JIS X 6931:2005 モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印字可能枚数測定方法

JIS X 6931:2005 規格概要

この規格 X6931は、モノクロ電子写真式プリンタ用の,トナーを収容するカートリッジ(オールインワンタイプのトナーカートリッジ及び感光体を含まないトナーカートリッジ)の印字可能枚数評価に限定して適用。

JISX6931 規格全文情報

規格番号
JIS X6931 
規格名称
モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印字可能枚数測定方法
規格名称英語訳
Information technology -- Method for the determination of toner cartridge yield for monochromatic electrophotographic printers and multi-function devices that contain printer components
制定年月日
2005年7月20日
最新改正日
2015年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC 19752:2004(IDT)
国際規格分類

ICS

37.100.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2005-07-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS X 6931:2005 PDF [23]
                                                                X 6931 : 2005 (ISO/IEC 19752 : 2004)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人ビジネス機械・情報システム産業協
会(JBMIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 19752:2004, Information
technology―Method for the determination of toner cartridge yield for monochromatic electrophotographic printers
and multi-function devices that may contain printer componentsを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 6931には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)かすれの例
附属書B(参考)寿命判定手順流れ図及び例
附属書C(規定)標準テストページ
附属書D(参考)報告書見本
附属書E(参考)2種類の印字システムの印字可能枚数比較

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 6931 pdf 1] ―――――

X 6931 : 2005 (ISO/IEC 19752 : 2004)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 定義・・・・[2]
  •  3. 試験要素及び条件・・・・[3]
  •  3.1 前準備・・・・[3]
  •  3.2 サンプル数・・・・[4]
  •  3.3 印字モード・・・・[4]
  •  3.4 試験環境・・・・[4]
  •  3.5 用紙・・・・[5]
  •  3.6 保守・・・・[5]
  •  3.7 印字ファイル・・・・[5]
  •  4. 試験方法・・・・[6]
  •  4.1 試験手順・・・・[6]
  •  4.2 不良トナーカートリッジ又はプリンタの処理手順・・・・[6]
  •  5. 印字可能枚数の決定及び公表方法・・・・[7]
  •  5.1 印字可能枚数の決定・・・・[7]
  •  5.2 試験報告書・・・・[7]
  •  附属書A(参考)かすれの例・・・・[8]
  •  附属書B(参考)寿命判定手順流れ図及び例・・・・[9]
  •  附属書C(規定)標準テストページ・・・・[13]
  •  附属書D(参考)報告書見本・・・・[18]
  •  附属書E(参考)2種類の印字システムの印字可能枚数比較・・・・[20]

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                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 6931 : 2005
(ISO/IEC 19752 : 2004)

モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印字可能枚数測定方法

Information technology―Method for the determination of toner cartridgeyield for monochromatic electrophotographic printers and multi-functiondevices that may contain printer components

序文

 この規格は,2004年に第1版として発行されたISO/IEC 19752,Information technology―Method for
the determination of toner cartridge yield for monochromatic electrophotographic printers and multi-function devices
that may contain printer componentsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
この規格は,標準の事務所で使用する実用タイプの標準テストページを使用して,モノクロプリンタ用
のトナーカートリッジの印字可能枚数(カートリッジ寿命を印字枚数で表すため)を測定する方法の標準
化を目的としている。

1. 適用範囲

 この規格は,モノクロ電子写真式プリンタ用の,トナーを収容するカートリッジ(オール
インワンタイプのトナーカートリッジ及び感光体を含まないトナーカートリッジ)の印字可能枚数評価に
限定して適用する。
参考 “オールインワン”とは,感光体,現像,クリーニングユニットなどが一体になったものをい
う。
なお,この規格は,コンピュータからのディジタルプリント信号が入力できる多機能なプリンタ複合機,
すなわち,印字機能をもつ複合機器にも適用することができる。
この規格は,トナーカートリッジの印字可能枚数の測定だけに使用する。この試験結果を,品質,信頼
性などのトナーカートリッジ印字可能枚数測定以外の目的に使用することはできない。
この規格では,次のことを規定する。
− 製造業者が“トナーカートリッジの印字可能枚数”を決定するために行う試験の方法
− 試験結果から,トナーカートリッジの印字可能枚数を決定する方法
− 製造業者が使用者に提供する資料類に,トナーカートリッジの印字可能枚数を記載する場合の表記方

トナーカートリッジ印字可能枚数の判定は,印字システム内のトナーカートリッジのトナーが消費され
たことによって起こる“画像のかすれ”又は“トナー残量検知機能による印字動作の自動停止”という二
つの現象のいずれかで行われる。
備考1. トナー補給系(現像器又はトナー容器が印字装置内に組み込まれていて,使用者がこれらを

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2
X 6931 : 2005 (ISO/IEC 19752 : 2004)
交換できないような構造の印字装置)における補充用のトナーカートリッジ及びトナーボト
ルの印字可能枚数測定にこの規格を適用する場合は,ここで規定している手順の一部を変更
する必要がある。この規格は,一般オフィスで使用される機器に適用するが,業務用の高速
プリンタ,大判プリンタなど,この規格で測定対象とする消耗品がランニングコストの主要
な要素とはならないような機器には適用しない。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/IEC 19752:2004, Information technology―Method for the determination of toner cartridge yield
for monochromatic electrophotographic printers and multi-function devices that may contain printer
components (IDT)

2. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
2.1 かすれ(fade) 印字したページ上に部分的な濃度均一性の低下が目立つ現象。
備考 この試験では,標準テストページ周辺にある文字列又は長方形部分において,用紙搬送方向の
先端から後端にかけて濃度低下が3 mm以上の幅で目立つことを“かすれ”と定義する。試験
するトナーカートリッジごとに100枚目の印字見本を保管し,これを濃度変化比較のための判
定基準見本として用いる。かすれの例については,附属書Aを参照。
2.2 カートリッジの振り方(shake procedure) 製造業者が,トナーカートリッジ使用説明書などにト
ナーカートリッジを振ることと,トナーカートリッジを振る方法とを記載している場合に限り,その方法
に従って実施される作業。
備考 カートリッジ振りを行った場合には,報告書にその旨を記載する。
2.3 トナー少量(toner low) トナー交換がすぐに必要になるようなトナーの量になっていることを検
出したときに,プリンタが発する信号。
備考 この信号は,トナーがなくなっていることを示しているわけではない。
2.4 トナーなし(toner out) プリンタのトナーが使い果たされ,使用者の介在なしには,正常な印字
を続行することができないときに発生する信号。
備考 この試験では,プリンタの印字動作を停止し,かつ,印字続行するためにトナー補給が必要な
場合にだけ,トナーなし信号という用語を用いる。
2.5 寿命(end of life) プリンタがトナーなし信号を発した時点。
備考1. この定義の一般的な意味は,プリンタがトナーなし信号を発する前にかすれが生じた場合に,
寿命近くでトナーカートリッジを振るという作業を2回まで許可し,その後の最初にかすれ
が生じた時点を指す。原則的には,トナーカートリッジを振るのは通常印字のかすれが生じ
た時点である。ただし,プリンタにトナー少量検知機能が装備されている場合,試験者の便
宜上,1回目,2回目,又はその両方ともかすれ発生時の代わりに,トナー少量発生時点で,
トナーカートリッジを振ることができる。製造業者が使用説明書などにトナーカートリッジ
を振る手順を明記していない場合は,トナーカートリッジは振らず,最初にかすれが生じた
時点が寿命となる。
2. プリンタにトナーなし検知機能が装備されている場合,プリンタがトナーなし信号を発した
時点が寿命となる。ただし,トナーなし信号が発せられるより先にかすれが生じ,かつ,ト

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X 6931 : 2005 (ISO/IEC 19752 : 2004)
ナーカートリッジの振り方が規定されていない場合には,かすれが生じた時点を寿命とする。
トナーなし検知機能が装備されているプリンタで,かつ,トナーカートリッジの振り方が規
定されている場合,トナーなし信号が発せられる前に,かすれが生じた時点で,前述したよ
うなカートリッジ振りを2回まで実施できる。カートリッジ振りを2回実施した後のトナー
なし信号発生前に,かすれが発生した場合は,かすれが発生した時点が寿命となる。試験中,
トナーなし信号がいかなる時点で発生しても,その時点がトナーカートリッジの寿命となる。
3. トナー補給系(トナーボトル交換式,ホッパへのトナー補給式など)に適用される場合の考
え方としては,トナーを補給する時点を擬似的に寿命(寿命判定ポイント)と定義する。ト
ナー少量検知機能又はトナーなし検知機能が装備されている場合,トナー少量信号及びトナ
ーなし信号発生時点を “擬似寿命”(寿命判定ポイント)とすることができる。いずれの場
合においても,どの時点を寿命判定ポイントとしたかを,試験報告書に記載しなければなら
ない。
4. 試験中にカートリッジ振りを行った場合,1回目及び2回目のいずれについても,カートリ
ッジ振りを行ったのは,トナー少量発生時か,それともかすれ発生時かを,試験報告書に記
載する。試験中に印字したページの中で,画像のかすれが認められるページについては,ト
ナーカートリッジの印字枚数からその枚数を差し引く。
5. この定義の適用に関しては,附属書Bに記載した流れ図及び幾つかの事例を参照。
2.6 個別印字可能枚数(individual page yield) 個々のトナーカートリッジの設置から寿命(2.5参照)
までの間に,実際に印字することができる “標準テストページ”の印字枚数。
備考 トナー補給系の場合の個別印字可能枚数は,2.5で規定した寿命判定ポイントから次の寿命判定
ポイントまでに印字できる“標準テストページ”の印字枚数となる。
2.7 印字可能枚数公表値(declared page yield) (5.参照)
参考 5.に定める計算式に基づき算出した90 %信頼水準の下限推定値以下の値。

3. 試験要素及び条件

3.1 前準備

 プリンタを水平な場所に置き,プリンタ使用説明書の設置手順書に従ってプリンタを設置
する。このとき,プリンタドライバは,製造業者から入手可能な最新のプリンタドライバを使用する。試
験報告書には,プリンタドライバのバージョンを記載する。トナーカートリッジは,カートリッジ取付手
順書に従って正しく取り付ける。プリンタ使用説明書及びカートリッジ取付手順書の記載内容に矛盾があ
る場合は,カートリッジ取付手順書の記載内容を優先させる。ただし,プリンタ及びプリンタドライバの
設定に関しては,プリンタ使用説明書の記載内容を優先させる。
試験で使用するトナーカートリッジが,トナー補給式又はトナーボトル式である場合は,試験を開始す
る前に,トナーカートリッジ1個分を2.5で定義している“再現できるポイント”(寿命判定ポイント)ま
で,各プリンタで印字する。この1個目のトナーカートリッジを使い切った時の印字枚数は,記録しない。
また,この印字はどのような環境下で行ってもよい。この1個目のトナーカートリッジは,プリンタのト
ナーレベルを試験開始可能状態にするために用いられるものである。
プリンタのすべての画像及び印字品位調整機能は,工場であらかじめ設定されたままにしておき,プリ
ンタドライバはインストール時の初期設定(デフォルト)にしておく。プリンタの設定とプリンタドライ
バの設定が異なる場合,プリンタドライバの初期設定(デフォルト)を用いる。使用者が選択することの
できるトナー節約モードは,試験を行うときはすべて無効(オフ)にしておかなければならない。

――――― [JIS X 6931 pdf 5] ―――――

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JIS X 6931:2005の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 19752:2004(IDT)

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