JIS X 6281:2006 120mm再生専用形光ディスク(CD-ROM)

JIS X 6281:2006 規格概要

この規格 X6281は、情報処理システム間の情報交換用及び情報記憶用の,CD-ROMと呼ばれる120mm光ディスクの特性について規定。

JISX6281 規格全文情報

規格番号
JIS X6281 
規格名称
120mm再生専用形光ディスク(CD-ROM)
規格名称英語訳
Data interchange on read-only 120 mm optical data disks (CD-ROM)
制定年月日
1992年1月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO/IEC 10149:1995(IDT)
国際規格分類

ICS

35.220.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1992-01-01 制定日, 1996-12-20 確認日, 2002-08-20 確認日, 2006-01-20 改正日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS X 6281:2006 PDF [38]
                                                                X 6281 : 2005 (ISO/IEC 10149 : 1995)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人光産業技
術振興協会(OITDA)/財団法人 日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 10149:1995,Data interchange on
read-only 120 mm optical data disks (CD-ROM)を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登
録願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 6281には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)RSPCによる誤り訂正符号化
附属書B(規定)スクランブラ
附属書C(規定)CIRCによる誤り訂正符号化
附属書D(規定)8ビットから14チャネルビットへの変換
附属書E(規定)併合ビット
附属書F(参考)保存試験

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 6281 pdf 1] ―――――

X 6281 : 2005 (ISO/IEC 10149 : 1995)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 適合性・・・・[1]
  •  3. 引用規格・・・・[1]
  •  4. 定義・・・・[2]
  •  5. 環境・・・・[2]
  •  6. 不燃焼性・・・・[4]
  •  7. 材質・・・・[4]
  •  8. 機械的特性,物理的特性及び寸法特性・・・・[4]
  •  9. 入射面の機械的偏位・・・・[9]
  •  10. 反射層の偏位・・・・[9]
  •  11. 物理トラック幾何・・・・[9]
  •  12. 光再生システム・・・・[10]
  •  13. 記録の一般事項・・・・[13]
  •  14. ディジタルデータトラックのセクタ・・・・[13]
  •  15. スクランブル化・・・・[15]
  •  16. F1フレーム・・・・[16]
  •  17. CIRC符号化 - F2フレーム・・・・[16]
  •  18. 制御バイト - F3フレーム及びセクション・・・・[16]
  •  19. ディスクへのF3フレームの記録・・・・[16]
  •  20. 情報領域のトラック構造・・・・[17]
  •  21. 情報領域の番地付けシステム・・・・[18]
  •  22. ディジタルデータトラックの制御バイトの規定・・・・[19]
  •  附属書A(規定)RSPCによる誤り訂正符号化・・・・[24]
  •  附属書B(規定)スクランブラ・・・・[28]
  •  附属書C(規定)CIRCによる誤り訂正符号化・・・・[29]
  •  附属書D(規定)8ビットから14チャネルビットへの変換・・・・[34]
  •  附属書E(規定)併合ビット・・・・[36]
  •  附属書F(参考)保存試験・・・・[37]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 6281 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 6281 : 2005
(ISO/IEC 10149 : 1995)

120 mm再生専用形光ディスク(CD-ROM)

Data interchange on read-only 120 mm optical data disks (CD-ROM)

序文

 この規格は,1995年に第2版として発行されたISO/IEC 10149:1995,Information technology - Data
interchange on read-only 120 mm optical data disks (CD-ROM)を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更
することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。

1. 適用範囲

 この規格は,情報処理システム間の情報交換用及び情報記憶用の,CD-ROMと呼ばれる120
mm光ディスクの特性について規定する。
この規格が規定する光ディスクは,利用者への配布前に情報を記録しておき,ディスクからの再生だけ
を許す種類とする。この規格は,次の規定を行う。
a) 定義,並びにディスク特性を試験しなければならない環境及びディスクを使用し保存しなければなら
ない環境
b) ディスクの機械的特性,物理的特性及び寸法特性
c) 記録特性,トラックのフォーマット,誤り検出及び誤り訂正の特性,並びに情報の符号化
d) 情報を再生するための光学的特性
これらの特性は,ディジタルデータを記録するトラックについて規定する。この規格に従って,ディス
クは,ディジタル音声データを記録する一つ以上のトラックを含んでもよい。それらのトラックは,JIS S
8605に従って記録しなければならない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/IEC 10149:1995,Information technology - Data interchange on read-only 120 mm optical data
disks (CD-ROM) (IDT)

2. 適合性

 光ディスクは,この規格のすべての必す(須)要件を満たすとき,この規格に適合する。

3. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成
するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。
JIS S 8605-1993 コンパクトディスクディジタルオーディオシステム
JIS X 0606:1998 情報交換用CD-ROMのボリューム構造及びファイル構造

――――― [JIS X 6281 pdf 3] ―――――

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X 6281 : 2005 (ISO/IEC 10149 : 1995)

4. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
4.1 オーディオトラック (audio track) ディジタル符号化した音声情報を含む情報トラック。
4.2 同心度 (concentricity) 二つの円形のものの中心が存在しなければならない円形公差区域の直径。
4.3 制御バイト (control byte) 2フレームに加える,番地情報を含む98バイトの表の中の8ビットバ
イト。
4.4 ディジタルデータトラック (digital data track) セクタの中に構成され,ディジタル利用者データを
含む情報トラック。
4.5 F1フレーム (F1 frame) スクランブラの出力であって,CIRC符号化器の入力となる24個の8ビッ
トバイトのグループ。
4.6 F2フレーム (F2 frame) IRC符号化器の出力となる32個の8ビットバイトのグループ。
4.7 F3フレーム (F3 frame) 制御バイトをもつF2フレームであって,EFM符号化器の入力となる33個
の8ビットバイトのグループ。
4.8 情報領域 (information track) リードイン領域,利用者データ領域及びリードアウト領域からなる,
物理トラックをもつディスクの領域。
4.9 情報トラック (information track) 利用者情報の集まりを含むディスクの領域。
4.10 物理トラック (physical track) 光学ヘッドが追従する,ディスク上の連続したら(螺)旋状の線の360
度分の経路。
4.11 半径方向加速度 (radial acceleration) 指定の回転速度でのディスクの回転軸に向う物理トラックの
半径方向の加速度。
4.12 半径方向振れ (radial runout) 1回転にわたって測定される,物理トラックの回転軸への最大変位と
最小変位との差。
4.13 セクション (section) 制御バイトの一つの完全な表を含む98個のF3フレームのグループ。
4.14 セクタ (sector) 情報領域におけるディジタルデータトラックの番地付け可能な最小部分。その領域
の他の番地付け可能部分とは独立にアクセスできる。
4.15 利用者データ領域 (user data area) 利用者データを含む情報領域の部分。

5. 環境

5.1   試験環境
5.1.1 光学ヘッド 試験測定に用いる光学ヘッドは,次の特性をもたなければならない。
項目 特性
波長λ 780±10 nm
偏光 円偏光
開口数 0.45±0.01
対物レンズのひとみ(瞳)の縁での強度 最大強度値の50%以上
情報層近くのビームの波面収差の実効値は,0.07λより小さくなければならない。波面収差へのディスク
の寄与は,0.05λより小さくなければならない。
5.1.2 クランプ ディスクは,適用可能であれば,最小29 mmの内径をもち最大31 mmの外形をもつ二
つの同心円の間で,12 Nの範囲の力で保持しなければならない。

――――― [JIS X 6281 pdf 4] ―――――

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X 6281 : 2005 (ISO/IEC 10149 : 1995)
5.1.3 標準試験環境 特記しない限り,この規格の要件を検査するためにディスクに対して行う試験及び
測定は,次の条件下で行わなければならない。
項目 条件 備考
温度 25±10 ℃ 結露がないこと。
相対湿度 4575 %
気圧 96±10 kPa
試験前放置時間 最小24時間
5.1.4 特定試験環境 特定試験環境と特記してある場合,試験及び測定は,次の条件下で行わなければな
らない。
項目 条件 備考
温度 23±2 ℃ 結露がないこと。
相対湿度 4555 %
気圧 96±10 kPa
試験前放置時間 最小24時間
5.2 動作環境 データ交換用に用いるディスクは,ドライブに装着し電圧を供給してディスクの外側の
表面で測定する,次の条件下で動作しなければならない。
保存条件下にあったディスクは,動作前には少なくとも2時間,動作環境になじませなければならない。
項目 条件 備考
温度 -25+70 ℃ 結露がないこと。
相対湿度 1095 %
絶対湿度 0.560.0 g・m-3
最大許容衝撃温度 50 ℃
最大許容衝撃相対湿度 30 %
5.3 保存環境 保存環境は,ディスクが保存される際の周囲条件であり,次のとおリとする。附属書F
を参照されたい。
項目 条件 備考
温度 -20+50 ℃ 結露がないこと。
相対湿度 590 %
最大湿球温度 29 ℃
気圧 75105 kPa

6. 不燃焼性

 ディスクは,マッチの炎で着火させても,静止した二酸化炭素雰囲気中で燃焼し続けない
材質で構成しなければならない。

――――― [JIS X 6281 pdf 5] ―――――

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JIS X 6281:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 10149:1995(IDT)

JIS X 6281:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6281:2006の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称