812 : 2012 (ISO 11620 : 2008)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[2]
  •  1A 引用規格・・・・[2]
  •  2 用語及び定義・・・・[3]
  •  3 表記・・・・[10]
  •  4 指標の採用規準及び記述の構成・・・・[10]
  •  4.1 全般・・・・[10]
  •  4.2 採用規準・・・・[10]
  •  4.3 記述の構成・・・・[11]
  •  5 パフォーマンス指標の使用・・・・[13]
  •  5.1 全般的な考察・・・・[13]
  •  5.2 パフォーマンス指標の選択・・・・[14]
  •  5.3 限界・・・・[15]
  •  附属書A(規定)図書館パフォーマンス指標の一覧・・・・[17]
  •  附属書B(規定)パフォーマンス指標の記述一覧・・・・[21]
  •  参考文献・・・・[72]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 0812 pdf 1] ―――――

X 0812 : 2012 (ISO 11620 : 2008)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS X 0812:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 0812 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 0812 : 2012
(ISO 11620 : 2008)

図書館パフォーマンス指標

Information and documentation-Library performance indicators

序文

  この規格は,2008年に第2版として発行されたISO 11620を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
この規格は,あらゆる種類の図書館の評価に関係している。
この規格の主たる目的は,図書館におけるパフォーマンス指標の使用を支持すること及びパフォーマン
スの測定方法についての知識を普及することである。
国際的な図書館コミュニティであるISO/TC 46/SC 8は,図書館パフォーマンス指標のための規格の開発
に責任をもつことを表明してきた。この規格の対応国際規格の確立によって,パフォーマンス指標の使用
が促進され,途上国及び先進国の図書館は,公式の計画立案手順及びデータ収集過程に関する,知識及び
スキルによる恩恵を受けるようになる。
図書館サービスの品質は,品質管理及び品質保証についての幅広い主題に関係する。この規格は,ISO/TC
176によって作成される規格を承認し,支持する。
この規格に収録した各パフォーマンス指標は固有の名称をもつ。この名称は,その記述の根拠とされた
文献とは異なる場合もある。このような相違については,指標の記述の中で示している。
この規格に含まれるパフォーマンス指標は,実際に広く用いられている,又は文献によく取り上げられ
ているものである。実際の経験の反映又は一般化の必要性から,別の文献で示された指標の修正を盛り込
んだ記述となっているものも幾つかある。投入及び資源を分母とした比率表現は,かねてから定評もあり,
この規格で定義されているように図書館パフォーマンス指標の意味合いを説明するものである。
この規格を作成する期間では,パフォーマンス指標についての検証及び文献的裏付けができなかった図
書館活動及びサービスがある。図書館のアウトカム及びインパクトの測定である。また,電子的サービス
は発展及び進化を続けており,そのような進化は,この規格におけるパフォーマンス指標と関連付けてモ
ニタする必要がある。図書館及び情報コミュニティは,既存及び新規の図書館のサービス及び資源に関す
るパフォーマンス指標を開発する仕組みを確立し,それに優先度を置くことが推奨される。
この規格は,個人,図書館がサービス対象とするコミュニティ,又は社会に対する図書館サービスのア
ウトカム評価のためのパフォーマンス指標を現在は含まない。これは,図書館のためのパフォーマンス測
定において今も進化している領域である。この規格は,維持され,その発展はモニタされる。新たなパフ
ォーマンス指標は,検証され,妥当性を確認されたときに加えられる。
パフォーマンス指標は,同じ図書館内で時系列の比較のために用いてもよい。図書館間の比較も可能で
あるが,注意を要する。図書館間の比較は,使用する指標の十分な理解及びデータの注意深い解釈のもと,
図書館の利用者層におけるあらゆる相違点を考慮に入れる必要がある(5.3.5参照)。

――――― [JIS X 0812 pdf 3] ―――――

2
X 0812 : 2012 (ISO 11620 : 2008)
この規格で規定するパフォーマンス指標は,図書館がサービス対象とするコミュニティ,サービス権限
及び技術基盤の設定といった固有の要因に左右されるといった限界もある。この規格の指標を用いた結果
を解釈するときには,これらの要因を考慮することが望ましい。
この規格にあるパフォーマンス指標は,存在し得る測定又は評価の手法の全てを反映するものではない。
この規格は,一連の図書館サービスのパフォーマンスを測定するための方法論及びアプローチのうち,承
認され,検証され,かつ,公にアクセス可能なものを提供している。
この規格は,この中に規定されていないパフォーマンス指標の使用を排除することを意図しない(箇条
5参照)。
図書館パフォーマンス指標を確立するための方法論及び分析についてのより詳細な情報は,参考文献[1]
から[30]までに示す。

1 適用範囲

  この規格は,図書館のためのパフォーマンス指標の要件を規定し,あらゆる種類の図書館において使用
される一群のパフォーマンス指標を定めるものである。また,こうした指標をまだ使用していない図書館
に対し,パフォーマンス指標を道具として使用するためのガイダンスを提供するものでもある。附属書A
に指標の一覧表があり,附属書Bで指標の詳細を規定している。
この規格は,パフォーマンス指標の統一的な用語及び簡潔な定義を規定している。さらに,この規格は,
パフォーマンス指標並びに必要なデータの収集及び分析についての簡潔な記述も含む。
この規格は,あらゆる国のあらゆる種類の図書館において適用可能である。ただし,全てのパフォーマ
ンス指標があらゆる図書館に適用できるわけではない。個別のパフォーマンス指標を適用する上での限界
については,附属書Bで指標ごとに記載している。
この規格は,図書館の全てのサービス,活動及び資源の利用に関するパフォーマンス指標を規定してい
るわけではない。これは,規格の作成時点において,指標がそのようには提案され,検証されていなかっ
た,又は幾つかのものは規格としての採用規準(4.2参照)を満たしていなかったという理由による。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 11620:2008,Information and documentation−Library performance indicators(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

1A 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。この引用規格は,
記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
JIS X 0814:2011 図書館統計1)
注記 対応国際規格 : ISO 2789:2006,Information and documentation−International library statistics
(IDT)
注1) IS X 0814の主な目的は,図書館間及び異なる国の図書館間での比較を容易にすることであ
る。パフォーマンス指標又はそれを算出するための最善のデータ収集方法に主眼をおくもの
ではない。

――――― [JIS X 0812 pdf 4] ―――――

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X 0812 : 2012 (ISO 11620 : 2008)

2 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
アクセス容易性(accessibility)
サービス又は施設への到達及び利用の容易さ。
2.2
実貸出者(active borrower)
報告期間中に,一つ以上の資料を借り出した登録利用者。
(JIS X 0814の3.3.1)
2.3
実利用者(active user)
報告期間中に,図書館に来館した,又はその施設若しくはサービスを利用した登録利用者。
注記 電子図書館サービスの利用を含めてもよい。
2.4
適切性(appropriateness)
そのパフォーマンス指標によって特定の活動を評価することのふさわしさ。
2.5
利用可能性(availability)
利用者が要求したときに,コンテンツ,資料,施設又はサービスについて,実際に図書館が提供できる
程度。
2.6
コンピュータファイル(computer file)
コンピュータ可読な,ディスク,テープ,その他の保存媒体によって,貸出又は館内利用として利用者
に提供される,データ又はソフトウェアプログラム(例 コンピュータゲーム,語学教材及びその他のア
プリケーション ソフトウェア)。
注記 ANSI/NISO Z39.7:2004の定義を変更している。
(JIS X 0814の3.2.8)
2.7
ダウンロードされたコンテンツ(content downloaded)
データベース,電子逐次刊行物又はデジタル資料への要求が成功したコンテンツ単位。
(JIS X 0814の3.3.3)
2.8
コンテンツ単位(content unit)
コンピュータで処理され,一意に識別可能な,テキスト又は視聴覚情報の一ぺん(篇)の出版著作物。
原著作物又は他の出版著作物の要約でもよい。
注記1 COUNTER code of practice, Release 2:2004のアイテム(item)の定義を変更している。
注記2 記述レコードは除く。
注記3 同一コンテンツ単位でも,PDF,Postscript,HTML及びその他の形態ごとに,分けて数える。
(JIS X 0814の3.2.9)

――――― [JIS X 0812 pdf 5] ―――――

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JIS X 0812:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11620:2008(IDT)

JIS X 0812:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0812:2012の関連規格と引用規格一覧

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