JIS X 7108:2004 地理情報-時間スキーマ | ページ 9

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X7108 : 2004(ISO 19108 : 2002)
名称 定義 要求度/条件 最大出 モデル要素又は 定義域
現回数 データ型
24 interval この参照系 M 1 CharacterString JIS Z 8202-1
の軸で時間 JIS Z 8203
の標準単位
とする間隔
25 transformCoord この時間座 M 1 CharacterString 自由記述
標系の座標
値をグレゴ
リオ暦及び
UTC時刻
に変換する
操作に関す
る記述
26 transformDateTime グレゴリオ M 1 CharacterString 自由記述
暦及び
UTC時刻
で指定した
日時をこの
時間座標系
の座標値に
変換する操
作に関する
記述
27 TMOrdinalReferen 順序時間参 C/ 下位型 1 Class 28-33行
ceSystem 照系に関す TMOrdina
る記述 lRefer-
enceSystem
の場合
28 役割名 : この順序時 M N 関連 TMOrdinalEr
component 間参照系の a
最上位レベ
ルを構成す
る順序年代
29 TMOrdinalEra M N Class 30-33行
順序年代に
関する記述
30 name この順序年 M 1 CharacterString 自由記述
代を識別す
る名称

――――― [JIS X 7108 pdf 41] ―――――

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X7108 : 2004(ISO 19108 : 2002)
名称 定義 要求度/条件 最大出 モデル要素又は 定義域
現回数 データ型
31 begin この順序年 O 1 DateTime JIS X 0301
代が始まる
時点
32 end この順序年 O 1 DateTime JIS X 0301
代が終わる
時点
33 役割名 : この順序年 M 1 関連 TMOrdinalEr
member 代をさらに a
分割する順
序年代
備考 UML操作に関連するメタデータ要素は,テキストによる操作の記述とする。

――――― [JIS X 7108 pdf 42] ―――――

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X7108 : 2004(ISO 19108 : 2002)
附属書 D(参考) 暦の記述
序文 この附属書(参考)は,代表的な暦の記述構造を示すものであり,規定の一部ではない。
D.1 暦の内部構造 暦は離散的な時間参照系であり,一日の分解能で時間位置を定義するための
基礎を規定する。グレゴリオ暦は,事実上の国際標準であり,これを地理情報とともに使用できる
よう組み込む必要がある。しかし,グレゴリオ暦とともに,いろいろな伝統的・歴史的な暦が存在
する。それらは地理情報のある種の応用には向いているであろう。例えば,考古学的な資料は,検
討対象となる文化において使われていた暦によって,より正確に年代を表現できる。本体5.3.1に
よると,グレゴリオ暦以外の暦を使用したすべてのデータ集合について,そのメタデータは,その
暦についての記述又は記述の引用を含まなければならない。この附属書では,暦を記述するときに
考慮しなければならない可能性がある事項を示す。
附属書D図1 典型的な暦の内部構造
暦は階層的な構造をもち(附属書D図1参照),規定した型の時間間隔を,それぞれのレベルで
使用する。典型的な例では,階層中の一つのレベルにおける時間間隔の一連のインスタンスは,1
回循環すると1段階上位の時間間隔となるような名称又は順序数がつけられる。ほとんどの暦は年
と日を標準的な時間間隔として含んでいるが,中間レベルには月以外の時間間隔が使われることも
ある。ある暦では階層の中にさらに別のレベルをもつことがあり,また,他のレベルと並存したレ
ベルをもつこともある。暦日はこの階層のそれぞれのレベルにおいて一つの間隔のインスタンスを
特定する。
例 グレゴリオ暦の日付は,ある年の,その年の中のある月の,そして,その月の中のある日で
識別する。

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X7108 : 2004(ISO 19108 : 2002)
暦は,複数の天体の周期を基準として各時間間隔を定めるが,その周期は,互いに整数倍とはな
らないため,複雑化する。暦の循環周期と天体の循環周期との同期を維持するために,より低いレ
ベルに“うるう”を挿入することによって間隔の長さを調整する。
備考 うるうを入れるということは,1日又は1か月などの追加的な間隔を暦に挿入するという
ことである。グレゴリオ暦の場合,うるう年の2月末日に1日を加える。
a) すべての暦の基本的な時間間隔は日であり,これは通常,地球が地軸を一回りする周期にほぼ
一致する。暦で使用されるその他の時間間隔は日の整数倍とする。多くの暦では,個々の日付
は,月の中の順序数によって示される。ある種の暦ではそれ以外の方法が使われる。
b) 暦年は,太陽の周りを回転する地球の循環周期にほぼ一致する。この周期の長さは1日の整数
倍ではないため,多くの暦では,暦年の長さの長期にわたる平均が地球の回転の周期と等しく
なるように,1暦年の長さが変動することを許す設計となっている。そして暦は,それに応じ
た精度の中で変動する。多くの暦では,補助的な月又は日が,周期的に挟み込まれる。多くの
古代の暦では,“うるう”の挿入は,政治的又は宗教的な権威がその必要性を認めた都度,不規
則的に行われていた。
c) 年は,通常は変動する長さをもつ月の列で構成される。“うるう”の規則があるときは,年の内
部構造は,1年の各月の名称及び長さが規則に従って記述されたテンプレートに基づいて,限
られたパターンの中の一つに従うこととなる。“うるう”の規則は,一つの時代において特定の
年の番号をテンプレートに関連付ける方法について規定している。1か月は,月の循環周期,
すなわち月の満ち欠けの循環周期又は地球の周りを回転する月の循環周期と,ほぼ一致する。
多くの古代の暦においては,1か月の長さは,計算によるよりも,天体観測によって決定され
ることが多かった。月の周期は日の整数倍ではないし,一年は月の周期の整数倍でもない。あ
る種の暦は,1か月の長さの平均値が月の周期の長さと等しくなるように暦の月の長さに制限
を付けることによって,暦の月と月との周期の間で同期を保たせている。この場合,暦年は,
特定の年の中に補助的な月を挿入することによって太陽の周りを回転する地球の周期と再調整
される。その他の暦(例えば,グレゴリオ暦)では,月の周期と同調するようには設計されて
おらず,暦年は単純に整数の数の月に分割される。
d) 多くの暦では,1か月の長さよりも短い数日の間隔を定義している。例えば,グレゴリオ暦及
びその他の西洋の暦では,7日からなる一週を標準的な間隔として定義している。週の中の日
は,文化的には重要な意味をもつ日となったりもするが,しかし,その日の時間位置について
何らかの情報が付加されるわけではない。ある祭りが特定の日というより特定の曜日に行わな
ければならないという要求などのために,“うるう”の規則が複雑になることがある。
e) すべての暦は一つ以上の暦年代に関連する。暦年代は,ある種の神話的又は歴史的な事象に一
致する参照日から相対的に数える,年の列である。暦は二つのグループに分けられる。ある種
の暦は,単一の参照事象から始まる相対的な年を数えるもので,一つ又は二つの暦年代をもつ。
グレゴリオ暦はその実例である。さまざまな理由によって,参照事象は一つの歴史的時代から
別のものへ変更することが可能である。例えば,ユリウス暦(D.3.1参照)は幾つかの異なっ
た参照事象とともに使われてきた。その他の暦は複数の参照事象を使用する。治世年代法(統
治者の即位時点から年を数えること)は広く用いられている。現在の日本の暦(D.3.2参照)
及び古代のバビロニアの暦(D.3.3参照)がこの方法の実例となる。
D.2 暦の記述 本体5.3.2では,暦のための比較的単純なインタフェースの集合を定義するスキー
マを規定している。そこでは暦年代の記述のための詳細な要件を規定している。ある暦日をユリウ

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X7108 : 2004(ISO 19108 : 2002)
ス日数に変換するためには, D.1に示す幾つかの要因に対して条件付けする情報が必要である。
現在も使用されているほとんどの暦を含め,多くの暦では,ユリウス日型に正確に変換するため
のアルゴリズムが規則化されてきた。そのような場合には,要求される情報はアルゴリズムとして
示すことができる。Dershowitz及びReingold(1997), Doggett(1992), Hatcher(1984, 1985)
及びRichards (1998)は,いろいろなアルゴリズムを提供している。
多くの暦は,ほぼ規則的であり,暦による日付をユリウス日におおむね変換できるアルゴリズムを
作成することができる。この場合,要求される情報は,このようなアルゴリズムとして示すことが
できる。このとき,アルゴリズムの正確度の推定値が情報の中に含まれなければならず,また,そ
の正確度を維持できる期間に関する説明も含まれなければならない。
非常に不規則な暦の場合は,アルゴリズムによって適切に記述することができない。幾つかの場
合は,各年のパターンを記述する対照表を示すことによって可能となることがある。それは,内挿
法によってほぼ正しいユリウス日に変換することができるような,参照日の集合をもつ典型的な年
の記述をすることによってのみ可能となる。Parise(1982)は膨大な暦変換表を提示している。
D.3 実例
D.3.1 ユリウス暦 ユリウス暦は規則的な暦の一例である。これは紀元前45年,ジュリアス・シ
ーザーが太陽年との同期を取り戻すために古代ローマ暦から改暦することを命じた時以来,日付を
刻んでいる。ユリウス暦の平年(common yaer)は365日の長さをもち,4年に一度,うるう年と
して知られている付加的な1日を含む年がある。シーザーの死後,ローマの仕官たちは,その規則
を誤解し,3年ごとにうるう年を設けた。紀元前9年に,皇帝アウグストスはこの結果累積した誤
差を,紀元後8年までうるう年を設けないという方法によって補正することを命じた。
ユリウス暦の体系は多くの暦年代に使われてきた。詳細については,Parise(1982)及びRichards
(1988)を参照。 ローマの共和制後期から帝国の時代を通じて,暦年は,ローマの都市建設が決
定されたとされる紀元前753年から数えられていた。西暦525年,Dionysius Exiguus は,イエス
キリストの誕生日とされる年から数えるよう提案した。しかし,このキリスト年代は11世紀に至
るまで西ヨーロッパで広く使われることはなく,更に,ギリシャ世界においては15世紀になるま
で受け入れられなかった。
附属書D表1 ユリウス年の各月
月の名称 平年における長さ うるう年における長さ
January(1月) 31 31
February(2月) 28 29
March(3月) 31 31
April(4月) 30 30
May(5月) 31 31
June(6月) 30 30
July(7月) 31 31
August(8月) 31 31
September(9月) 30 30
October(10月) 31 31
November(11月) 30 30

――――― [JIS X 7108 pdf 45] ―――――

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JIS X 7108:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 19108:2002(IDT)

JIS X 7108:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 7108:2004の関連規格と引用規格一覧