JIS X 6132:1995 12.7mm幅,18トラック,情報交換用磁気テープカートリッジ―拡張フォーマット | ページ 2

X 6132-1995 (ISO/IEC 11559 : 1993)

pdf 目次

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  •  附属書D(参考) テープの耐久性・・・・[50]
  •  附属書E(規定) 記録前の磁気的状態・・・・[51]
  •  附属書F(規定) 8ビットバイトの9ビットパターンでの表現・・・・[52]
  •  附属書G(規定) ビットシフトの測定方法・・・・[55]
  •  附属書H(参考) データの流れ・・・・[57]
  •  附属書J(規定) CRCの生成方法・・・・[58]
  •  附属書K(規定) テープの物理的位置の算出方法・・・・[59]

(pdf 一覧ページ番号 6)

――――― [JIS X 6132 pdf 6] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 6132-1995
(ISO/IEC 11559 : 1993)
12.7 mm幅,18トラック,情報交換用
磁気テープカートリッジ
−拡張フォーマット

Data interchange on 12.7 mm wide 18-track magnetic tape cartridges−Extended format

日本工業規格(日本産業規格)としてのまえがき
この規格は,1993年初版として発行されたISO/IEC 11559 (Information technology-Data interchange on
12.7mm wide 18-track magnetic tape cartridges−Extended format) を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を
変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。

1. 適用範囲

 この規格は,情報交換に用いる12.7mm幅,18トラックの磁気テープカートリッジの物理
的特性及び磁気的特性について規定する。この規格は,JIS X 0601とともに,テープカートリッジを媒体
として情報交換に使用できるように磁気テープカートリッジの記録信号の品質,フォーマット及び記録様
式を規定する。
この規格では,カートリッジ及び記録様式は,JIS X 6123及びJIS X 6124の規定と同じ規定であり,JIS
X 6124の規定による記録様式で書き込む前に,データを変換する次の拡張方法について規定する。
− 小容量のデータブロック複数個を拡張ブロックにまとめることによって,テープの実質の使用容量を
増加させる方法。
− 記録データが圧縮データか否かを明示する方法,及び圧縮データの場合には,そのアルゴリズムを明
示する方法。
− この規格とJIS X 6124にそれぞれ適合したデータブロックが,同じテープに共存する方法。データの
流れ図を附属書Hに参考として示す。

2. 適合性

2.1 磁気テープカートリッジ

 磁気テープカートリッジは,次の要求事項を満たすとき,この規格に適
合する。
− カートリッジが4.及び6.8.のすべての要求事項を満たす。
− テープ上の記録が9.13.のすべての要求事項を満たす。
− 圧縮データを記録する場合には,登録済みのアルゴリズムを用い登録番号をパケットIDのバイト13
に記録する(11.2参照)。
備考 アルゴリズムを登録していない場合には,バイト13は, (FF) とする

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2.2 生成システム

 情報交換用磁気テープカートリッジを生成するシステムは,生成するテープ上のす
べての記録がこの規格の要求事項を満たすとき,この規格に適合する。適合性の表現は,登録済みのアル
ゴリズムを使用するか否か,及び使用する場合には,使用するすべてのアルゴリズムの登録番号を明示し
なければならない。

2.3 受領システム

 情報交換用磁気テープカートリッジを受領するシステムは,この規格に従って生成
したテープ上の記録を読取り可能な場合,この規格に適合する。受領システムは,次の要求事項を満たさ
なければならない。
− 拡張ブロックが存在することを認識し,拡張ブロック内の個々のパケットからデータを識別し,読み
取る。
− 圧縮データを認識し,アルゴリズムを識別する。圧縮データを復元できないときには,ホストに明示
する。
− 登録済みのアルゴリズムで圧縮されたデータを復元する。
適合性の表現は,登録済みのアルゴリズムを使用するか否か、及び使用する場合には,使用するす
べてのアルゴリズムの登録番号を明示しなければならない。

3. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されたことによって,この規格の規定を構成する規定
となる。出版の時点では,表示された版が有効である。すべての規格は,改訂されるものであり,この規
格に基づいて合意した関係者は,次に列挙する規格の最新版を適用する可能性を調べるよう勧める。IEC
及びISOの会員は,現在有効な国際規格の登録簿をもっているものである。
ISO 683-13 : 1986 Heat-treatable steels, alloy steels and free-cutting steels−Part 13 : Wrought stainless steels
備考 JIS G 4304(熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯)−1991がこの国際規格と一致している
ISO 1001 : 1986 Information processing−File structure and labelling of magnetic tapes for information
interchange
備考 JIS X 0601(情報交換用磁気テープのラベル及びファイル構成)−1990がこの国際規格と一
致している。
ISO 1302 : 1992 Technical drawing−Method of indicating surface texture
ISO 9661 : 1991 Information processing−Data interchange on 12.7 mm (0.5in) ide magnetic tape
cartridges−18tracks, 1 491 data bytes per millimetre (37 871 data bytes per inch)
備考 JIS X 6123(12.7mm幅,情報交換用磁気テープカートリッジ)−1990及びJIS X 6124(12.7mm
幅,18トラック,1 491cpmm,情報交換用磁気テープカートリッジの情報記録様式)−
1990がこの国際規格と一致している。

4. 用語の定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
4.1 論理的に表現したデータに変換する規則。
アルゴリズム (algorithm)

4.2 平均信号振幅

 (average signal amplitude) テープ上のミッシングパルスがない部分を長さ25.4mm以
上にわたって測定した読取りヘッドの出力電圧の平均ピーク値 (P-P)。

4.3 裏面

 (back surface) データの記録に使う磁性面の反対側のテープの面。

4.4 テープの始端

 (beginning of tape, BOT)磁気テープの長手方向に沿って,記録密度識別バーストを
書き始める点。

4.5 バイト

 (byte) 一単位として取り扱われる8ビットの列。

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4.6 カートリッジ

 (cartridge)リーダブロック付きの磁気テープを収納したケース。
4.7 誤り検出及び誤り訂正のための巡回符
巡回冗長検査文字 [cyclic redundacy check (CRC) haracter]
号として用いる文字。
4.8 一つ以上の連鎖したパケット及び付加情報からなるデータ。
データブロック (data block)
4.9 データレコード (data records)
4.9.1 圧縮データレコード (processed data record, PDR) 論理データレコード (LDR) にアルゴリズムを
適用して,生成したデータ列。
4.9.2 ホストデータレコード (host data record, HDR)ホストで最初に集められるデータ列。
4.9.3 論理データレコード (logical data record, LDR)サブシステムがホストから受領するデータ列。ホ
ストで拡張ブロック処理にまとめた1個以上のホストデータレコード (HDR) からなる。
4.9.4 ユーザデータレコード (user data record, UDR)パケット生成に有効なデータ列。データが圧縮処
理されている場合には,圧縮データレコード (PDR) とし,非圧縮データの場合には,論理データレコー
ド (LDR) とする。

4.10 誤り訂正符号

 (error correcting code, ECC)誤りを自動訂正できるように設計された符号。
テープの表面に垂直な方向で磁束密度が最大となる点。

4.11 磁束反転位置

 (flux transition position)

4.12 磁束反転間隔

 (flux transition spacing)一つのトラックに沿って連続する磁束反転の長さ。

4.13 磁気テープ

 (magnetic tape) 磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ。
基準磁界,信号振幅,分解能及び重ね書き特性の標準

4.14 標準テープ

 (master standard reference tape)
として用いるもので,その特性値を国際標準化機構 (ISO) が規定するテープ。
備考 標準テープは,NISTで管理されている。

4.15 パケット

 (packet) パケット識別子とパケットトレーラを付加したユーザデータレコード (UDR)。

4.16 パケット識別子

 (packet identifier)パケット生成時,UDRの先頭に付加した32バイトの集まり。
パケット生成時,UDRの末尾に付加した可変なバイトの集まり。

4.17 パケットトレーラ

 (packet trailer)

4.18 パッドバイト

 (pad byte) 8個のビット “0” で構成するバイト。

4.19 記録密度

 (pysical recording density)トラックの長さ1mm当たりに記録する磁束反転数 (ftpmm)。

4.20 ポストアンブル

 (postamble) 逆方向にデータを読み取るとき,同期をとるためにデータブロックの
終端に書き込む9ビットの繰返しパターン。

4.21 プリアンブル

 (preamble) 正方向にデータを読み取るとき,同期をとるためにデータブロックの始
端に書き込む9ビットの繰返しパターン。

4.22 圧縮データ

 (processed data)  アルゴリズムによって圧縮処理したデータ。

4.23 圧縮処理

 (processing)  アルゴリズムを用いてデータを変換する処理。

4.24 基準磁界

 (reference field) 標準テープのティピカル磁界。
テープの特性が既知であり,標準テープとの偏差

4.25 副標準テープ

 (secondary standard reference tape)
が明示されているテープ。
参考 副標準テープは,NISTが開発し,SRM3202の番号で供給する。入手先は,次による。
NIST Office of Standard Reference Materials, Room 205, Building 202 NIST, Gaitherburg, MA
20899, USA

4.26 標準信号振幅

 (standard reference amplitude, SRA)   NISTの計測システムで,標準テープに記録密度
972ftpmmで試験記録電流で記録し,これを再生したときの出力電圧の平均ピーク値 (P-P)。
基準磁界を発生する電流。

4.27 基準電流

 (standard reference current)

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基準電流の1.5倍の電流。

4.28 試験記録電流

 (test recording current)
磁気テープの長手方向に,連続して磁気信号が記録できる部分。

4.29 トラック

 (track)
試験テープに記録密度927ftpmmで連続する磁束反転を記録し,こ

4.30 ティピカル磁界

 (typical field)
れを再生したとき,再生出力電圧が最大出力電圧(飽和値)の85%となる最小印加磁界。

4.31 変換

 (transformation)  フォーマットする前のホストデータレコードの圧縮処理,パケット生成及び
パケット連鎖の操作。

5. 表記法

5.1 数字の表し方

 数字の表し方は,次による。
− 各フィールドのバイトは,バイト1を最上位として最初に配列する。各バイトのビットは,ビット1
を最上位として最初に,ビット8を最下位として最後に配列する。この配列の順序は,データ,ECC
及びCRCの入出力に適用する。
− 16進数は,丸括弧内に数字及び文字AFで表す。
− 2進数表記の数字,及びビットの組合せは, “0” 及び “1” の連続で表す。
− 2進数表記の数字,及びビットの組合せは,最上位ビットを左とする。
− ビットの設定は, “0” 又は “1” で表す。

5.2 名称

 エンティティの名称は,規定しない。

5.3 略号

  BDM        データ開始マーク
BOT テープの始端
CRC 巡回冗長検査
DRC 斜め冗長検査
ECC 誤り訂正符号
EDM データ終了マーク
ID 識別子
LDR 論理データレコード
NB−SNR 狭帯域信号対雑音比
PDR 圧縮データレコード
RBW 分解能帯域幅
SRA 標準信号振幅
STA 短周期平均ビットセル長
TCR 変換切換えレコード
UDR ユーザデータレコード
VBW ビデオ帯域幅
VRC 垂直冗長検査

6. 環境条件及び安全性

 カートリッジの試験環境条件,使用環境条件などは,規定がない限り,試験室
又は計算機室の環境条件とする。

6.1 試験環境条件

 カートリッジの試験環境条件は,規定がない限り,次による。
温度 23℃±2℃

――――― [JIS X 6132 pdf 10] ―――――

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  • ISO/IEC 11559:1993(IDT)

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