この規格ページの目次
JIS X 8341-3:2016 規格概要
この規格 X8341-3は、高齢者及び障害のある人を含む全ての利用者が,使用している端末,ウェブブラウザ,支援技術などに関係なく利用することができるように,ウェブコンテンツが確保すべきアクセシビリティの基準について規定。
JISX8341-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X8341-3
- 規格名称
- 高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス―第3部 : ウェブコンテンツ
- 規格名称英語訳
- Guidelines for older persons and persons with disabilities -- Information and communications equipment, software and services -- Part 3:Web content
- 制定年月日
- 2004年6月20日
- 最新改正日
- 2016年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC 40500:2012(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- マルチメディア 2016, 高齢者・障害者等 2018
- 改訂:履歴
- 2004-06-20 制定日, 2010-08-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2016-03-22 改正
- ページ
- JIS X 8341-3:2016 PDF [53]
X 8341-3 : 2016 (ISO/IEC 40500 : 2012)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 0A 適用範囲・・・・[1]
- 0B イントロダクション・・・・[2]
- 0B.1 WCAG 2.0 ガイダンスのレイヤー・・・・[2]
- 0B.2 WCAG 2.0 関連文書・・・・[3]
- 0B.3 WCAG 2.0 における重要な用語・・・・[4]
- 1 知覚可能の原則・・・・[4]
- 1.1 代替テキストのガイドライン・・・・[4]
- 1.2 時間依存メディアのガイドライン・・・・[5]
- 1.3 適応可能のガイドライン・・・・[7]
- 1.4 判別可能のガイドライン・・・・[7]
- 2 操作可能の原則・・・・[10]
- 2.1 キーボード操作可能のガイドライン・・・・[10]
- 2.2 十分な時間のガイドライン・・・・[11]
- 2.3 発作の防止のガイドライン・・・・[13]
- 2.4 ナビゲーション可能のガイドライン・・・・[13]
- 3 理解可能の原則・・・・[15]
- 3.1 読みやすさのガイドライン・・・・[15]
- 3.2 予測可能のガイドライン・・・・[16]
- 3.3 入力支援のガイドライン・・・・[17]
- 4 堅ろう(牢)(Robust)の原則・・・・[18]
- 4.1 互換性のガイドライン・・・・[18]
- 5 適合・・・・[19]
- 5.1 適合要件・・・・[19]
- 5.2 適合表明(任意)・・・・[21]
- 5.3 部分適合に関する記述-第三者によるコンテンツ・・・・[22]
- 5.4 部分適合に関する記述-言語・・・・[22]
- 附属書A(規定)用語集・・・・[23]
- 附属書B(参考)謝辞・・・・[41]
- 附属書C(参考)参考文献・・・・[43]
- 附属書JA(参考)ウェブアクセシビリティの確保・維持・向上のプロセスに関する推奨事項・・・・[44]
- 附属書JB(参考)試験方法・・・・[48]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 8341-3 pdf 1] ―――――
X 8341-3 : 2016 (ISO/IEC 40500 : 2012)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,情報通信アクセス
協議会ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標
準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業
大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS X 8341-3:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS X 8341の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS X 8341-1 第1部 : 共通指針
JIS X 8341-2 第2部 : パーソナルコンピュータ
JIS X 8341-3 第3部 : ウェブコンテンツ
JIS X 8341-4 第4部 : 電気通信機器
JIS X 8341-5 第5部 : 事務機器
JIS X 8341-6 第6部 : 対話ソフトウェア
JIS X 8341-7 第7部 : アクセシビリティ設定
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS X 8341-3 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 8341-3 : 2016
(ISO/IEC 40500 : 2012)
高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス−第3部 : ウェブコンテンツ
Guidelines for older persons and persons with disabilities-Information and communications equipment, software and services-Part 3: Web content
序文
この規格は,2012年に第1版として発行されたISO/IEC 40500を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
0A 適用範囲
この規格は,高齢者及び障害のある人を含む全ての利用者が,使用している端末,ウェブブラウザ,支
援技術などに関係なく利用することができるように,ウェブコンテンツが確保すべきアクセシビリティの
基準について規定する。
この規格が適用されるウェブコンテンツとは,支援技術を含むユーザエージェントによって利用者に提
供されるあらゆる情報及び感覚的な体験を指す。例えば,インターネット又はイントラネットを介して提
供されるウェブサイト,ウェブアプリケーション,ウェブシステムなどのコンテンツ,及びCD-ROMなど
の記録媒体を介して配布される電子文書が挙げられる。その他,この規格は支援技術を含むユーザエージ
ェントを用いて利用されるコンテンツ全般に適用される。
また,附属書JA及び附属書JBは対応国際規格にはない事項である。これは,この規格において,旧規
格(JIS X 8341-3:2010)にあった独自の要求事項を推奨事項とし,その内容を附属書(参考)として示す
ことにしたためである。
注記1 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 40500:2012,Information technology−W3C Web Content Accessibility Guidelines
(WCAG) 2.0(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
注記2 この規格の対応国際規格は,W3CのWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0の文書
をそのまま使用しており,最新の情報はW3Cが公開している原文(http://www.w3.org/TR/
WCAG20/)にて確認する。
――――― [JIS X 8341-3 pdf 3] ―――――
2
X 8341-3 : 2016 (ISO/IEC 40500 : 2012)
0B イントロダクション
この箇条は,参考情報である。
Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.0は,ウェブコンテンツを障害者にとってよりアクセシ
ブルにする方法を定義している。アクセシビリティは,視覚,聴覚,身体,発話,認知,言語,学習及び
神経の障害を含む,広範な障害に関係している。このガイドラインは,広範囲に及ぶ事項を網羅している
が,障害の全ての種類,程度,組合せからくるニーズを満たすことはできない。また,このガイドライン
は,加齢によって能力が変化している高齢者にとってもウェブコンテンツをより使いやすくするものであ
るとともに,しばしば利用者全般のユーザビリティを向上させる。
WCAG 2.0は,ウェブコンテンツのアクセシビリティに対して,様々な国又は地域の個人,組織及び政
府のニーズを満たすような共通の基準を提供することを目的として,W3C process(http://www.w3.org/WAI/
intro/w3c-process.php)に従って世界中の個人及び組織の協力のもと作成されている。WCAG 2.0はWCAG
1.0 [WCAG10]を踏まえ,現在及び将来の様々なウェブ技術に広く適用できるように設計されており,自動
テスト及び人間による評価の組合せによって検証できるようになっている。WCAGのイントロダクション
としては,Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) verview(http://www.w3.org/WAI/intro/wcag.php)を
参照。
ウェブアクセシビリティは,アクセシブルなコンテンツだけではなく,アクセシブルなウェブブラウザ,
その他のユーザエージェントにも依存している。そして,オーサリングツールもウェブアクセシビリティ
において重要な役割を担っている。ウェブ開発及びインタラクションを構成するこれらの要素が相互にど
のように関係しているかの概要については,次を参照。
・ Essential Components of Web Accessibility(http://www.w3.org/WAI/intro/wcag.php)
・ User Agent Accessibility Guidelines (UAAG) verview(http://www.w3.org/WAI/intro/uaag.php)
・ Authoring Tool Accessibility Guidelines (ATAG) verview(http://www.w3.org/WAI/intro/atag.php)
0B.1 WCAG 2.0 ガイダンスのレイヤー
WCAGを用いる個人及び組織は実に幅広く,ウェブデザイナー及び開発者,政策立案者,調達担当者,
教師,生徒などが含まれる。これらの人々の様々なニーズに応えるためにWCAG 2.0では,原則,一般的
なガイドライン,検証可能な達成基準,十分な達成方法,参考達成方法,及びよくある失敗例を示した豊
富な文書群を含む様々なレイヤーのガイダンスが,事例,参考リンク及びコードとともに提供されている。
・ 原則 最上位には,ウェブアクセシビリティの土台となる知覚可能,操作可能,理解可能,及び堅ろ
う(牢)(robust)の四つの原則がある。合わせて,Understanding the Four Principles of Accessibility
(http://www.w3.org/TR/UNDERSTANDING-WCAG20/intro.html#introduction-fourprincs-head)も参照。
・ ガイドライン 原則の下にあるのがガイドラインである。12のガイドラインは,様々な障害のある利
用者に対してコンテンツをよりアクセシブルにするためにコンテンツ制作者が取り組むべき基本的な
目標を提供している。これらのガイドラインは検証可能ではないが,コンテンツ制作者が達成基準を
理解し,より適した達成方法を用いることができるように,全体的な枠組み及び全般的な目的を提供
するものである。
・ 達成基準 各ガイドラインには,検証可能な達成基準が設けられており,デザイン仕様検討,調達,
基準策定,契約上の合意などに当たり,その要件及び適合試験が必要となる際にWCAG 2.0を用いる
ことが可能である。様々なユーザ層及び状況からくるニーズを満たすために,A(最低レベル),AA
及びAAA(最高レベル)の三つの適合レベルが定義されている。
WCAGのレベルに関する補足情報は,Understanding Levels of Conformance
――――― [JIS X 8341-3 pdf 4] ―――――
3
X 8341-3 : 2016 (ISO/IEC 40500 : 2012)
(http://www.w3.org/TR/UNDERSTANDING-WCAG20/intro.html#introduction-fourprincs-head)を参照。
・ 十分な達成方法及び参考達成方法 WCAG 2.0文書自体にあるガイドライン及び達成基準それぞれに
対して,ワーキンググループは達成方法についても広範囲にわたって文書化している。達成方法は参
考情報であり,達成基準を満たすのに十分な達成方法と参考達成方法との二つのカテゴリに分類され
る。参考達成方法は,個々の達成基準の要件を上回るもので,これらの達成方法を用いることで,コ
ンテンツ制作者はガイドラインに対してより良い対処をすることができる。参考達成方法の中には,
検証可能な達成基準によってカバーされていないアクセシビリティの問題に対処するものもある。よ
くある失敗例がある場合は,それも文書化されている。Sufficient and Advisory Techniques in
Understanding WCAG 2.0
(http://www.w3.org/TR/UNDERSTANDING-WCAG20/intro.html#introduction-layers-techs-head)も参照。
このガイダンスのレイヤー(原則,ガイドライン,達成基準,十分な達成方法及び参考達成方法)は全
て,コンテンツをよりアクセシブルにする方法に関するガイダンスを提供するために連携している。コン
テンツ制作者は可能な範囲で最も広い利用者のニーズに最大限対処できるように,参考達成方法を含めた
全てのレイヤーを確認して適用することが推奨される。
注意すべきなのは,最高レベル(AAA)で適合しているコンテンツでさえも,全ての種類,程度又は組
合せの障害者には,特に,認知,言語及び学習の面において,アクセシブルではないということである。
コンテンツ制作者は,参考達成方法を含む全ての達成方法を考慮するとともに,ウェブコンテンツが可能
な限りアクセシブルであることを確実にするためにも,こうした人々に対して,現状における最善の対応
策に関するアドバイスを追い求めることが推奨される。メタデータ(http://www.w3.org/TR/
UNDERSTANDING-WCAG20/appendixC.html#understanding-metadata)は,彼らのニーズに最適なコンテン
ツを探し出す際に,利用者を支援できる可能性がある。
0B.2 WCAG 2.0 関連文書
WCAG 2.0の文書は,安定した参照可能な技術標準を必要とする人々のニーズを満たすように作成され
ている。関連文書と呼ばれるその他の文書は,WCAG 2.0文書に基づいて,WCAGが新しい技術にどのよ
うに適用されるかを説明するために更新できるようにすることを含め,その他の重要な役割を果たすもの
である。関連文書には次に挙げるものがある。
a) ow to Meet WCAG 2.0(http://www.w3.org/WAI/WCAG20/quickref/) WCAG 2.0のカスタマイズ可能
なクイックリファレンス。コンテンツ制作者がウェブコンテンツを制作したり評価したりする際に用
いるガイドライン,達成基準及び達成方法の全てが含まれる。
b) nderstanding WCAG 2.0(http://www.w3.org/TR/UNDERSTANDING-WCAG20/) WCAG 2.0を理解し
て実践するための解説書。重要なトピックスと合わせて,WCAG 2.0の各ガイドライン及び達成基準
を“理解する”ための簡潔な文書がある。
c) echniques for WCAG 2.0(http://www.w3.org/TR/WCAG20-TECHS/) 達成方法集及びよくある失敗例
集。個々に別々の文書になっており,解説,事例,コード例及びテストが含まれる。
d) he WCAG 2.0 Documents(http://www.w3.org/WAI/intro/wcag20) 技術文書群がどのように関係してい
てリンクされているのかを示した図及び解説。
WCAG 2.0に関する教育資料を含む関連資料の説明は,Web Content Accessibility Guidelines (WCAG)
Overview(http://www.w3.org/WAI/intro/wcag.php)を参照。例えば,ウェブアクセシビリティのビジネスに
――――― [JIS X 8341-3 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS X 8341-3:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 40500:2012(IDT)