この規格ページの目次
JIS X 9302:2005 規格概要
この規格 X9302は、ペンベースシステムでテキスト編集のための基本ジェスチャ命令について規定。これらの命令をシステムに実行させるために必要な使用者操作について規定。
JISX9302 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X9302
- 規格名称
- 情報技術―ペンベースインタフェース―ペンベースシステムにおけるテキスト編集のための共通ジェスチャ
- 規格名称英語訳
- Information technology -- Pen-Based Interfaces -- Common gestures for Text Editing with Pen-Based Systems
- 制定年月日
- 2005年11月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC 14754:1999(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.240.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2005-11-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS X 9302:2005 PDF [14]
X 9302:2005(ISO/IEC 14754 : 1999)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人ビジネス機械・情報システム産業協
会(JBMIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 14754:1999, Information
technology - Pen-Based Interfaces - Common gestures for Text Editing with Pen-Based Systems を基礎として用
いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性格をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 9302 pdf 1] ―――――
X 9302:2005 (ISO/IEC 14754 : 1999)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 適合性・・・・[1]
- 3. 引用規格・・・・[1]
- 4. 定義・・・・[1]
- 5. 記号の説明・・・・[2]
- 6. 必す(須)ジェスチャ命令・・・・[2]
- 6.1 選択・・・・[2]
- 6.2 消去・・・・[3]
- 6.3 空白挿入・・・・[5]
- 6.4 改行・・・・[6]
- 7. 条件付き機能のための必す(須)ジェスチャ命令・・・・[7]
- 7.1 バッファを必要としないジェスチャ命令・・・・[7]
- 7.2 バッファを必要とするジェスチャ命令・・・・[8]
- 8. 必す(須)機能のための条件付き必す(須)ジェスチャ命令・・・・[10]
- 8.1 スクロール・・・・[10]
- 8.2 アンドゥ・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS X 9302 pdf 2] ―――――
1
X 9302:2005(ISO/IEC 14754 : 1999)
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 9302 : 0000
(ISO/IEC 14754 : 1999)
情報技術−ペンベースインタフェース−ペンベースシステムにおけるテキスト編集のための共通ジェスチャ
Information technology-Pen-Based Interfaces-Common gestures for Text Editing with Pen-Based Systems
序文
この規格は,1999年に第1版として発行されたISO/IEC 14754,Information technology - Pen-BasedInterfaces - Common gestures for Text Editing with Pen-Based Systemsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
近年,多数のペン入力モードをもつシステムが商品化されている。これらのシステムは命令としてジェ
スチャを認識するが,これらのジェスチャはシステムによって異なる。特に,これまでテキストのレイア
ウト又は内容を変更するため使われたジェスチャは,システムによって差異が大きい。
この規格の目的はは,基本的なジェスチャの組を標準化し,それによって使用者が,その国又は製造業
者にかかわらずシステムを操作できるようにするものである。これらのジェスチャの利点は,位置表示と
その位置の対象物に実行される操作の表示とが同時に実行されることである。このような機能を表示する
ために選ばれるジェスチャは,最も一般的に使われる。これらがこの規格に含まれるジェスチャである。
この規格は7箇条の構成で,二つのタイプの要求機能及び幾つかの任意選択機能のための命令を含む。
1. 適用範囲
この規格は,ペンベースシステムでテキスト編集のための基本ジェスチャ命令について規
定するとともに,これらの命令をシステムに実行させるために必要な使用者操作について規定する。また,
ジェスチャ命令が正しく認識されたときの使用者へのフィードバックについて規定する。ただし,この規
格は,文字入力のために必要な使用者操作については規定しない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/IEC 14754:1999,Information technology−Pen-Based Interfaces−Common gestures for Text
Editing with Pen-Based Systems (IDT)
2. 適合性
この規格の5.,6.及び7.箇条に適合するシステム(適合システム)は,この規格に適合する。
3. 引用規格
この規格の引用規格はない。
4. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
――――― [JIS X 9302 pdf 3] ―――――
2
X 9302:2005(ISO/IEC 14754 : 1999)
4.1 作用点(action point) ジェスチャ命令を実行する文字列上の点。
4.2 ディジタイザ(digitizer) ペンによって触れられた位置を検出できる装置。
4.3 終点(end point) ペンによって描かれたストロークの最終点。
4.4 ジェスチャ(gesture) 使用者がディジタイザ上でペンを用いて行う一つ又は一連の動作とストロ
ークでジェスチャ命令を起動するもの。
4.5 ジェスチャ命令(gesture command) 使用者のジェスチャ入力によって起きるシステムへの命令。
例えば,選択,移動,又は消去。
4.6 ペン上げ(lift-off) 使用者が,動作中のディジタイザ表面からペン先を離してもち上げる動作。
4.7 一時停止(pause) 使用者がペン下げ後,一定時間ペンを静止して保持する動作。
4.8 ペンベースシステム(pen-based system) ペン及び使用者によって触れられた位置を検出できるデ
ィジタイザを含み,ペンを用いて使用者がデータ又は命令を入力できるシステム。
4.9 線分(segment) ペンが方向を変えずにまっすぐな動きで描くストロークの部分。
4.10 選択テキスト(selected text) 使用者が選択する連続的な文字列。
4.11 始点(start point) ペンによって描かれるストロークの最初の点。
4.12 ストローク(stroke) ペン下げで始まり,ペン上げで終わるディジタイザ表面での連続的なペンの
動き。
4.13 たたく(tap) 短時間,一般には1秒以下で,ペンをディジタイザに触れ,そしてほぼ同じ位置で
ペン上げする動作。
4.14 テキスト領域(text area) テキストが表示され,使用者がジェスチャを入力できる領域。
4.15 ペン下げ(touchdown) 使用者がペンで,動作中のディジタイザ表面に触れる動作。
4.16 可視軌跡(visible trail) ストロークが終わるまで一時的にディジタイザによって表示されるペンの
軌跡。
5. 記号の説明
この規格では,5.,6.及び7.箇条での図解に次の記法を使用する。
: 始点
: ペン下げ後、一時停止
: たたくの後、ペン下げ
: スクリーン上で可視軌跡をもつストローク
: スクリーン上で可視軌跡をもたないストローク
: ストロークの方向
: 選択領域
6. 必す(須)ジェスチャ命令
この規格に適合するシステムは,この箇条に記載する機能及びそれに対
応するジェスチャ命令とを実装しなければならない。
6.1 選択
――――― [JIS X 9302 pdf 4] ―――――
3
X XXXX : 0000 (ISO/IEC 14754 : 1999)
6.1.1 機能 選択機能は,移動又は複写などの,引き続く編集命令のために領域を確定する。始点から終
点までの(空白を含む)連続する文字列が選択領域となる。
6.1.2 ジェスチャ 選択ジェスチャは,図1に示す連続する一連の次の要素で構成される。
a) ペン下げ
b) 一時停止
c) システムからのフィードバック
d) 各方向への連続するストローク
e) ペン上げ
選択ジェスチャを開始するためには,使用者は,スクリーンに触れ,システムからのフィードバックが
あるまで一時停止し,それから任意の方向へストロークを続ける。ストロークは,直線でなくてもよい。
図 1 選択機能のためのジェスチャ
6.1.3 フィードバック システムは,“選択”命令に入ったことを認識したとき,見えるフィードバック
を使用者に示さなければならない。技術的に可能な限り,使用者がストロークを継続しているとき,選択
が続いていることを示すために見えるフィードバックを示す。可能な場合,“一時停止”点で,この命令に
対するフィードバックとして音を出すのがよい。
例
スウェーデンの王立科学アカデミーは9日,2002年のノーベル化学賞を田中耕一氏
(43),米バージニア・コモンウエルズ大教授のジョン・フェン博士(85),米スクリ
プス研究所客員教授のクルト・ビュートリッヒ博士(64)の3氏に贈ると発表した。
スウェーデンの王立科学アカデミーは9日,2002年のノーベル化学賞を田中耕一氏
(43),米バージニア・コモンウエルズ大教授のジョン・フェン博士(85),米スクリ
プス研究所客員教授のクルト・ビュートリッヒ博士(64)の3氏に贈ると発表した。
6.2 消去
6.2.1 機能 消去機能は,テキストの一部分を消去する。
6.2.2 ジェスチャ 消去ジェスチャは,図2a及び図2bに示す次の連続する一連の要素の少なくとも一つ
で構成する。
――――― [JIS X 9302 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS X 9302:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 14754:1999(IDT)
JIS X 9302:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.20 : 事務作業におけるITの応用