49
X 8341-3 : 2016 (ISO/IEC 40500 : 2012)
・ 調査票の提出
・ ウェブページ一式の中で重要な情報を提供するウェブページ
情報の例を次に示す。
・ 災害時などの緊急情報
・ 法定公告
・ ウェブページ一式に属する各種類のウェブページを代表するウェブページ
種類の例を次に示す。
・ スタイル,レイアウト,構造,ナビゲーション,ビジュアルデザイン,テンプレートなどの種
類
・ 利用者,デバイス,ブラウザ,コンテキスト,設定などに依存して変化する外観及び動作の種
類
・ ウェブサイト領域の種類(トップページ,部門,カテゴリ,オンラインショップなど)
・ コンテンツの種類(フォーム,テーブル,リスト,見出し,マルチメディア,スクリプトなど)
・ 利用している機能(日付入力,画像拡大表示,スライダーなど)の種類
・ 利用しているインタラクション(動的コンテンツ,エラーメッセージ,ダイアログボックス,
ポップアップウィンドウなど)の種類
・ 制作者,制作部門などの種類
・ ウェブコンテンツ技術(HTML,CSS,SVG,PDF,Flash,JavaScriptなど)を複数利用している
場合,そのそれぞれの技術を利用しているウェブページを代表するウェブページ
・ ライブラリ(Dojo,jQueryなど)を利用している場合,そのそれぞれのライブラリを利用してい
るウェブページを代表するウェブページ
・ 利用者のアクセスが多いウェブページ
d) ウェブページ一式を代表するウェブページとランダムに選択したウェブページとを併せて選択する
場合 c)によってウェブページ一式を代表するウェブページを試験対象ウェブページとして選択した
後,b)によってランダムに選択したウェブページを試験対象ウェブページに加える。
JB.2 試験の手順
試験は,次の手順で実施する。
a) 試験環境の確認 試験に先立って,使用しているウェブコンテンツ技術を確認する。
b) 試験対象の特定 JB.1によって試験の対象となるウェブページ及び方法を選択し,特定する。
c) 達成方法及び検証方法の特定 達成基準に基づいて,達成方法及びその検証方法を特定できる技術的
根拠を明確にする(例 使用している達成方法及びその検証方法一覧の作成)。
d) 試験結果の記録 対象とするウェブページを選択し,試験を実施し,その結果を記録する。
e) 達成基準チェックリストの作成 試験結果に基づき,達成基準チェックリストを作成する。表JB.1
に,達成基準チェックリストの例を示す。“適用”の欄には,その達成基準を適用すべきかどうかを記
載する。例えば,音声コンテンツが存在しない場合には,音声コンテンツに関する達成基準は適用さ
れないが,その達成基準は満たしているとみなすことができる。
“結果”の欄には,その達成基準を満たしているかどうかを記載する。
“注記”の欄には,その達成基準が適用されない理由などを記載することができる。
――――― [JIS X 8341-3 pdf 51] ―――――
50
X 8341-3 : 2016 (ISO/IEC 40500 : 2012)
表JB.1−達成基準チェックリストの例(一部)
達成基準 適合レベル 適用 結果 注記
1.1.1 非テキストコンテンツ A ○ ○
1.2.1 音声だけ及び映像だけ(収録済み) A − ○ 動画,音声コンテンツなし
1.2.2 キャプション(収録済み) A − ○ 動画,音声コンテンツなし
1.2.3 音声解説又はメディアに対する代 A − ○ 動画,音声コンテンツなし
替コンテンツ(収録済み)
1.2.4 キャプション(ライブ) AA − ○ 動画,音声コンテンツなし
:
(以下省略)
JB.3 試験結果の表示
JB.3.1 表示事項
試験結果を表示する場合は,次の内容を含むようにすることが望ましい。ただし,ウェブページ単位で
試験した場合は6)は適用されない。1)及び3)5)については,5.2.1を参照する。表JB.2に,試験結果表
示の例を示す。
1) 表明日
2) 規格の規格番号及び改正年
3) 満たしている適合レベル
4) 対象となるウェブページに関する簡潔な説明
5) 依存したウェブコンテンツ技術のリスト
6) 試験対象のウェブページを選択した方法(JB.1.2参照)及び選択したウェブページ数
7) 試験を行ったウェブページのURI
8) 達成基準チェックリスト
9) 試験実施期間
表JB.2−試験結果表示の例
JIS X 8341-3:2016附属書JBに基づく試験結果表示
1) 表明日 20XX年X月XX日
2) 規格の規格番号及び改正年 JIS X 8341-3:2016
3) 満たしている適合レベル AA
4) 対象となるウェブページに関する簡潔な説明
http://www.example.go.jp/subdir/ 以下の全てのウェブページ
5) 依存したウェブコンテンツ技術のリスト HTML
6) 試験対象のウェブページを選択した方法 ランダムサンプリングによってXXページ,
ウェブページ一式を代表するウェブページとしてXXページを選択
7) 試験を行ったウェブページのURI 別紙
8) 達成基準チェックリスト 別紙
9) 試験実施期間 20XX年X月XX日XX日
JB.3.2 追加の表示事項
試験結果を表示する場合は,次の内容を含めることがより望ましい。
a) 達成基準を満たすことを示すための技術的根拠(使用している達成方法及びその検証方法一覧など)
b) 試験に使用したチェックツールなどの名称及びバージョン
c) 使用しているが適合には依存していないウェブコンテンツ技術のリスト
――――― [JIS X 8341-3 pdf 52] ―――――
51
X 8341-3 : 2016 (ISO/IEC 40500 : 2012)
d) コンテンツを検証するのに用いたオペレーティングシステムの名称及びバージョン並びに支援技術を
含むユーザエージェントの名称及びバージョン
e) 表示する適合レベルより上のレベルで満たしている達成基準のリスト
f) アクセシビリティを向上するために達成基準以上に追加で施した措置に関する情報
JIS X 8341-3:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 40500:2012(IDT)