JIS X 5810-5:2008 多目的インターネットメール拡張(MIME)―第5部:適合基準 | ページ 3

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X 5810-5 : 2008
附属書A
(参考)
複雑なマルチパートの例
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するものであって,規定の一部ではない。
複雑なマルチパートメッセージの概要を,次に示す。このメッセージは,連続的に表示される五つの部
分,すなわち,二つの導入のプレーンテキストオブジェクト,組み込まれたマルチパートメッセージ,
text/enrichedオブジェクト,非ASCII文字集合でのカプセル化された最後のテキストからなる。組み込ま
れたマルチパートメッセージ自体は,並列的に表示される二つのオブジェクト,つまり写真及び音声素片
を含む。
MIME-Version: 1.0
From: Nathaniel Borenstein
To: Ned Freed
Date: Fri, 07 Oct 1994 16:15:05 -0700 (PDT)
Subject: A multipart example
Content-Type: multipart/mixed;
boundary=unique-boundary-1
ここはマルチパートの前文の領域である。マルチパート
フォーマットを理解するメールリーダはこの前文を無視
したほうがよい。
あなたがこのテキストを読んでいる場合,マルチパート
メッセージを正しく表示する方法を理解するメールリーダへ
変更することを検討したほうがよいかもしれない。
--unique-boundary-1
... テキスト(US-ASCII)が書かれている ...
[このパートの境界とテキストの開始との間の空白は,
ヘッダフィールドが与えられなかったことを意味し,
これはUS-ASCII文字集合でのテキストである。
次の部分のように,明示的に打ち込むこともできる。]
--unique-boundary-1
Content-type: text/plain; charset=US-ASCII

――――― [JIS X 5810-5 pdf 11] ―――――

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これは前の部分の一部とすることもできるが,ここでは
本体部分の打込みの明示対暗黙の対比として示す。
--unique-boundary-1
Content-Type: multipart/parallel; boundary=unique-boundary-2
--unique-boundary-2
Content-Type: audio/basic
Content-Transfer-Encoding: base64
... ここにbase64符号化された,8 000 Hzの
... mu-lawフォーマットの音声データが置かれる ...
--unique-boundary-2
Content-Type: image/jpeg
Content-Transfer-Encoding: base64
... ここにbase64符号化された画像が置かれる ...
--unique-boundary-2--
--unique-boundary-1
Content-type: text/enriched
This is<italic>enriched.</italic>であり,
<smaller>as defined in RFC 1896</smaller>
(これはRFC 1896に定義されているとおり,フォーマット付きである。)
Isn't it
<bigger><bigger>cool・</bigger></bigger>
(これはすばらしいですか。)
--unique-boundary-1
Content-Type: message/rfc822
From: (mailbox in US-ASCII)
To: (address in US-ASCII)
Subject: (subject in US-ASCII)
Content-Type: Text/plain; charset=ISO-8859-1
Content-Transfer-Encoding: Quoted-printable

――――― [JIS X 5810-5 pdf 12] ―――――

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... ここにISO-8859-1での追加のテキストが置かれる ...
--unique-boundary-1--

――――― [JIS X 5810-5 pdf 13] ―――――

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附属書B
(参考)
RFC 1521, 1522及び1590からの変更点
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するものであって,規定の一部ではない。
MIME関連のJIS X 5810規格群は,RFC 1521,1522及び1590の改正である。RFC 1521,1522及び1590
を熟知している人に便利なように,RFC 1521,1522及び1590からの変更点をこの附属書に要約する。そ
れ以前の履歴に関して,RFC 1521がその前の版のRFC 1341とどのように異なるかをRFC 1521のAppendix
Hが示している。
a) FC 1521,1522及び1590は完全に再構成され,複数の規格に分割された。これは,参照原稿である
ために必要とされる,RFC 1521,1522及び1590のプレーンテキスト版の品質を高めるために行われ
た。
b) IMEオブジェクトヘッダの全体構成を記述する拡張BNFが追加された。これは,文書化の変更だけ
で,根本的な構文は変わっていない。
c) IMEの七つのメディア型のための固有の拡張BNFは削除された。この拡張BNFは,不正確で,不
完全で,型独立の拡張BNFと矛盾していた。型独立の拡張BNFは既に多くのMIMEヘッダの構文を
完全に規定しているので,型固有の拡張BNFは,結局,完全に不要であり,かえって問題を起こした。
d) FC 1521,1522及び1590の多くの部分における非公式の用語であるASCIIの使用は,もっと固有の
“US-ASCII”という文字集合名に置き換えられた。
e) 主メディア下位型という非公式の概念を削除した。
f) 用語“オブジェクト”は,一貫性なしに用いられていた。この用語の定義は,関連の用語“本体”,“本
体部分”及び“実体”とともに明確化され,用法は適切に訂正された。
g) 境界マーカに先行するCRLFが,先行する本体部分ではなくマーカそのものの一部であることを明確
にするため,マルチパートメディア型のための拡張BNFは再整理された。
h) マルチパートオブジェクト内の本体部分は,境界パラメタ文字列で始まる行を含んではならないこと
を明確にするため,マルチパートメディア型を記述する普通文及び拡張BNFは変更された。
i) “message/partial”MIME実体を再組立する規則において,内部メッセージからとるために,ヘッダの一
覧に“Subject”が追加され,この点を明確にするため例が修正された。
j) “message/partial”素片化子は,行境界でのMIMEオブジェクトの分割だけに制限される。
k) pplication/postscript型の議論において,PostScript MIME実体の中でのbinaryデータの組込みによって
引き起こされる可能性のある相互運用可能性の問題についての警告をする追加の段落を加えた。
l) 次の二つの形式を明確にするために,Content-Typeヘッダフィールドのための基本構文規則に対して
明確化の注記を加えた。
Content-type: text/plain; charset=us-ascii (comment)
Content-type: text/plain; charset="us-ascii"
これらは,完全に等価である。
m) IME-Versionヘッダの議論から次の文を削除した。“しかし,適合ソフトウェアは,版番号を検査し,
認識できないMIME-Versionに遭遇したとき,利用者に少なくとも警告することが推奨される。”

――――― [JIS X 5810-5 pdf 14] ―――――

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n) “message/external-body”ではなく“application/external-body”とした誤植を修正した。
o) 要件を明確にするため,文字集合の定義を再構成した。
p) “image/gif”メディア型の定義は,別文書に移した。この変更は,特許で保護された技術の標準化を管
理するIETF規則と矛盾が生じる可能性があるため,行われた。
q) “7 bit”及び“8 bit”の定義を厳しくしたので,はだかのCR及びLFは行終端列として使用されるだけと
した。この規格はまた,NUL文字を保存することをもはや要求しない。それは,MIMEを実世界の実
装と整合させる。
r) IMEにおける正準テキストの定義を厳しくしたため,行区切りはCRLF列で表現されなければなら
ない。CR文字及びLF文字は,この用法以外には許容されない。それに伴って,quoted-printable符号
化の定義が変更された。
s) quoted-printable符号化の定義は,quoted-printable符号化器が不適切に符号化されたデータをどう扱う
のが最もよいかについて,今では多くの推奨を含む。
t) “8 bit”又は“binary”データにカプセル化するメッセージ実体又はマルチパートで,“7 bit”,“8 bit”及び
“binary”の内容転送符号化の使用を明確にする普通文を加えた。
u) IME適合性の箇条において,最小限のMIME適合性に関する要件の一覧に“multipart/digest”のサポー
トを追加した。“message/rfc822”のサポートのための用件も,再帰構造を認識することの重要性を明確
にするために,強化された。
v) “message”のメディア下位型の様々な制限は,今ではメディア下位型ごとに完全に規定されている。
w) “message/rfc822”の定義は,“From”,“Subject”又は“Date”ヘッダの少なくとも一つが存在しなければな
らないことを示すように変更した。
x) 認識できないメディア下位型の“application/octet-stream”としての必す(須)処理は,型定義の節及び
適合性指針の両方において,もっと明示的に作成された。
y) ext/richtextを用いた例は,text/enrichedに変更された。
z) メディア下位型の拡張BNF定義は,IANA登録済みメディア下位型又は非標準の“X-”メディア下位型
のどちらかがContent-Typeヘッダフィールドで使わなければならないことを明らかにするために変更
された。
aa) 使用するために単に登録されるMIMEメディア型と,IETFによって標準化されるMIMEメディア型
とは,今ではMIME 拡張BNFにおいて区別される。
ab) 様々なMIME登録手続のすべてを広範囲に改正した。文字集合に関するIANA登録手続は,このJIS X
5810規格群の規定に含まれない別の規格に移動した。
ac) FC 1521,1522及び1590が定義しているUS-ASCII文字集合及びISO-8859-X文字集合におけるエス
ケープ機構及びシフト機構の使用を明確にした。これらの機構は,これらの文字集合,及びそれらの
使用が定義されないときの影響と一緒に用いてはならない。
ad) essage/external-bodyのためのAFSアクセス型の定義を削除した。
ae) ultipart/alternativeとmessage/external-bodyとの組合せの処理には,今は特に言及していない。
af) essage/external-bodyに固有のセキュリティの課題は,今では細かく示されている。

――――― [JIS X 5810-5 pdf 15] ―――――

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JIS X 5810-5:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 5810-5:2008の関連規格と引用規格一覧