JIS X 6280:2011 情報交換用130mm/9.1GB光ディスクカートリッジ | ページ 2

X 6280 : 2011 (ISO/IEC 22092 : 2002)

pdf 目次

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。
− 氏名 : ソニー株式会社
− 住所 : 東京都港区港南1-7-1
− 氏名 : 富士通株式会社
− 住所 : 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施
の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対
しては,同様の条件でその実地が許諾されることを条件としている。
この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ
る。
この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標
準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。
なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。

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                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 6280 : 2011
(ISO/IEC 22092 : 2002)

情報交換用130 mm/9.1 GB光ディスクカートリッジ

Information technology-Data interchange on 130 mm magneto-optical disk cartridges-Capacity: 9.1 Gbytes per cartridge

序文

  この規格は,2002年に第1版として発行されたISO/IEC 22092を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
第1章 一般事項

1 適用範囲

  この規格は,熱磁気効果及び光磁気効果を使用した,カートリッジ当たり9.1ギガバイト(GB)の容量
をもつ130 mm光ディスクカートリッジ(以下,ODCという。)の機械的特性,物理的特性及び光学的特
性について規定する。
この規格は,次の2種類を規定する。
タイプR/W このタイプは,ディスクの記録面全体にわたって,何度も繰り返して,データの記録,
再生及び消去が可能である。
タイプWO このタイプは,一旦記録したデータを多数回再生することができる。データの消去及び
修正はできない。マルチセッション記録(追加記録動作)は,このタイプのディスクで可能で
ある。
A面及びB面の両面に記録する場合は,同一のタイプを使用する。各面の公称容量は,どのタイプでも,
4.58ギガバイトとする。フォーマットは1セクタ当たり2 048バイト及び4 096バイトの二つのセクタサ
イズを規定する。さらに,1セクタ当たり512バイト及び1 024バイトの二つのサイズのエミュレーション
を許容する。
この規格は,次の項目を規定する。
− 適用試験の条件及び基準駆動装置。
− ODCの使用環境及び保存環境。
− データ処理システム間の機械的互換性を保証するためのODCの機械的特性,物理的特性及び寸法。
− ディスク上のエンボスデータ及びユーザ記録データのフォーマット。トラック及びセクタの物理的な
配置,誤り訂正符号,並びに使用される変調方式を含む。
− ディスクのエンボス情報の特性。
− データ処理システムがディスク上にデータを記録可能にするための,ディスクの熱磁気特性及び光磁
気特性。

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X 6280 : 2011 (ISO/IEC 22092 : 2002)
− データ処理システムがディスクからデータを再生可能にするための,ディスク上のユーザ記録データ
の最低限の品質。
なお,別途規定のボリューム及びファイル構造の規格と合わせることによって,データ処理システム間
の完全なデータ互換性を与えるものである。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 22092:2002,Information technology−Data interchange on 130 mm magneto-optical disk
cartridges−Capacity: 9.1 Gbytes per cartridge(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 適合性

2.1 光ディスクカートリッジ(ODC)

  次に規定する全ての要求事項を満足する場合,そのODCは,この規格に適合する。この規格に適合す
るODCは,実装されているタイプを明確にしなければならない。

2.2 ジェネレーティングシステム

  この規格に適合するジェネレーティングシステムは,タイプR/W,タイプWOの二つのタイプのうち,
サポートするもの(複数可)を明確にしなければならない。互換用ODCのジェネレーティングシステム
は,サポートするタイプについてこの規格の全ての要件を満たすとき,この規格に適合する。

2.3 レシービングシステム

  この規格に適合するレシービングシステムは,どのタイプを実装するかを明確にしなければならない。
2.1に規定されたODCに記録したどの情報も扱える場合,そのデータ互換のためのODCのレシービン
グシステムは,この規格に適合する。

2.4 互換性表示

  この規格に適合する駆動装置は,サポートする他の規格のリストを規定しなければならない。その規定
には,サポートする規格番号とODCのタイプ,再生だけをサポートするのか,記録及び再生ともにサポ
ートするのかの情報を記載しなければならない。

3 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6950-1 情報技術機器−安全性−第1部 : 一般要求事項
注記 対応国際規格 : IEC 60950-1,Information technology equipment−Safety−Part 1: General
requirements(MOD)

4 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
4.1
非対称性(asymmetry)
最大振幅と最小振幅とを与える信号の中心レベル間の偏位。

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X 6280 : 2011 (ISO/IEC 22092 : 2002)
4.2
バンド(band)
一定のクロック周波数をもつディスク上のユーザゾーン内の環状領域。
4.3
ケース(case)
ディスクを保護するとともに,ディスクの交換を容易にする光ディスクの入れ物。
4.4
クランプゾーン(clamping zone)
クランプ装置からの吸着力が印加されるディスクの環状部分。
4.5
制御トラック(control track)
光ディスクに記録,再生及び消去するために必要なフォーマット及びメディアパラメタを含むトラック。
4.6
巡回冗長検査,CRC(Cyclic Redundancy Check,CRC)
データの誤りを検出する方法の一つ。伝送単位ごとにビット列を2進数とみなし,あらかじめ定められ
た多項式で除算した余りをチェックビットとして伝送単位の最後に付加する方式。
4.7
欠陥管理(defect management)
ディスクの欠陥領域を取り扱う方法。
4.8
ディスク基準面(disk reference plane)
理想スピンドルにおいて,回転軸に対して垂直で,かつ,ディスクのクランプゾーンに対応する,完全
にフラットな環状表面として規定される面。
4.9
エミュレーション(emulation)
サイズの小さい多数の論理セクタをサイズの大きい単一の物理セクタに記録する技術。
4.10
入射面(entrance surface)
光ビームが最初に入射するディスクの表面。
4.11
誤り訂正符号,ECC(Error Correction Code,ECC)
データの中のある種の誤りを訂正するために設計された誤り検出符号の一つ。
4.12
フォーマット(format)
ディスク上の情報の配置又はレイアウト。
4.13
ハブ(hub)
駆動装置のスピンドルによって心出しを行い,かつ,吸着力を与えるためのディスクの中心部にある構
造体。

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X 6280 : 2011 (ISO/IEC 22092 : 2002)
4.14
インタリーブ(interleaving)
バーストエラーによって影響を受けないように,連続するデータ群を物理的に分割して配置するプロセ
ス。
4.15
カー回転(Kerr rotation)
光磁気カー効果が引き起こす,記録層からの反射による光ビームの偏光面の回転。
4.16
ランド及びグルーブ(land and groove)
情報が記録される前に形成するディスクの溝状構造。トラック位置を明らかにするために用いられる。
グルーブは,それと一対でトラックを形成するランドよりも入射面に近いほうに位置する。ランド及びグ
ルーブどちらにも記録は行われる。
4.17
ロジカルトラック(logical track)
一意にアドレス指定可能なトラックを構成するために定義される複数のセクタのグループ。各ロジカル
トラックの最初のセクタにはセクタ番号0を割り当てる。
4.18
マーク(mark)
磁区,ピット,その他光学的に検出できる形態をもった記録層の造作。マークのパターンがディスク上
のデータを表す。
注記 セクタマーク,アドレスマークなどのセクタの下位区分としての“マーク”は,ここでいうマ
ークと異なる。
4.19
マークエッジ(mark edge)
トラックに沿って,マークのある領域からマークのない領域への遷移,又はその反対の遷移。
4.20
マークエッジ記録(mark edge recording)
マークエッジを用いて,チャネルビットを表す記録方法。
4.21
光ディスク(optical disk)
記録層にマークの形で情報を記録したり保持したりする,光ビームで再生可能なディスク。
4.22
光ディスクカートリッジ,ODC(optical disk cartridge,ODC)
光ディスクが収納されたケースからなるデバイス。
4.23
フィジカルトラック(physical track)
ディスクが1回転する間の光ビームの焦点がたどる経路。この経路は,直接アドレス指定できない。
4.24
偏光(polarization)
光波の振動ベクトルの振動方向が規則的な状態。光ビームの偏光方向は,ビームの電気ベクトルの方向

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JIS X 6280:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 22092:2002(IDT)

JIS X 6280:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6280:2011の関連規格と引用規格一覧