JIS X 9304-2:2020 情報技術―メニューナビゲーションに関するユーザインタフェース指針―第2部:4方向デバイスによるナビゲーション

JIS X 9304-2:2020 規格概要

この規格 X9304-2は、4方向デバイスを用いたメニューナビゲーションの方法の設計に関する指針を規定。

JISX9304-2 規格全文情報

規格番号
JIS X9304-2 
規格名称
情報技術―メニューナビゲーションに関するユーザインタフェース指針―第2部 : 4方向デバイスによるナビゲーション
規格名称英語訳
Information technology -- User interface guidelines on menu navigation -- Part 2:Navigation with 4-direction devices
制定年月日
2020年2月20日
最新改正日
2020年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC 17549-2:2015(MOD)
国際規格分類

ICS

35.240.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2020-02-20 制定
ページ
JIS X 9304-2:2020 PDF [17]
                                                                                 X 9304-2 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 適合性・・・・[2]
  •  4 用語及び定義・・・・[2]
  •  5 考慮すべき基本事項・・・・[3]
  •  5.1 人間工学的側面・・・・[3]
  •  5.2 提示の設計(表示画面,聴覚提示装置及び触覚提示装置)・・・・[4]
  •  6 ラダーメニューの推奨する構造及び操作・・・・[5]
  •  6.1 ラダーメニューの構造・・・・[5]
  •  6.2 階層ラダーメニューの推奨する操作型・・・・[5]
  •  7 タイルメニューの推奨する構造及び操作・・・・[7]
  •  7.1 タイルメニューの構造・・・・[7]
  •  7.2 メニュー項目を選択するためのナビゲーション・・・・[8]
  •  7.3 階層タイルメニューの推奨する操作型・・・・[9]
  •  附属書A(参考)操作型の長所及び短所・・・・[11]
  •  附属書B(規定)操作型に関する推奨事項・・・・[13]
  •  参考文献・・・・[14]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 9304-2 pdf 1] ―――――

X 9304-2 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人ビジネス機械・情報システム産
業協会(JBMIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制
定すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格であ
る。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS X 9304の規格群には,次に示す部構成がある。
JIS X 9304-1 第1部 : 枠組み(予定)
JIS X 9304-2 第2部 : 4方向デバイスによるナビゲーション
JIS X 9304-3 第3部 : 1方向デバイスによるナビゲーション(予定)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 9304-2 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
X 9304-2 : 2020

情報技術−メニューナビゲーションに関するユーザインタフェース指針−第2部 : 4方向デバイスによるナビゲーション

Information technology-User interface guidelines on menu navigation- Part 2: Navigation with 4-direction devices

序文

  この規格は,2015年に第1版として発行されたISO/IEC 17549-2を基に,技術的内容を変更することな
く作成した日本産業規格であるが,対応国際規格の附属書Bを削除した。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
表示領域を4方向デバイスに関連付けた最近の情報機器には,高度で複雑な機能をもつものがある。
このような情報機器は,省略時の設定を変更して操作する又は個々のユーザの目的に応じてカスタマイ
ズする必要がある。このような場面では,4方向デバイスを使用して,通常は構造化されている表示領域
のメニューのナビゲーションを行う。
この規格は,メニュー構造の設計及び使用のための指針に加えて,4方向デバイスを使用したナビゲー
ションの推奨型を提供することを意図している。
この規格の図には,ISO/IEC TS 20071-11で規定する代替テキストを含めている。これらの代替テキス
トは単なる参考情報である。

1 適用範囲

  この規格は,4方向デバイスを用いたメニューナビゲーション1)の方法の設計に関する指針を規定する。
4方向キーは4方向デバイスの一例である。この指針は,4方向デバイスと関連する表示領域をもつ任意の
情報機器に適用可能である。この規格は,表示画面の設定,文字集合及び使用言語に関するパラメータの
推奨事項を規定する。この規格は,メニューナビゲーションの安全性に関連する用途には適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 17549-2:2015,Information technology−User interface guidelines on menu navigation−Part
2: Navigation with 4-direction devices(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
注1) メニューナビゲーションとは,閲覧及び選択によってメニュー項目間を移動することである。

――――― [JIS X 9304-2 pdf 3] ―――――

2
X 9304-2 : 2020

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8907 空間的方向性及び運動方向−人間工学的要求事項
注記 対応国際規格 : ISO 1503,Spatial orientation and direction of movement−Ergonomic requirements
ISO/IEC Guide 37,Instructions for use of products by consumers
IEC/IEEE 82079-1,Preparation of information for use (instructions for use) f products−Part 1: Principles
and general requirements

3 適合性

  ナビゲーションの方法は,それがこの規格の箇条5及び7.1の要求事項を全て満たしているとき,この
規格に適合している。

4 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
4.1
4方向デバイス(4-direction device)
対応する機能に応じて,上,下,左及び右の方向のうち任意の時点で一つの方向だけを起動するための,
普通はキーである物理的な一組の制御機構。
4.2
ラダーメニュー(ladder menu)
一つの項目を選択するための,1次元で縦方向に表示した項目の一覧。
4.3
メニューバー(menu bar)
メニュー階層の最上位であって常時表示されている1列に並べたメニュー項目の集合。
注記 メニューバーは,見出しラベルの機能を提供するものであり,“循環メニュー”とは異なる。
4.4
フォーカス(focus)(4方向デバイスにおける)
ユーザが入力デバイスによって行った動作結果の強調提示。
注記 フォーカスを移動するキーの個数が一つの場合,キー押下によるフォーカス移動は“次へ”で
ある。キーの個数が二つの場合,キー押下によるフォーカス移動は“前へ”及び“次へ”であ
る。キー押下によって次の項目を視覚的,触覚的,聴覚的の一つ以上で強調提示し,起動でき
る動作を示す。
4.5
起動(activating)
フォーカス又は指示した項目の動作を開始するために,確認キーによってユーザが行う動作。
4.6
ナビゲーション履歴のフィードバック(navigation history feedback)
ユーザが既に訪問した経路を知ることができるように,ユーザのナビゲーション後に提示する視覚的,
触覚的,聴覚的な一つ以上の出力。

――――― [JIS X 9304-2 pdf 4] ―――――

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X 9304-2 : 2020
注記 例えば,ユーザが既に訪問した項目で,そこを閲覧していれば,異なる色で強調表示する。
4.7
分離バー(separator bar)
分類した項目群又は一覧の開始若しくは終了を容易に認識するために提示した,視覚的,触覚的,聴覚
的な一つ以上の出力。
4.8
サブメニュー標識(sub-menu indicator)
項目に副次項目一覧があって,かつ,ユーザがそのナビゲーション項目を扱っているかどうかを明示し,
ナビゲーションできるようにするために提示する視覚的,触覚的,聴覚的な一つ以上の出力。
4.9
タイルメニュー(tile menu)
一つの項目を選択するために複数の行及び列で表示した選択肢の集合。

5 考慮すべき基本事項

5.1 人間工学的側面

  4方向デバイスを用いたナビゲーションによるユーザインタフェースの設計を行う場合,次の基本的な
人間工学的側面を考慮する。
a) ユーザがメニュー階層の最上位レベルでメニューの言語を変更できることが望ましい。
b) 操作は,JIS Z 8907の要求事項を満たすことを含めて,設計及び操作方法の両方において一貫してい
なければならない。
c) メニュー項目は適用可能な限りプレーンテキスト又は分かりやすいアイコンで表現し,ISO/IEC
Guide 37及びIEC/IEEE 82079-1の関連する規定に適合していることが望ましい。
d) 操作は双方向であるとともに,ユーザが前の操作手順に戻ることができなければならない。
e) ユーザが一覧の最後及び最初に到達したときは,明確なフィードバックがあることが望ましく,かつ,
最後と最初とのフィードバックは異なることが望ましい。
f) 項目の個数が多く,かつ,深い階層のメニュー一覧では,ナビゲーション履歴のフィードバックを提
供しなければならない。
g) 重要で最も頻繁に使用するメニュー項目は,単純で理解しやすいものとし,かつ,一覧の先頭に配置
することが望ましい。
h) ラダーメニューで,ユーザが論理的に最初に選択する項目は短いことが望ましく,かつ,そのメニュ
ー項目は一覧の最初の項目として配置しなければならない。
i) ラダーメニューの項目に多数の選択肢が必要な場合には,最も頻繁に選択する選択肢を省略時の選択
とすることが望ましい。
j) 機能性に依存した項目の分類をユーザに(分離バー,音などで)示すことが望ましい。サブメニュー
には,上位メニューに関連した意味の表題を表示し,かつ,選択した全ての階層を可能な限りユーザ
に示すことが望ましい。
k) ユーザインタフェースは,ナビゲーション機能(変更なしの項目の閲覧)及びアクション機能(例え
ば,追加,削除,呼出し,起動などのシステムの変更)を明確に区別することが望ましい。そのため,
ナビゲーションのための項目と,アクションのための項目とは異なる表示とすることが望ましい。
l) 可能ならば,メニューの階層は深くするよりも幅を広くするように構成しなければならない。2段階

――――― [JIS X 9304-2 pdf 5] ―――――

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JIS X 9304-2:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 17549-2:2015(MOD)

JIS X 9304-2:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 9304-2:2020の関連規格と引用規格一覧