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備考 SGML文書実体,SGML部分文書実体及びSGML文実体の3種類がある。
(17) GML宣言 (SGML declaration) 文字集合,具象構文,任意選択の機構及び文書のマークに必要な
容量を指定するマーク宣言。
(18) GML部分文書実体 (SGML subdocument entity) 独自の文書型宣言及び連結型宣言に従うSGML
実体であって,それに先行するSGML文書実体のSGML宣言に従うもの。少なくとも基本文書型宣
言及び基本文書要素の開始及び終了を含む。
(19) GML文書 (SGML document) 文字列で表現された文書であって,この規格に従って物理的な実体
構造及び論理的な要素構造に編成された文書。その情報内容を表現するデータ文字並びにデータ構造
及びそのデータの処理に必要なその他の情報を表すマーク文字から構成される。そのマークは少なく
とも一つの文書型定義を与え,その定義に適合する構造を実現している。
(20) GML文書実体 (SGML document entity) SGML文書を開始するSGML実体。少なくとも,SGML
宣言,基本文書型宣言並びに基本文書要素の開始及び終了を含む。
(21) GML文実体 (SGML text entity) SGML文書実体のSGML宣言に従い,かつ,それを参照する実
体に対する文書型宣言及び連結型宣言にも従うSGML実体。
(22) GML文字 (SGML character) SGML実体の中で使用できる文字。
文書処理の応用。
(23) 応用 (application)
この規格が利用者選択にしている範囲での,文書中の文を規定す
(24) 応用規則 (application convention)
る応用に特有の規則。
備考 内容規則及びマーク規則の2種類がある。
応用又は応用体系が必要とする情報を指定する
(25) 応用特有情報 (application-specific information)
SGML宣言の引数。
備考 この情報によって,応用又は応用体系を指定したり,システムがその文書を処理できるかどう
かを決定したりすることができる。
小文字名前開始文字に対応する大文字から
(26) 大文字名前開始文字 (upper-case name start characters)
なる文字種別。
(27)大文字名前文字 (upper-case name characters)小文字名前文字に対応する大文字からなる文字種別。
部分要素を含む要素。
(28) 親要素 (containing element)
要素の開始を識別し,共通識別子及び属性を指定する記述的マーク。
(29) 開始タグ (start-tag)
引数表記に対して,表記区切り子を取り除き,文
(30) 解釈済み引数表記 (interpreted parameter literal)
字参照及び引数実体参照を置換して得られる文字列。
(31) 回避文字(番号) [shunned character (number) ]具象構文によってその構文を用いた文書の中では
使用してはならないと識別された文字(番号)。システムが誤って制御文字として扱う可能性がある文
字を対象とする。
外部実体又はデータ内容記法を識別する引数。
(32) 外部識別子 (external identifier)
備考 システム識別子及び公開識別子の2種類がある。
実体宣言中にその文を直接含まない実体。そのシステム識別子及び(又
(33) 外部実体 (external entity)
は)公開識別子を代わりに指定する。
備考 文書型又は連結型宣言は,宣言部分集合のすべて又はその一部を含む外部実体の識別子を含む
ことができ,その外部識別子は,同時に実体宣言及び実体参照となる。
規格参照具象構文から短縮参照区切り子を除いたもの。
(34) 核具象構文 (core concrete syntax)
――――― [JIS X 4151 pdf 11] ―――――
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X 4151-1992
図形文字符号拡張における中間的な文字集合の一つであって,
(35) 仮想文字集合 (virtual character set)
JIS X 0202のG0集合,G1集合,G2集合又はG3集合。
文書型定義。
(36) 型定義 (type definition)
システムが活性状態と識別している連結型(宣
(37) 活性連結型(宣言) [active link type (declaration) ]
言)。
システムが活性状態と識別している文書型
(38) 活性文書型(宣言) [active document type (declaration) ]
(宣言)。
備考 SGML実体は,活性化した文書型に従って構文解析され,特定の文書型を活性化していなけれ
ば基本文書型及び活性化した連結型に従って構文解析される。
(39) 間隔 (space) 具象構文で割り当てられ,間隔を表現する機能文字。
この規格で定義し,規格参照具象構文の中で使われ
(40) 規格参照区切り子集合 (reference delimiter set)
る区切り子集合。
(41) 規格参照具象構文 (reference concrete syntax) この規格で定義し,すべてのSGML宣言の中で使わ
れる具象構文。
(42) 規格参照予約名 (reference reserved name)この規格で定義した予約名。
この規格で定義した容量集合。
(43) 規格参照容量集合 (reference capacity set)
この規格で定義した量集合。
(44) 規格参照量集合 (reference quantity set)
(45) 記述的マーク (descriptive markup) 実行されるすべての処理から独立し,システムに依存しない方
法で,文書の構造及び属性を記述するマーク。特に,要素構造を表現するために,タグを使用する。
(46) 機能文字 (function character) 具象構文によって割り当てられ,マークとして認知された上でSGML
機能を果たすマーク文字。データが許される文脈でマークとして認知されない場合は,データとして
扱う(機能文字の記録開始RS及び記録終了REの場合のように,言語が特別の扱いを指示する場合を
除く。)。
記録開始RS,記録終了RE及び
(47) 機能文字識別引数 (function character identification parameter)
SPACE機能に割り当てられた文字を識別するSGML宣言の引数。更に追加機能を定義することがで
きる。
記法宣言中でデータ内容記法を識別する外部識別子。
(48) 記法識別子 (notation identifier)
備考 記法が公開であれば,公開識別子とできる。そうでなければ,記法を解釈するためのプログラ
ムを呼び出すのに十分な記述又はその他の情報とできる。
名前を記法識別子に結合するマーク宣言。
(49) 記法宣言 (notation declaration)
要素の内容のデータ内容記法を識別する記法名を値とする属性。
(50) 記法属性 (notation attribute)
備考 明示的な内容参照がある場合には,要素の内容が空となるので,記法属性を用いてはならない。
(51) 記法名 (notation name) 記法宣言によってデータ内容記法に割り当てた名前。
(52) 基本SGML文書 (basic SGML document) 規格参照具象構文,規格参照容量集合並びにマーク最小
化機構SHORTTAG及びOMITTAGを使用した適合SGML文書。
備考 基本SGML文書は,規格参照具象構文を使用するのでSHORTREF機構も使用することになる。
(53) 基本文書型 (base document type) 前書きの中の最初の文書型宣言によって指定された文書型。
(54) 基本文書要素 (base document element)文書型が基本文書型である文書要素。
要素型を識別する名前。
(55) 共通識別子 (generic identifier)
(56) 記録 (record)文入力装置上の入力行に対応するSGML実体の区分であって,記録開始RS及び記録
――――― [JIS X 4151 pdf 12] ―――――
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X 4151-1992
終了REによって区切られる。
備考1. 文の書式付けによって作成される出力行と区別するために,行ではなく記録と呼ぶ。
2. SGML実体は,複数の記録の文,一つの記録の文又は記録境界を全くもたない文(それは,
文書中のどこか別の場所で記録境界文字が出現するか否かに依存して,記録の一部分又は記
録の外側と考えることができる。)から構成される。
(57) 記録開始 (record start)具象構文によって割り当てられる記録の開始を表現する機能文字。
(58) 記録境界文字 (record boundary character) 記録の境界を表現するマーク。
備考 記録境界文字は,記録開始RS又は記録終了REからなる。
(59) 記録終了 (record end) 具象構文によって割り当てられた記録の終了を表現する機能文字。
(60) 空対応表 (empty map) すべての区切り子が対応付けされていない短縮参照対応表。
備考 空対応表は,明示的には宣言できないが,規格参照具象構文中で “#EMPTY” と表記されてい
る予約名によって参照できる。
(61) 空白列 (blank sequence) PACE文字及び(又は)SEPCHAR文字の連続した列。
(62) 空連結集合 (empty link set) すべての結果要素型が暗黙的に決まっており,それらの属性が一つも
指定されていない連結集合。
具象構文によって区切り子機能に割り当てられた文字列。
(63) 区切り子(文字列) [delimiter (string) ]
抽象構文によって定義され,具象構文によって割り当てられた文字列
(64) 区切り子機能 (delimiter role)
で表現され,マークの部品の識別又は(及び)データとマークとの区別を含む機能。
抽象構文の区切り子機能に割り当てた区切り子の集合。
(65) 区切り子集合 (delimiter set)
SGML宣言の具象構文引数の中にあって,宣言した具
(66) 区切り子集合引数 (delimiter set parameter)
象構文の区切り子集合を識別する引数。
(67) 区切り子文字 (delimiter characters)具象構文によって区切り子機能に割り当てられた文字列の中
に出現する名前文字及び機能文字を除くSGML文字の種別。
(68) 具象構文 [concrete syntax (of SGML) ]特定の区切り子文字,量,マーク宣言名などを抽象構文に結
合する構文。
(69) 具象構文引数 (concrete syntax parameter)文書要素及び(通常)前書きの中で使われる具象構文を
識別するSGML宣言の引数。
備考 構文参照文字集合,機能文字,回避文字,命名方法,区切り子使用法,予約名使用法及び量的
特徴を識別する引数群からなる引数。
(70) 群 (group) 区切り子のgrpoとgrpcとの均衡対又は区切り子のdtgoとdtgcとの均衡対によってく
くられた引数の一部分。
備考 名前群,名前字句群,モデル群,データタグ群及びデータタグひな形群の5種類がある。名前,
名前字句又はデータタグひな形群は,群を含むことはできない。しかし,モデル群はモデル群
を含むことができ,データタグ群はデータタグひな形群を含むことができる。
連結処理の結果として生成される実現値の文書型。
(71) 結果文書型 [result document type (of a link) ]
結果文書型宣言の中で定義される要素型。
(72) 結果要素型 [result element type (of a link) ]
その引数によって,対応するマーク宣言の対象と結合
(73) 結合記法(名) [associated notation (name) ]
されている記法(名)。
(74) 結合要素型 (associated element type) その引数によって,対応するマーク宣言の対象と結合されて
いる要素型。
――――― [JIS X 4151 pdf 13] ―――――
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X 4151-1992
連結処理の元である実現値の文書型。
(75) 原始文書型 [source document type (of a link) ]
原始文書型宣言で定義した要素型。
(76) 原始要素型 [source element type (of a link) ]
現在値(すなわち,最近指定された値)が省略時値となる属性。
(77) 現属性 (current attribute)
備考 開始タグは,現属性をもつ要素の最初の出現に対して省略できない。
(78) 現対応表 (current map)要素内容又は連結型定義の中で短縮参照使用宣言によって現要素と結合さ
れた短縮参照対応表。
備考 現要素が対応表と結合されていない場合,その直前の現対応表が新しい現対応表として継続す
る。
(79) 現付番 (current rank)共通識別子を得るためにタグの中の付番核に付けられた10進数。
備考 開始タグの場合,現付番は,同一の付番核又は同じ付番群の中の付番核をもつ最新の要素の付
番である。終了タグの場合,現付番は,同一の付番核で最新の開いている要素の付番である。
(80) 現要素 (current element) 開始タグが新しく出現し(又はマーク最小化によって省略された)開いて
いる要素。
要素内容又は連結型定義の中で連結集合使用宣言によって現要素と
(81) 現連結集合 (current link set)
結合された連結集合。
備考 現要素が連結集合と結合されていない場合,その直前の現連結集合を新しい現連結集合として
継続する。
公開文を識別する最小表記。
(82) 公開識別子 (public identifier)
備考1. 文書中の公開識別子は,公的公開識別子として解釈可能としてもよい。
2. システムは,公開識別子からシステム識別子への変換に対して責任をもつ。
単一文書の文脈又はシステム環境の範囲を越えて既知であり,公開識別子で使
(83) 公開文 (public text)
用可能な文。
例 この規格,登録された文書型定義,実体集合,要素集合,データ内容記法又は他のマーク構成要
素。
備考1. 公開文は,出版済みの文と等価ではない。すなわち,制限なしの開かれた使用との関連はな
い。特に,公開文の所有者は,他人にそれを販売・供与,単一団体への使用の制限などの選
択が許される。
2. 公開文は,文書の構成を共有し,実際に交換する文書の量を縮め,誤りの可能性を少なくし
て,使用を単純にする。
公開文を記述する文識別子の一部分。
(84) 公開文記述 (public text description)
公開文の中に使われている自然言語を特定する文識別子の一部
(85) 公開文言語 (public text language)
分。
備考 データ,注釈及び(又は)定義される名前に使う自然言語を公開文言語とできる。
公開文が適合するSGMLマーク構成要素を識別する文識別子の一部
(86) 公開文種別 (public text class)
分。
公開文の中の文字集合の宣言のときに使
(87) 公開文指示シーケンス (public text designating sequence)
われ,文字集合を指示するJIS X 0202に規定するエスケープシーケンスを含む文識別子の一部分。
提供される装置機能又は使用される符号化方式を記述す
(88) 公開文表示版 (public text display version)
ることによって,共通の公開文記述をもつ公開文ではないことを示す文識別子の一部分。
備考 もし省略した場合,公開文は装置依存ではない。
――――― [JIS X 4151 pdf 14] ―――――
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X 4151-1992
その所有者識別子及びその文識別子の構成要素が識別で
(89) 公的公開識別子 (formal public identifier)
きるように,この規格に規定している規則に従い構成された公開識別子。
公的公開識別子の構成の誤り又は使用法の誤
(90) 公的公開識別子誤り (formal public identifier error)
り。ただし,最小表記が適正でない場合を除く。
備考 SGML宣言で構文表記 “FORMAL YES” を指定した場合にだけ公的公開識別子誤りが起こる。
最小表記としての公的公開識別子誤りは,それを指定しない場合でも起きる。
(91) 構文解析対象文字データ (parsed character data) 解析され,マークが認知されている文の内容中に
出現する0個以上の文字であって,解析中にマークとして認知されないので,データ文字として分類
されるもの。
(92) 構文参照文字集合 (syntax-reference character set)具象集合によって指定される文字集合であって,
構文のすべての潜在利用者に既知であり,すべての重要なSGML文字を含むもの。
備考 構文参照文字集合は,一緒に使う特定の文書又はシステム文字集合に無関係に具象構文を定義
することを可能とする。
(93) 固定属性 (fixed attribute)指定値(もしあれば)が省略時値と同じでなければならない属性。
具象構文によって追加された小文字の名前
(94) 小文字名前開始文字 (lower-case name start characters)
開始文字からなる文字種別。
(95) 小文字名前文字 (lower-case name characters) 具象構文によって追加された小文字の名前文字から
なる文字種別。
次のいずれかのモデル群字句。
(96) 固有選択字句 (inherently optional token)
1) pt又はrep出現標識をもつもの
2) 一つの字句が固有選択であるor群
3) すべての字句が固有選択であるand群又はseq群
すべての対象体容量の総和の限界。
(97) 合計容量 (total capacity)
(98) 最小SGML文書 (minimal SGML document) 機構がなく規格参照容量集合をもち,核具象構文だけ
を使う適合SGML文書。
(99) 参照 (reference) 他の文,実体又は単一文字のいずれかによって置換されるマーク。
(100) 0集合 (G0 set) 図形文字符号拡張において,標準の呼出しである場合,文字集合位置中の128
より小さい文字番号となる文書文字集合図形文字を表す仮想文字集合。
識別するための単一の文字列。
(101) 識別子 (identifier)
属性値であって,同一文書中の要素に対して一つの識別
(102) 識別子参照値 (identifier reference value)
子値として指定された名前。
属性値であって,識別子参照値の並び。
(103) 識別子参照並び (identifier reference list)
属性値であって,要素を一意に識別する名前。
(104) 識別子値 (identifier value)
備考 識別子値は,同一の文書中の他のいかなる識別子値と同じであってはならない。
(105) 字句 (token) 必す(須)又は任意選択の字句分離子によって境界をつけられた群の一部。その群
は,完全な入れ子群(接続子を除く。)を含む。
(106) システム識別子 (system identifier)外部実体を位置付けるため,ファイル識別子,格納場所,プ
ログラム呼出し,データ列の位置又は他のシステム特有情報を特定するシステムデータ。
(107) システム宣言 (system declaration)適合SGMLシステムの文書に含まれる機構,容量集合,具象
構文,文字集合,システム文字集合,解釈可能なデータ内容記法及び実行可能な検定サービスを特定
――――― [JIS X 4151 pdf 15] ―――――
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JIS X 4151:1992の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8879:1986(MOD)
- ISO 8879:1986/AMENDMENT 1(MOD)
JIS X 4151:1992の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.30 : 情報,ドキュメンテーション及び出版業務におけるITの応用
JIS X 4151:1992の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0202:1998
- 情報技術―文字符号の構造及び拡張法
- JISX0208:1997
- 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合