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JIS Z 1618:2017 規格概要
この規格 Z1618は、国際流通を目的として,複合一貫輸送に用いられる箱形の一般貨物用国際コンテナについて規定。
JISZ1618 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z1618
- 規格名称
- 国際一般貨物コンテナ
- 規格名称英語訳
- General cargo containers for international trade
- 制定年月日
- 1972年3月21日
- 最新改正日
- 2017年12月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 55.180.10
- 主務大臣
- 経済産業,国土交通
- JISハンドブック
- 物流 2019
- 改訂:履歴
- 1972-03-21 制定日, 1975-03-01 改正日, 1978-05-01 確認日, 1983-03-01 確認日, 1988-11-15 確認日, 1994-06-15 改正日, 2000-08-25 確認日, 2006-02-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-26 確認日, 2017-12-25 改正
- ページ
- JIS Z 1618:2017 PDF [13]
Z 1618 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 コンテナの種類並びに寸法及び最大総質量・・・・[1]
- 4.1 コンテナの種類並びに外のり寸法及び最大総質量・・・・[1]
- 4.2 コンテナの最小内のり寸法・・・・[1]
- 5 構造・・・・[2]
- 6 試験・・・・[7]
- 6.1 強度試験・・・・[7]
- 6.2 風雨密試験・・・・[10]
- 7 検査・・・・[11]
- 8 表示方法及び識別コード・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 1618 pdf 1] ―――――
Z 1618 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣及び国土交通大
臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 1618:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 1618 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 1618 : 2017
国際一般貨物コンテナ
General cargo containers for international trade
序文
この規格は,1972年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1994年に
行われたが,道路輸送関係法規に対応するため及び関連国際規格の改正に対応するために改正した。また,
改正に当たっては,次の関連国際規格を参考にした。
− ISO 1496-1:2013,Series 1 freight containers−Specification and testing−Part 1: General cargo containers for
general purposes
− ISO 668:2013,Series 1 freight containers−Classification, dimensions and ratings
1 適用範囲
この規格は,国際流通を目的として,複合一貫輸送に用いられる箱形の一般貨物用国際コンテナ(以下,
コンテナという。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 0111 物流用語
JIS Z 1613 貨物コンテナ−用語
JIS Z 1614 国際貨物コンテナ−外のり寸法及び最大総質量
JIS Z 1615 国際貨物コンテナ−コード,識別及び表示方法
JIS Z 1616 国際貨物コンテナ−すみ金具
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0111及びJIS Z 1613による。
4 コンテナの種類並びに寸法及び最大総質量
4.1 コンテナの種類並びに外のり寸法及び最大総質量
コンテナの種類並びに外のり寸法及び最大総質量は,JIS Z 1614による。
4.2 コンテナの最小内のり寸法
コンテナの最小内のり寸法は,表1による。
――――― [JIS Z 1618 pdf 3] ―――――
2
Z 1618 : 2017
表1−コンテナの最小内のり寸法
種類 最小内のり寸法a) m 最小内容積b)
高さh 幅w 長さl m3
1AAA 2 655 2 330 11 998 74.2
1AA 2 350 65.7
1CC 2 350 5 867 32.1
1C 2 197 30.0
注a) 内のり寸法のとり方は,次による。
− 内のりの高さは,屋根はり下面から床上面までの寸法。
− 内のり幅は,側板内面間又は側柱内面間の小さい寸法。
− 内のり長さは,扉内面から端壁板内面,又は端部柱内面
までのいずれか小さい寸法。
− ただし,いずれも内張りがある場合は,内張り内面まで
の寸法とする。
b) 最小内容積は,最小内のり寸法から求めた参考値であ
る。
5 構造
構造は,次による。
a) コンテナの上部及び下部すみには,JIS Z 1616によるすみ金具を付けなければならない。上部すみ金
具の上面は,屋根の最上面から,少なくとも6 mm出ていなければならない。
b) コンテナには,その外のり寸法を超えて外側に突き出すものを付けてはならない。また,その内のり
寸法から内側に,貨物の積付けを妨げるような突起物を不必要に付けてはならない。
5.10.5 mmに
+
c) コンテナは空の状態のとき,下はり及び床はりの最下面が下部すみ金具下面から上方12.5 −
位置しなければならない。
d) コンテナには,少なくとも一方の端壁に,封印のできる締付装置を備えた扉を付けなければならない。
e) 扉開口部寸法は,できるだけ大きくし,コンテナの内のり寸法に近づけることが望ましい。その最小
寸法は,表2による。
表2−扉開口部最小寸法
単位 mm
種類 扉開口部最小寸法
高さ 幅
1AAA 2 566 2 286
1AA 2 261
1CC 2 261
1C 2 134
f) コンテナには,扉を開放したときに,扉を保持する留め金を付けなければならない。
g) コンテナは,6.2によって試験したとき,風雨密構造でなければならない。
h) 1CCコンテナ及び1Cコンテナには,フォークポケットを付けてもよい。その寸法は図1による。
i) 1AAAコンテナ及び1AAコンテナには,表3に示す寸法のトンネルリセスを設けなければならない。
――――― [JIS Z 1618 pdf 4] ―――――
3
Z 1618 : 2017
単位 mm
図1−フォークポケットの寸法
――――― [JIS Z 1618 pdf 5] ―――――
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JIS Z 1618:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 1618:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ0111:2006
- 物流用語
- JISZ1613:2017
- 貨物コンテナ―用語
- JISZ1614:2017
- 国際貨物コンテナ―外のり寸法及び最大総質量
- JISZ1615:2017
- 国際貨物コンテナ―コード,識別及び表示方法
- JISZ1616:1995
- 国際貨物コンテナ―すみ金具