この規格ページの目次
- 9. マーク宣言-一般
- 9.1 宣言の部品
- 9.1.1 引数分離子ps
- 9.1.2 引数表記
- 9.1.2.1 量的宣言
- 9.1.3 群
- 9.1.3.1 量的制限
- 9.1.4 宣言分離子ds
- 9.1.5 結合要素型
- 9.1.6 外部識別子
- 9.1.6.1 量的制限
- 9.1.6.2 容量
- 9.1.7 最小表記
- 9.1.7.1 量的制限
- 9.2 公的公開識別子
- 9.2.1 所有者識別子
- 9.2.1.1 ISO所有者識別子
- 9.2.1.2 登録所有者識別子
- 9.2.1.3 未登録所有者識別子
- 9.2.2 文識別子
- 9.2.2.1 公開文種別
- 9.2.2.2 公開文記述
- 9.2.2.3 公開文言語
- 9.2.2.4 公開文指示シーケンス
- 9.2.2.5 公開文表示版
- JIS X 4151:1992の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS X 4151:1992の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS X 4151:1992の関連規格と引用規格一覧
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X 4151-1992
100個の属性としての名前字句がある (800)。
平均50文字の識別子をもつ5個のデータ内容記法 (250+40)。
属性としての50個の共通識別子及び50個の共通識別子参照 (400+400)。
5個の短縮参照対応表 [5* (8+ (8*32)) =1 320]。
5個ずつの原始要素名をもつ4個の連結集合を宣言する1個の暗黙連結 (168+40)。
表5 規格参照容量集合
名前 容量値 容量点 容量点を計算する対象
TOTALCAP 35 000 (総和) 容量点の総和
ENTCAP 35 000 NAMELEN 定義した実体
ENCHCAP 35 000 1 実体文の文字
ELEMCAP 35 000 NAMELEN 定義した要素
GRPCAP 35 000 NAMELEN 内容モデルの中の内容字句
EXGRPCAP 35 000 NAMELEN 排除要素・添加要素のある群
EXNMCAP 35 000 NAMELEN 排除要素・添加要素のある群の中の名前
ATTCAP 35 000 NAMELEN 定義した属性
ATTCHCAP 35 000 1 属性の省略時値の文字(見出し語は含めない。)
AVGRPCAP 35 000 NAMELEN 属性値としての名前群・名前字句群の中の字句
NOTCAP 35 000 NAMELEN 定義したデータ内容記法
NOTCHCAP 35 000 1 記法識別子の文字
IDCAP 35 000 NAMELEN 定義した識別子属性
IDREFCAP 35 000 NAMELEN 定義した識別子参照属性(省略時値も含む。)
MAPCAP 35 000 NAMELEN 宣言した短縮参照対応表
LKSETCAP 35 000 NAMELEN 定義した連結型・連結集合
LKNMCAP 35 000 NAMELEN 連結型宣言・連結集合宣言の中の文書型・要素
9. マーク宣言-一般
備考 宣言名及び見出し語は,生成規則の中では参照予約名を使って表すが,変形具象構文ではSGML
宣言の予約名利用引数によって再定義することができる。
9.1 宣言の部品
9.1.1 引数分離子ps
ps =s|Ee|引数実体参照|注釈 −(65)
引数実体参照は,引数が現れ得るどんな位置にも書くことができる。その参照する実体は,その参照が
現れたpsの直後に続ける0個以上の完全な引数の列からなっていなければならない。その列の前後又は間
にpsがあってもよい。更に,その実体は,同じ宣言の中で終わっていなければならない。
引数分離子としてのEeは,それが終わらせる実体への参照が同じ宣言の中のpsとして現れている場合
に限って使うことができる。
psは,文脈上必すであっても,区切り子又は他のpsに隣接していて省略してもあいまいさを生じない
のであれば,省略してもよい。
psは,それを省略するとあいまいさを生じる場合,sで始めなければならない。
9.1.2 引数表記
引数表記 =(lit,置換可能引数データ,lit)|
(lita,置換可能引数データ,lita) −(66)
置換可能引数データ =(データ文字|文字参照|引数実体参照|Ee)* −(67)
――――― [JIS X 4151 pdf 46] ―――――
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X 4151-1992
引数表記は,宣言の処理に際して,その中の参照を置換した上で引数(又は字句)として解釈する。
引数表記の中では,引数実体参照及び文字参照を除いて,その終わりのlit又はlita以外のマークを認知
しない。置換した文の中でも同様とする。
備考 引数表記が実体宣言の実体文引数として現れた場合,その実体を参照したときには,その中の
マーク文字を認知することがある。
置換可能引数データの中にEeが現れてもよいのは,そのEeが終わらせる実体への参照が,同じ置換可
能引数データの中にある場合に限る。
9.1.2.1 量的宣言
解釈を終えた引数表記の長さは,量LITLENの値以下でなければならない(その現れ
た文脈に他の制限がある場合を除く。)。
9.1.3 群
名前字句群 =grpo,ts*,名前字句,
(ts*,接続子,ts*,名前字句)*,ts*,grpc −(68)
名前群 =grpo,ts・,名前,
(ts*,接続子,ts*,名前)*,ts*,grpc −(69)
ts =s|Ee|引数実体参照 −(70)
名前字句群又は名前群の中の接続子は,すべて同じであることが望ましい。
備考 どの接続子を使うかは任意であるから,実体の中で定義した同じ群を,モデル群(それぞれの
接続子に意味がある。)として参照することも,名前群(それぞれの接続子に意味はない。)と
して参照することもできる。
同じ字句が,一つの名前字句群又は名前群に2度以上現れてはならない。
引数実体参照は,群の中で字句が現れ得るどんな位置にも使うことができる。その参照する実体は,そ
の参照が現れたtsに続ける同じ群の(同じ入れ子の水準での)0個以上の完全な字句の列からなっていな
ければならない。この列の前後又は間にはpsがあってもよいし,その間に接続子があってもよい。その参
照する実体は,同じ群の中で終わっていなければならない。
tsとしてEeが現れてもよいのは,次の条件を満たす場合に限る。
(1) そのtsが字句の直後に現れる(接続子,grpo又はdtgoの直後ではない。)。
(2) そのEeが終わらせる実体への参照が,同じ群の中にある(同じ入れ子の水準にある。)。
9.1.3.1 量的制限
一つの群の中の字句の個数は,量GRPCNTの値以下でなければならない。
9.1.4 宣言分離子ds
ds =s|Ee|引数実体参照|
注釈宣言|処理指令|マーク区間宣言 −(71)
dsとしての引数実体参照は,0個以上の完全なマーク宣言とdsとからなる実体を参照しなければならな
い。
dsとしてのEeは,それが終わらせる実体への参照が同じ引数の中のdsとして現れている場合に限って
使うことができる。
9.1.5 結合要素型
結合要素型 =共通識別子|名前群 −(72)
名前群の中の名前は,共通識別子でなければならない。
共通識別子は,文書型宣言で要素型として指定してあってもなくても,正当な結合要素型となることが
できる。
――――― [JIS X 4151 pdf 47] ―――――
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X 4151-1992
備考 この規定によって,より制限のある文書型の下でも,公開の定義によって多くの共通識別子が
使えるようになる。
9.1.6 外部識別子
外部識別子 =(“SYSTEM” |(“PUBLIC”,ps+,公開識別子)),
(ps+,システム識別子)・ −(73)
公開識別子 =最小表記 −(74)
システム識別子 =(lit,システムデータ,lit)|
(lita,システムデータ,lita) −(75)
システム識別子は,公開識別子及びその他の情報からシステムが補充できるのであれば,省略してもよ
い。
SGML宣言で “FORMAL YES” と指定してある場合,公開識別子は,公的公開識別子として解釈する。
したがって,公的公開識別子としての誤りが生じ得る。
備考 この場合でも,公開識別子は,最小表記であることに変わりがないので,最小表記に対する要
件を満たしていなければならない。
9.1.6.1 量的制限
システム識別子の長さは,その区切り子の分を除いて,量LITLENの値以下でなけれ
ばならない。
9.1.6.2 容量
容量値ENTCHCAPに対して合計する要素文の文字数において,外部識別子に対しては,
そのシステム識別子(直接に指定してあるものであれ,補充したものであれ)の文字数(区切り子の分を
除く。)だけを合計する。
9.1.7 最小表記
最小表記 =(lit,最小データ,lit)|
(lita,最小データ,lita) −(76)
最小データ =最小データ文字* −(77)
最小データ文字 =RS|RE|SPACE|LC Letter|
UC Letter|Digit|Special −(78)
最小表記は,その最小データの中のRSを無視し,2個以上連続するRE及びSPACE(先頭及び末尾に
位置する場合を除く。)を1個のSPACEに置換した上で解釈する。
9.1.7.1 量的制限
解釈を終えた最小表記の長さは,その区切り子を除いて,(具象構文の定義にかかわ
らず)規格参照量集合の中の量LITLENの値以下でなければならない。
9.2 公的公開識別子
公的公開識別子 =所有者識別子, “//”,文識別子 −(79)
公的公開識別子は,生成規則で明記してあるものを除いて,二重の斜線 “//” を含んではならない。
備考 公開識別子は,最小表記であるので,その中のRSを無視し,2個以上連続するRE及びSPACE
を1個のSPACEに置換した上で,公的公開識別子として解釈する。
したがって,最小表記に対する量的制限(9.1.7.1参照)に従わなければならない。
9.2.1 所有者識別子
所有者識別子 =ISO所有者識別子|
登録所有者識別子|未登録所有者識別子 −(80)
備考 所有者識別子を選定するに際しては,ISO 3166などの規格が役に立つ。
9.2.1.1 ISO所有者識別子
――――― [JIS X 4151 pdf 48] ―――――
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X 4151-1992
ISO所有者識別子 =最小データ −(81)
ISO所有者識別子の一般形は,その公開識別子がISO出版物を識別する場合又はISO出版物の中でその
公開識別子を割り当てている場合に限って使う。一般形は,ISO出版物番号(英語,フランス語などの言
語識別接尾辞は取り除く。)とする。
備考 例えば,この規格の対応国際規格の中の公開文は,翻訳の有無にかかわらず,そのISO所有者
識別子を “ISO 8879-1986 (E)” とはせず “ISO 8879-1986” とする。翻訳の別は,文識別子の公
開文言語として指定する。
ISO所有者識別子の特殊形は,その公開文がISOの登録済み文字集合であって,公開文種別が
“CHARSET” となる場合に限って使う。特殊形は, “ISO Registration Number” に続けてその文字集合の登
録番号を書く。
9.2.1.2 登録所有者識別子
登録所有者識別子 = “+//”,最小データ −(82)
備考 登録所有者識別子は,国家規格の名称,工業規格の名称又はISO 9070に従って割り当てた一意
的な識別子とする。
9.2.1.3 未登録所有者識別子
未登録所有者識別子 = “−//”,最小データ −(83)
備考 未登録所有者識別子は,業界組織利用者団体,個人などが選定した(おそらくは一意的な)商
標とする。
9.2.2 文識別子
文識別子 =公開文種別,SPACE,入手不能標識,
公開文記述, “//”,(公開文言語|公開文指示シーケンス),
(“//”,公開文表示版)・ −(84)
入手不能標識 = “−//” −(85)
入手不能標識は,その公開文が入手不能のときに指定し,入手可能なときには指定しない。
公開文種別が “CHARSET” のときには公開文指示シーケンスを指定し,それ以外のときには公開文言語
を指定する。
公的公開文識別子の文識別子は,その所有者識別子が同じものどうしの中では異なっていなければなら
ない。
備考 所有者識別子も公開文記述も同じ二つの公開文は,少なくとも,その公開文種別及び公開文表
示版が異なっていなければならない。
9.2.2.1 公開文種別
公開文種別 =名前 −(86)
公開文種別の名前は,その公開文がどのSGML構成要素を収めたものかを示す次の(1)(13)のいずれか
でなければならない。
(1) APACITY 容量集合
(2) HARSET 文字集合
(3) OCUMEM SGML文書
(4) TD 文書型宣言部分集合
(5) LEMEM 要素集合
(6) NTITIES 実体集合
――――― [JIS X 4151 pdf 49] ―――――
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X 4151-1992
(7) PD 連結型宣言部分集合
(8) ONSGML 非SGMLデータ実体
(9) OTATION 記法
(10) HORTREF 短縮参照集合
(11) UBDOC SGML部分文書実体
(12) YNTAX 具象構文
(13) EXT SGML文実体
公開文種別の名前は,すべて大文字で指定しなければならない。
備考 システムは,公開文をその交換形式からシステムデータ及び具象構文を使った参照可能な実体
へと変換するに際して,適切な変換方式を選ぶのにその公開文種別を利用することができる。
9.2.2.2 公開文記述
公開文記述 =ISO文記述|最小データ −(87)
ISO文記述 =最小データ −(87.1)
ISO文記述は,その公開識別子がISO出版物を識別している場合に限って使う。ISO文記述は,その文
書名の最後の要素(部番号があるときは,それを除く。)とする。
備考 ISO 8632-4 : 1987 (Information processing systems−Computer graphics−Metafile for the storage and
transfer of picture description information−Part 4 : Clear text encoding) に対するISO文記述は,
“Clear text encoding” とする。
9.2.2.3 公開文言語
公開文言語 =名前 −(88)
公開文言語は,2個の英大文字でその名前を指定しなければならない。その名前は,ISO 639による言語
符号(公開文に使う主な自然言語を識別する。)とする。
備考1. 公開文種別によっては,その自然言語が何であるかが公開文の有用性に影響を与える。
2. 自然言語の別によって影響を受けやすいものには,データ,定義した名前,注釈などがある。
3. システムは,公開文言語を使って,自動言語翻訳を試みることもできる。
9.2.2.4 公開文指示シーケンス
公開文指示シーケンス =最小データ −(89)
公開文指示シーケンスの最小データは,その公開識別子で参照する文字集合の,JIS X 0202による指示
エスケープシーケンスを外部表現したものでなければならない。この指示エスケープシーケンスは,公開
文がISOの登録済み文字集合であれば,その登録してある指示エスケープシーケンスでなければならない。
例1. ISO 646のIRV(ISOの登録済み文字集合002)の図形文字に対するG0指示エスケープシーケン
スの外部表現は, “ESC 2/8 4/0” となる。未登録の128文字の文字集合に対する指示エスケープ
シーケンスの外部表現は, “ESC 2/5 4/0” となる。
例2. JIS X 0208の図形文字に対するG1指示エスケープシーケンスの外部表現は, “ESC 2/6 4/0 ESC
2/4 2/9 4/2” となる。
備考 登録済み文字集合に対する公開文指示シーケンスは,その公開文を一意に識別する。そうでな
い文字集合に対する公開文指示シーケンスは,その所有者識別子ごとに,一意な公開文を識別
する。
9.2.2.5 公開文表示版
公開文表示版 =最小データ −(90)
――――― [JIS X 4151 pdf 50] ―――――
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JIS X 4151:1992の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8879:1986(MOD)
- ISO 8879:1986/AMENDMENT 1(MOD)
JIS X 4151:1992の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.30 : 情報,ドキュメンテーション及び出版業務におけるITの応用
JIS X 4151:1992の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0202:1998
- 情報技術―文字符号の構造及び拡張法
- JISX0208:1997
- 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合